「いかレスラー」河崎実監督の集大成！ナンセンスギャグ全開「大怪獣モノ」7月公開決定

(C)2016「大怪獣モノ」製作委員会

［映画.com ニュース］「いかレスラー」「地球防衛未亡人」などの異色作を放ってきた河崎実監督による最新作「大怪獣モノ」が、7月16日から全国順次公開されることが決定し、あわせて予告編がお披露目された。映画初主演となる人気プロレスラー・飯伏幸太が巨大化し怪獣と戦う特撮シーンをはじめ、ナンセンスギャグを軸にした“河崎ワールド”全開の映像が、地下セクシーアイドル「ベッド・イン」が歌うエンディングテーマにのせて映し出されている。

傑作として語り継がれる「フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)」（1965）にオマージュを捧げ、古きよき特撮の魅力を凝集した今作。突如東京に現れ、首都を蹂躙する大怪獣モノに対抗するため、防衛省はバイオ研究の第一人者である西郷博士に助けを求める。捏造疑惑で学会を追放された過去を持つ博士は、助手の新田に万能細胞「セタップX」を投与。身長40メートルの超人に変身した新田は、決死の覚悟で大怪獣モノに立ち向かう。

甘いマスクと型破りなファイトスタイルで人気を博す飯伏が、巨大化した新田役で演技初挑戦。さらに「獣電戦隊キョウリュウジャー」の斉藤秀翼、ファッション誌「ポップティーン」モデルの河西美希、赤井英和の次女である女優・プロレスラーの赤井沙希が脇を固めるほか、日本プロレス界の重鎮・鈴木みのるがクライマックスをダイナミックに盛り上げている。

「大怪獣モノ」は、堀内正美、西條康彦、毒蝮三太夫、古谷敏、真夏竜、星光子、萩原佐代子、牧野美千子、タブレット純、なべやかん、兵動大樹、有村昆、岩井志麻子、高木三四郎らが共演。7月16日からヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開される。