ドラムライン : 新作映画評論

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新作映画評論

ドラムライン ドラムライン 4月10日よりシネクイントほかにてロードショー

全編にビートとリズムがみなぎるミュージカル格闘技

画像(C)2002 TWENTIETH CENTURY FOX

全編にみなぎるビートとリズムに一発でKOを食らった!(バッキンガム宮殿の衛兵、あるいはアース・ウインド&ファイアーみたいなゴテゴテしたユニフォーム姿の)マーチングバンドが実にカッコイイのである。目にも止まらぬ早さのスティックさばき、連打されるスネアドラム、ロボティックな動作、アクロバティックかつエモーショナルなダンス。マーチングバンドの花形“ドラムライン”同士によるバンド合戦は、一触即発、丁々発止、ケンカ寸前の緊張感があって、もはやミュージカル格闘技である。

ストーリーラインは、天才的なマーチングドラマーの主人公の成長をつづっていく。栄光、挫折、そして再び栄光へ。セクシーな美人チアリーダーとのロマンスもあり、チーム内で覇を競うライバルがいる。熱血鬼コーチやライバルの存在が主人公を立ち直らせる。とまぁ、「巨人の星」「あしたのジョー」「エースをねらえ!」といったスポ根物語の定石をたどる。監督のチャールズ・ストーン3世は、些細な心理描写をうっちゃって、一本どっこにビート(情感)を刻み続ける。簡潔で見事だ。

ホーンセクションの効いたブラックミュージックが耳に心地いい。この映画のおかげでフットボールのハーフタイムショーを見るのが至極楽しみになった!!

佐藤睦雄

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ABOUT THE MOVIE

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  • ドラムライン
  • スポーツ競技のハーフタイムに技を競い合う、マーチング・バンドを舞台に描く熱血青春ドラマ。ニューヨークのハーレムに住むデボンは、離婚して家を出た父の血を引くドラムの天才。奨学金で進学しマーチングバンドに入るが、上級生ショーンと対立してしまう。監督チャールズ・ストーン3世は、リビング・カラーやパブリック・エネミーのクリップ監督を経てハーレムが舞台の犯罪映画「Paid in Full」で映画デビュー、本作が第2作の新鋭。
  • 原題:
    Drumline
    監督:
    チャールズ・ストーン3世
    脚本:
    ティナ・ゴードン・チズム、ショーン・シェップス
    出演:
    ニック・キャノン、ゾーイ・サルダナ、オーランド・ジョーンズ
    製作国:
    2002年アメリカ映画
    上映時間:
    1時間59分
    配給:
    20世紀フォックス映画
  • 4月10日よりシネクイントほかにてロードショー
  • オフィシャルサイト

(C)2002 TWENTIETH CENTURY FOX

ドラムライン

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