全米映画ランキング : 2002年7月19日~2002年7月21日

全米映画ランキング:2002年7月23日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2002年7月19日~2002年7月21日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

Stuart Little 2
「スチュアート・リトル2」

Sony
(ソニー)

3,255 1 15,600,000 15,600,000
2 2

Road to Perdition
「ロード・トゥ・パーディション」

Dreamworks
(フォックス)

2,159 2 15,570,000 47,500,000
3 1

Men in Black II
「メン・イン・ブラック2」

Sony
(ソニー)

3,641 3 15,000,000 158,600,000
4

K-19: The Widowmaker
「K-19」

Paramount
(ヘラルド)

2,828 1 13,100,000 13,100,000
5 5

Mr. Deeds
「ミスター・ディーズ」

Sony
(ソニー)

2,823 4 7,300,000 107,600,000
6 3

Reign of Fire
「レイン・オブ・ファイア」

Buena Vista
(東宝東和)

2,629 2 7,100,000 29,000,000
7

Eight Legged Freaks
「スパイダーパニック!」

Warner Bros.
(ワーナー)

2,530 1 6,700,000 9,295,000
8 4

Halloween: Resurrection
「ハロウィン:レザレクション」

Dimension
(ギャガ・ヒューマックス)

2,094 2 5,400,000 21,832,443
9 7

Lilo & Stitch
「リロ&スティッチ」

Buena Vista
(ブエナビスタ)

2,127 5 5,100,000 128,500,000
10 6

The Crocodile Hunter: Collision Course

MGM

2,525 2 4,800,000 18,859,000

「スチュアート・リトル2」が僅差で首位。「K-19」は4位

日本ではそれほどのヒットとはならなかった「スチュアート・リトル2」だが、全米では見事に首位デビュー。とは言え、2位の「ロード・トゥ・パーディション」との間にほとんど差はなく、サマー・シーズンにして興収1500万ドル台の1位というのは、ちょっと寂しい水準。ともあれ、これでソニー・ピクチャーズのビッグ4作品は、すべて全米ランキングで1位を記録したことになる。そのビッグ4のもう一角「MIBII」は、3位に落ちたものの興収1億5000万ドルを突破し、累計で2億ドルが見えてきた。ちなみに、前作の最終興収は約2億5000万ドル。そして4位に初登場したのは、ハリソン・フォード主演、キャスリーン・ビグロー監督の潜水艦サスペンス「K-19」。もっと高い位置でのパフォーマンスが期待されたが、スタジオの目論みよりはやや低めのオープニング成績。ただし、過去の潜水艦もののオープニングと比較してみると、「U-571」が1960万ドル、「クリムゾン・タイド」が1860万ドル、「レッド・オクトーバーを追え!」が1720万ドルだから、それほど悲観的になることもないだろう。もう1本、7位に初登場の「スパイダーパニック!」は、ローランド・エメリッヒがプロデュースした巨大蜘蛛パニック。この成績だと、日本での公開は難しいかも。

2002年7月23日更新 藤井竜太郎

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