マトリックス・レボリューションズ : 新作映画評論

掲載作品数22835

新作映画評論

マトリックス・レボリューションズ マトリックス・レボリューションズ 11月5日より丸の内ルーブルほか全国松竹・東急系にてロードショー

マトリックス・レボリューションズ

11月5日より、丸の内ルーブルほか全国松竹・東急系にてロードショー

ウォシャウスキー兄弟のつけた“落とし前”は?

画像(C)2003 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
(C)2003 Village Roadshow Films (BVI) Ltd.

さまざまな謎をちりばめたまま終わった「リローデッド」を見て、多くの人がこう思ったはずだ。「レボリューションズ」で決着つけられるの?

結果から言うと、その不安(疑問)には応えてない部分もあるが、大方は大丈夫。最後を迎えてウォシャウスキー兄弟がテーマにしたかったこと、それだけはしっかり見えてきたのだ。

そのテーマとは三位一体。つまり彼らはここで、人類=善、マシン=悪、プログラム=善と悪というありがちな構図ではなく、もちろん彼らがバトルして人類が勝利を得るという、いかにもハリウッド的な結末でもなく、愛がすべてを救うという安直なものでもない。その三者が一体になることが重要であると解いているのだ。そして、そのためにはネオのような<選択>をする救世主が必要であり、彼を愛で支えるトリニティや、彼を育てるモーフィアスのような存在もまた不可欠だと言っているのである。

なぜネオが現実世界でもパワーを得たのか? なぜネオは6番目だったのか?等の疑問はまだ残る。だが、そういうことは枝葉末節。あるいは、我々の考えすぎなのかもしれない。ここはキチンと落とし前をつけ、人類に対する警告と皮肉、そして希望を持たせた結末に満足するとしよう。

(渡辺麻紀)

ブックマーク: この記事をYahoo!ブックマークに登録する この記事をはてなブックマークに追加する この記事をlivedoorクリップに登録する この記事をBuzzurlにブックマークする この記事をnewsingにピックアップする

ABOUT THE MOVIE

  • マトリックス・レボリューションズ 画像 [拡大画像]
  • マトリックス・レボリューションズ
  • 前作「リローデッド」の直後から続く待望の3部作完結編。ソースに達して精神と身体が分離した状態になったネオを救うため、トリニティらがメロビンジアン一派と対決。一方、ザイオンを襲うセンチネルの総攻撃を、住民たちは装甲スーツAPUを装着して迎え撃つ。ベインに化けたスミスは何を画策しているのか? はたしてネオは人類を救うことが出来るのか? だとしたら、それはいったいどんな状態で実現されるのか?
  • 原題:
    The Matrix Revolutions
    監督・脚本:
    ラリー・ウォシャウスキー、アンディ・ウォシャウスキー
    製作:
    ジョエル・シルバー
    撮影:
    ビル・ポープ
    音楽:
    ドン・デイビス
    美術:
    オーウェン・パターソン
    特撮:
    ジョン・ゲイター
    出演:
    キアヌ・リーブス、キャリー=アン・モス、ローレンス・フィッシュバーン、ヒューゴ・ウィービング、ジェイダ・ピンケット=スミス、ランベール・ウィルソン、モニカ・ベルッチ、ノーナ・ゲイ、コリン・チョウ、ナサニエル・リーズ、メアリー・アリス、ヘルムート・バカイティス
    製作国:
    2003年アメリカ映画
    上映時間:
    2時間9分
    配給:
    ワーナー・ブラザース映画
  • 11月5日より丸の内ルーブルほか全国松竹・東急系にてロードショー
  • オフィシャルサイト

(C)2003 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
(C)2003 Village Roadshow Films (BVI) Ltd.

マトリックス・レボリューションズ

  1. 作品ページ
  2. 映画レビュー
  3. 注目特集
  4. 映画評論
  5. 動画・予告編
  6. フォトギャラリー
  7. DVD・ブルーレイ
  8. けいじばん
  9. 映画館検索

- PR -

映画レビューキャンペーン

ガイド

新作映画評 人気映画評論家による最新作批評のコーナー。近日公開または公開中の最新作の中から編集部が選りすぐった作品を、毎週3作品ご紹介。更新は、毎週火曜日。

読み込み中...
© eiga.com inc. All rights reserved.