全米映画ランキング : 2000年11月22日~2000年11月26日

全米映画ランキング:2000年11月28日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2000年11月22日~2000年11月26日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1

Dr. Seuss' How The Grinch Stole Christmas
「グリンチ」

Universal
(UIP)

3,134 2 73,800,000 137,400,000
2

Unbreakable
「アンブレイカブル」

Buena Vista
(ブエナビスタ)

2,708 1 47,200,000 47,200,000
3

102 Dalmatians
「102」

Buena Vista
(ブエナビスタ)

2,704 1 26,800,000 26,800,000
4 2

Rugrats In Paris: The Movie

Paramount

2,937 2 22,800,000 47,800,000
5 3

Charlie's Angels
「チャーリーズ・エンジェル」

Sony
(ソニー)

2,838 4 14,000,000 109,200,000
6 5

Bounce
「バウンス」

Miramax
(アスミック)

2,014 2 11,000,000 24,500,000
7 4

The 6th Day
「シックス・デイ」

Sony
(東宝東和)

2,516 2 10,200,000 25,200,000
8 6

Men of Honor
「ザ・ダイバー」

Fox
(フォックス)

2,126 3 9,300,000 35,500,000
9 8

Meet the Parents
「ミート・ザ・ペアレンツ」

Universal
(UIP)

2,162 8 9,000,000 148,600,000
10 7

Little Nicky
「リトル・ニッキー」

New Line
(ギャガ/ヒューマックス)

2,776 3 6,500,000 33,900,000

「グリンチ」驚異的な強さでV2。「アンブレイカブル」は2位デビュー

今週のトップ10は、サンクスギビング (感謝祭) の大型連休に合わせ、22日から26日までの5日間の興収が対象。その中で、前週に引き続き圧倒的な強さを誇ったのが、ジム・キャリー主演の「グリンチ」。もともと3127あったスクリーン数をさらに増やし、5日間の興収は7380万ドル (約78億円) を記録。たった2週間で1億3740万ドルを荒稼ぎし、このままいけば「M:I-2」(2億1540万ドル) を抜いて今年の年間ナンバーワン作品となる可能性も出てきた。もっとも、アメリカでは誰もが知ってるこの物語が、日本を含むアメリカ以外の各国でどれだけヒットするか、楽しみだ。そして、今週最大の注目作「アンブレイカブル」は、4700万ドル以上を叩き出しながら、「グリンチ」のブ厚い壁に阻まれて無念の2位。だがこの数字は、監督のM・ナイト・シャマランの昨年の大ヒット作「シックス・センス」のオープニングの175%に上る。続いて3位に初登場は、「101」の続編「102」。こちらも2700万ドル弱の興収は申し分ないところ。ちなみに、この2位と3位の両作は24日の封切りなので、興収は週末3日間の合計である。

2000年11月28日更新 藤井竜太郎

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