「陰陽師0」 山﨑賢人の美しすぎる“舞”アクション　舞台裏を収めた特別映像が公開

(C)2024映画「陰陽師0」製作委員会

山﨑賢人が主演する「陰陽師0」の特別映像が披露された。美しいアクションシーンの舞台裏を収めている。

原作小説「陰陽師」は、平安時代に実在した“最強の呪術師”安倍晴明の活躍を描いたベストセラーシリーズ。映画は夢枕氏の全面協力のもと、「K-20 怪人二十面相・伝」「アンフェア」シリーズの佐藤嗣麻子が監督と脚本を担当。呪術監修には、「呪術廻戦」に登場する数々のキャラクターや呪術を、実在した呪術の歴史から独自考察した「呪術の日本史」監修の加門七海を迎えた。

【あらすじ】
　呪いや祟りから都を守る陰陽師の学校である省庁「陰陽寮」が政治の中心だった平安時代。呪術の天才と呼ばれる若き安倍晴明（山﨑）は、陰陽師を目指す学生とは真逆で、陰陽師になる意欲や興味が全くない人嫌いの変わり者。ある日、晴明は貴族の源博雅（染谷将太）から皇族の徽子（よしこ）女王（奈緒）を襲う怪奇現象の解決を頼まれる。2人は衝突しながらも共に真相を追うが、ある学生の変死をきっかけに、平安京をも巻き込む凶悪な陰謀と呪いが動き出す。

公開された「特別映像episode 0 ～舞アクション編～」には、アクション監督の園村健介が、フィギュアスケーターの羽生結弦選手にインスピレーションを受けたという、重力を感じさせない舞うようなアクションに挑戦した山﨑の姿などが収められている。

“キツネの子”と言われる晴明の人間離れした動きを再現するため、スタッフからのアドバイスを受けながら細かく動きを確認し挑んだ本番では、見事な足捌きを披露。これまで幾多の作品でアクションをこなしてきたが、全く新しいアクションへのアプローチに、「舞うような、いなしていくっていうアクションを表現できたのは、すごく面白かったなと思います」と振り返っている。

また、宙を舞う大掛かりなワイヤーアクションも捉えており、撮影前から佐藤監督とリハーサルを繰り返すなど、若き晴明に体当たりで挑んだ山﨑の努力が垣間見られる瞬間だ。映像の最後には、山﨑が「（現代は）全部目に見える物で判断出来てしまえる世界になってきていて、（目に見えない）本当の部分を信じてるから、陰陽師だったり安倍晴明に闇を祓ってもらいたいと思えるんでしょうね」と、今の時代だからこそ闇を祓う晴明の存在が必要だと語っている。

「陰陽師0」は4月19日全国公開。