スコセッシ監督に宮崎駿作品を紹介したのはディカプリオ

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米人気俳優のレオナルド・ディカプリオと巨匠マーティン・スコセッシ監督といえば、最新作「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」で6度目のタッグを組んだ映画界の最強コンビとして知られている。

映画界における生き字引として知られるスコセッシ監督は、新作映画の役作りのためにディカプリオにさまざまな名画を紹介してきた。では、逆にディカプリオがスコセッシ監督に映画を紹介したことはあるのだろうか。

ディカプリオは「（スコセッシ監督は）1980年までのあらゆる映画を観賞してきたので、とても難しい」と返答。だが、スコセッシ監督が見落としていた映画をディカプリオは発見したという。それが、日本が世界に誇るアニメーション界の巨匠、宮崎駿監督の作品だ。

そして、「千と千尋の神隠し」と「もののけ姫」の2本をスコセッシ監督に自ら紹介したと告白している。2作に対するスコセッシ監督の評価は不明だが、米映画界で宮崎作品がここまで浸透したのは、ディカプリオによる地道な啓蒙活動のおかげかもしれない。