「ガタカ」監督新作にカール・アーバン、トーマシン・マッケンジーら

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「ガタカ」で知られるアンドリュー・ニコル監督の新作「I, Object（原題）」に、カール・アーバン、トーマシン・マッケンジーら豪華キャストが揃ったと米ハリウッド・レポーターが報じている。

「I, Object（原題）」は、父親を亡くし悲しみに暮れる10歳の少年トムが、周囲の人々と関わることができず、身の回りの日用品に救いを求める姿を描く。空き缶の蓋、スーツケースなど、数え切れないほどの日用品がトムに語りかけてくるという設定で、ファンタジーと現実が交錯するスタイルになるという。

映画には、メラニー・リンスキー（「イエロージャケッツ」「ドント・ルック・アップ」）、カール・アーバン（「ザ・ボーイズ」「スター・トレック」）トーマシン・マッケンジー（「ジョジョ・ラビット」「ラストナイト・イン・ソーホー」）、ジェイマン・クレメント（「シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア」）と、ニコル監督と同郷のニュージーランド俳優が結集。カナダとニュージーランドの合作となる。今秋クランクイン予定で、現在カンヌ国際映画祭のマーケットでセールスが行われている。