アスミック・エースE、豊島社長に今後の戦略を聞いた
[文化通信.com] 今年6月1日付で、役員から若手社員に至るまで全体の3割近い人員の異動や職務変更となる大規模な人事を行い、新組織体制を打ち出したアスミック・エースエンタテインメント。あれから3カ月以上が経ち、新組織は機能し始めているのだろうか。大胆な“変革”という舵を切った同社の豊島雅郎社長に、改めて新組織・大規模人事の狙いと、現在の機能状況、さらに洋画配給、邦画・映像コンテンツ製作の今後の展開などについて聞いた――。
――新組織・大規模人事の発表から3カ月以上が過ぎましたが、改めてその狙いと、新組織の機能状況はいかがですか。
豊島 特に、映画事業グループというのを新設し、宣伝と営業と新たにインシアター・マーケティングなどの役目を設けました。今までインシアターの部分が、宣伝と営業で分かれていたんですね。タイトル・バイ・タイトルで、お互いに牽制し合っていたようなところがあったんですが、それを映画事業グループという一つ屋根の下で、映画の、特に配給に関わることは全てやろうと。実は最初の草案としては、映画に関わること、二次利用まで含めてそこがやるようにしたかったんですけど、さすがにそこまでいきなりはいけなかったんです。磯野(常務執行役員)、長澤(グループ長)のツートップなんですが、その2人にいきなりDVD・TVのことまで見てくれというのは、人が追い付かない部分もあったので。
でも、少なくとも映画の劇場配給については、一つの部でやってくれと。宣伝のトップだった竹内(伸治・常務執行役員)は、宣伝のプロとして長いことやってきたので、ちょっと忸怩たる思いもあったと思うんですけど、もっと俯瞰してプロジェクト全体をマネジメントしてもらう役目を、新たにタイトル・ディレクション・オフィスという組織を新設して、大橋(室長)と一緒に走ってもらうことにしました。3カ月以上が経ち、映画事業グループはやっと一つにした効果が出てきたというところです。
※インタビュー全文は月刊誌「文化通信ジャーナル10月号」掲載。


