藤竜也、“娘”上野樹里に「シティ派ワイルドキャット」と命名「役者としてユニーク」

2016年10月8日 21:15


舞台挨拶に立った上野樹里ら
舞台挨拶に立った上野樹里ら

[映画.com ニュース] 女優の上野樹里が10月8日、3年ぶりの主演映画となる「お父さんと伊藤さん」の初日舞台挨拶を、共演の藤竜也リリー・フランキータナダユキ監督とともに東京・新宿バルト9で行った。

この日は全国49スクリーンでの公開。同館では約400席が完売する好スタートに、100媒体以上の取材を受けた上野は「予想をはるかに超えている。もともと単館系ということで、気負わずのびのびやったのに、インタビューでは説明しながら感極まるケースが何度かあった。うれしい限りです」と満面の笑みを浮かべた。

父親役の藤、恋人役のリリーと家族として日常を過ごし、「とても有意義な時間だった。家族の日常を描いているだけで大きな仕掛けはないけれど、三世代が本音をぶつけ合っていて、どの立場からも楽しめる」と自信たっぷり。そして、「気が付いたら、自分の家族の話と思えるような身近な映画。ありのままを見て、楽しんでいただければ」とアピールした。

映画評などを小まめにチェックしていたという藤は、高い評価を得ていることに「僕もたまにはいい映画に出るので。でも、少しはけなされた方がいいんだけれどね。余計に心配しちゃう」と謙虚。ただ、“娘”の上野に対しては「きちんと育てたはずなのに、なんでこうなっちゃったんだろう。でも、役者としてはユニーク」と称え、「シティ派ワイルドキャット」とニックネームを付けた。

さらに、リリーには「おじさんの妖精」と名付け「いろいろ勉強させてもらった。僕はクラシックカーだけれど、リリーさんは新型のポルシェ。僕にもまだのびしろがあると思えた」と意気軒高。大先輩から「定期的に医者に診てもらって、長生きしてね」とエールを送られたリリーは、「俺なんか、もう廃車になっていますよ。さっきもラーメン食って来たけれど、塩分控えめにしなきゃ」と照れながらもうれしそうだった。

Amazonで今すぐ購入

フォトギャラリー

DVD・ブルーレイ

Powered by価格.com

関連ニュース