和風大河ファンタジー小説「八咫烏シリーズ」TVアニメ化 「烏は主を選ばない」が24年4月放送

2023年10月30日 23:30


ティザービジュアルも公開
ティザービジュアルも公開

阿部智里氏の小説「八咫烏(やたがらす)シリーズ」の一作「烏は主を選ばない」のテレビアニメ化が決まり、2024年4月からNHKで放送されることがわかった。

史上最年少の20歳で松本清張賞を受賞した阿部氏が手がける原作小説は、日本神話にも登場する三本足の伝説の烏「八咫烏」を題材にした和風大河ファンタジー。「烏に単は似合わない」と同時間軸の「烏は主を選ばない」からはじまり、続く「黄金の烏」「空棺の烏」「玉依姫」「弥栄の烏」までの6巻で第1部が完結する長編シリーズだ。魅力的なキャラクター、周到に仕掛けられた謎、日本神話に通じる壮大な世界観が話題を呼び、ミリオンセラーを達成。10月に最新刊「烏の緑羽」が発売された。

物語の舞台は、人間の姿に変身することが出来る八咫烏の一族が支配する異世界・山内(やまうち)。美しくも風変わりな若宮の側仕えに抜てきされた八咫烏の少年・雪哉(ゆきや)が、陰謀渦巻く宮中でさまざまな事件に遭遇するなかで、若宮と奇妙な主従関係を結んでいく姿を描く。

このほど公開されたアニメのティザービジュアルは、烏から人へと変わろうとする雪哉の姿が配され、妖しく光るが存在感を放っている。

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