コーエン兄弟、ホラー映画で再タッグ

Photo by Michael Kovac/Getty Images for AFI

単独初メガホンをとった新作「ドライブアウェイ・ドールズ」をプロモーション中のイーサン・コーエンが、「ノーカントリー」「トゥルー・グリット」をともに手がけてきた兄ジョエル・コーエンとホラー映画を共同監督することを明かした。イーサン単独監督第2作「Honey Don't！（原題）」の後に取りかかるという。

イーサン監督はそのホラー映画について、米AP通信に「だいぶ前から話し合っていたんだけれど、脚本には全く手をつけていなかった」と語り、当時のアイデアとは関係なく新たに脚本を書き上げたことを明かした。

イーサン監督の「ドライブアウェイ・ドールズ」（妻トリシア・クックと共同脚本）は、マーガレット・クアリーとジェラルディン・ビスワナサンが主演したロードトリップコメディ。ほかに、ビーニー・フェルドスタイン、コールマン・ドミンゴ、ペドロ・パスカル、マット・デイモンが共演し、2月23日から全米公開、6月7日から日本公開される。

イーサン監督の第2作「Honey Don’t！（原題）」（妻クックと共同脚本）はクアリー、オーブリー・プラザ、クリス・エバンスが主演。ストーリーの詳細は明かされていないが、米カリフォルニア州ベーカーズフィールドを舞台に、クアリーが私立探偵、プラザが謎の女、エバンスがカルト教団のリーダーを演じるようだ。同作は米ニューメキシコ州で3月下旬にクランクインする。