井桁弘恵「私がヒモを飼うなんて」に主演! 一ノ瀬颯が“ヒモ男子”、西垣匠が“幼馴染男子”
2023年3月1日 05:00
TBSの深夜ドラマ枠「ドラマストリーム」第7弾が「私がヒモを飼うなんて」に決定。井桁弘恵がTBS連ドラ初主演を務め、一ノ瀬颯、西垣匠、トリンドル玲奈が共演することがわかった。
本作は、TBSとマンガボックスが共同制作している完全オリジナル漫画「私がヒモを飼うなんて」(通称「わたヒモ」)の実写化。原作のエッセンスを活かしながら、ドラマオリジナルのストーリーが展開する。ランジェリー業界を舞台に“ヒモ“のように複雑に絡み合う恋模様を描く。
「仮面ライダーゼロワン」で令和初の女性仮面ライダーを演じて注目された井桁は、主人公の蒼井スミレ役。優しすぎるあまりダメな男に引っかかりがちなヒロインだ。デザイナーの彼氏とアパレルブランドのパタンナーの職を一度に失い、傷心のさなか「アン・リス」のランジェリーと出会い一念発起。ランジェリーデザイナーという新たな夢に向かって邁進していく。そんな中、ある雨の日に宗一と出会い惹かれていくが、彼にはある秘密が……甘く楽しいだけではない、複雑に絡み合った恋愛に巻き込まれてしまう。
一ノ瀬は、スミレが惹かれていく年下の“ヒモ男子”竹之内宗一役。まるで猫のように掴みどころがなく、人を惹きつける天性の魅力を持つピアニスト志望の青年だ。一方、西垣はスミレを忠犬のように一途に思い続ける“幼馴染男子”桐谷森生役。キッチンカーの料理人をしている、ちょっとおバカなポジティブ男子というキャラクターとなっている。
トリンドルは、スミレが憧れる女性であり本作のキーパーソンとなる叶百合役。スミレの再就職先となるランジェリーブランド「アン・リス」のデザイナー兼社長であり、はたから見れば完璧な女性だが、アーティスト気質で繊細な一面も。実は過去の出来事で心に深い傷を抱えている。
なお、ランジェリー監修として、渋谷PARCOでポップアップショップを展開しているランジェリーブランド「アルバージェ ランジェリー」が全面協力。本作のためにデザインされたオリジナルランジェリーが劇中に登場する。
「私がヒモを飼うなんて」は、3月28日から地上波放送スタート(毎週火曜深夜24:58~25:28)。3月28日の地上波放送後、「TVer」「TBS FREE」にて無料1週間見逃し配信。1週間先行有料配信として、3月21日から「Paravi」「U-NEXT」にて毎週火曜正午配信予定。
コメントは以下の通り。
【井桁弘恵】
お話をいただいたとき、タイトルのインパクトがすごいな(笑)と思いました。実際にスミレを演じていく中で、ランジェリーは人からは見えないものですが、元気をくれたり、寄り添ってくれたりしているものだな…と。
ストーリーが進む中で気持ちにどういう変化が生まれ、どう前に進んで成長していけるのか…というところは、丁寧に演じていきたいなと思っています。
様々な思いを抱えながら、人とのつながりを通して、葛藤しながらも成長していく物語にもちろん恋愛要素もありますし、仕事模様も描かれていますので、たくさんの方に楽しんでいただけたらと思います!
【一ノ瀬颯】
作品に携われることがすごくうれしかったのと同時に、“ヒモ役?”って思いました(笑)。“ヒモ”って身近なようでそうじゃない存在だな…と。男性として何かしらの強い魅力がある役と思っているので、その魅力をどう出して演じていけるか…と考えています。
宗一は、近づいたと思ったらちょっと離れてという男性なので、台本に沿いつつも自分なりに宗一と向き合い、魅力的なキャラクターを作って皆さんに愛してもらえたらなって思っています。
ヒモ役(を演じること)は、なかなかないので、今まで見せたことがない面がたくさん出てくる作品になると思います! 是非ご覧ください!
【西垣匠】
原作も読んでいて、面白い作品だなと思っていたら、森生役にお声がけいただいて、これは楽しそうだなと思いましたし、今まで自分がチャレンジしたことのない役どころだったので、一生懸命頑張りたいと思います!
スミレを一途に思い続ける幼馴染役なので、もう“森生にすればいいのに”と、観た方の感情を全部かっさらっていきたいなと思っています(笑)。
登場人物が本当に魅力的で、大人の深いところまで入り込んだ恋愛をたくさん見せてくれる物語です。それぞれのキャラクターを楽しんでいただきながらご覧いただけたらうれしいです!
【トリンドル玲奈】
タイトルを見たときは、どういうお話なのか全く想像がつかなかったのですが、台本を読み始めたら一瞬で読み終えてしまいました!
社長役で実年齢よりも4歳程年上の役なので、演じるにあたり少し不安に感じましたが、自分なりに役作りをしていて、百合は客観的に見てすごく格好いい女性ですが、何かちょっといい意味での“隙”を感じられるように演じられたらうれしいなと思います。
きっと登場する“誰か”に共感していただけるのかな・・・とも思います。先の展開が毎話気になるドラマだと思うので、ぜひ最終話までご覧いただけたらうれしいです。
【佐久間晃嗣(プロデュース)】
もし好きになった相手が“ヒモ男子”だったら、あなたはどうしますか?
インパクトのあるタイトルの原作漫画のエッセンスを活かしながら、オリジナル展開のドラマ版『私がヒモを飼うなんて』をお届けします。「そんな男やめとけよ」と周りに言われても、自分でもわかっているのにそれでも惹かれてしまう――そんなどうしようもない恋の行方を見届けていただけたらと思います。
映像化にあたって「Albage Lingerie(アルバージェ ランジェリー)」の皆様に取材させていただきました。
恋模様だけでなく、ランジェリー業界で働く人々のプライドや仕事事情、そして毎シーン変わるスミレたちのファッションにもご注目ください。
【飯田和孝(企画・プロデュース)】
2020年から「わたヒモ」の原作マンガ制作を始めて3年弱、念願のドラマ化が決定いたしました。
原作に携わっているマンガボックス編集部の皆さん、本山さん、美園さん、ドラマ化に際し集まってくださったスタッフの皆さん、キャストの皆さん、本当に本当に感謝の言葉しかありません。
『わたヒモ』に登場するキャラクターは、みんなが一歩前に進めず、何かモヤモヤを抱えている、歯がゆくも愛おしいキャラクターたちです。誰かしら自分を投影できる人物がいると思いますので、どうぞ、優しく見守ってあげてください、背中を押してあげてください。
ドラマとマンガ、それぞれのストーリーを併せてお楽しみいただければうれしく思います。