劇場公開日 2024年5月31日

マッドマックス フュリオサのレビュー・感想・評価

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5.0世界観の完成度が高すぎる

2024年5月28日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

興奮

アメリカで公開初日に鑑賞しました。

前作FURY ROADが証明したのは、MAD MAXの正体はメルギブソンではなくジョージミラーだった、という事実。そうだよね、と思う人は確実に満足できると思いますので、劇場大画面での鑑賞体験を強くオススメします。なお、前作を観ていない方でも全然楽しめると思いますが、鑑賞後はもう一度FURY ROADが観たくなります笑

本作ですが、新キャラが出てくることを除けば、ハッキリ言うと新しさは皆無です。またしてもジョージミラー独自のマッドな世界観がガソリン火炎を撒き散らしながら激走していて、いつもながらその破壊力とスピード感はハンパないです。

新しさが無い分だけ世界観の完成度へのこだわりが凄いのですが、初回は全体ストーリーを俯瞰で楽しんで2回目は細かい美術を見る、などマッドマックスならではの楽しみ方ができるのもプラスだと思います。

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DefMart

4.5怒りのデスロードエピソード0

2024年5月28日
Androidアプリから投稿

興奮

ちょっと前に公開された怒りのデスロードより前の話しタイトルの通りフュリオサが主人公です。

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大

4.5フュリオサの怒りの原点がドラマチックなストーリーとマッドなカーアクションで描かれる!

2024年5月24日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

楽しい

興奮

「私を覚えてる?」
フュリオサの怒りの原点がドラマチックなストーリーとマッドなカーアクションで描かれる!

▼感想
ジャパンプレミアに招待頂きました!ULTRA 4DX、吹替版で鑑賞!

今作は「行って帰ってくる」ようなシンプルなストーリーではない。フュリオサのディメンタス将軍への復讐と、イモータン・ジョーとディメンタス将軍の勢力争いが絡み合ったドラマチックなストーリーだった。
イモータン・ジョー勢力が味方陣営というのもスピンオフならではの面白さ!

シリーズの代名詞のカーアクションも、今作もしっかりマッドな仕上がりに!
まるでフュリオサの運転する車の助手席や後部座席に乗っているような迫力・臨場感。
4DXとの相性も抜群に良いので、4DXがある劇場で鑑賞予定の方には強くオススメしたい。
改造車はディメンタス将軍の運転するバイクを3つ並べたものがお気に入り。まるで古代ローマのチャリオットのようで、暴君のディメンタス将軍にぴったりの改造車だった!

今作の敵役のディメンタス将軍はイモータン・ジョーと比べるとカリスマ性や統率力もなく、行動も短絡的だ。だけど、ディメンタス将軍はこのMADワールドを大いに楽しんでおり、衣装・セリフ・アクションも印象的でかなり魅力的な悪役に感じた!これはディメンタス将軍を演じたクリス・ヘムズワース自身もこの役を楽しんでいたからかもしれない。

フュリオサのスピンオフの今作だが、怒りのデスロードのスピンオフとしての色も濃く出ている。この映画を観る前に怒りのデスロードを復習しておいて良かったし、鑑賞直後はすぐに怒りのデスロードを観たくなった。
これから自分は怒りのデスロードのフュリオサを見たら、この映画...「フュリオサの怒りの原点」を思い出すだろう。頭の中でアニャが演じた若きフュリオサがきっと自分にこう語りかけてくる。
「私を覚えてる?」

▼お気に入りのシーン
フュリオサが乗るウォー・タンクと空飛ぶバイカー集団のカーアクションのシーン!
空飛ぶバイクの改造車が斬新だし、これを迎え撃つウォー・タンクもかっこいい!

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UUU

5.0採点4.9 ジャパンプレミア鑑賞(IMAXGT) シリーズ5作目と...

2024年5月23日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

採点4.9
ジャパンプレミア鑑賞(IMAXGT)
シリーズ5作目となるこの新作マッドマックス。
実はGシネマサンシャでは初めてのIMAX鑑賞、しかも会場へ向かうとまさかの最前列ですよ。
スクリーンがデカすぎて不安でしか無かったのですが、意外にも観にくくない。
そしてこれが本当にすごいド迫力でした。サウンド周りもすごいです。
物語は「デスロード」の前日譚で、フュリオサをフューチャーした作品。蓋を開けてみたらとんでも無かったです。
アクションの密度がより高く、それを追いかけるカメラワークがまた素晴らしい。
すっごい近い視点の映像ばかりで、作品への没入感がすごいです。
あとシリーズ通してなんですけど、ジョージミラーは小さなディティールにすごい拘りがありますよね。
バイクのデザインにアクションのアイディア、それぞれの身につける小物まで、本当に見ていて飽きないです。
ディメンタスの馬車みたいな三連バイクにはたまげましたよ。
キャラも相変わらず皆立っていて、ディメンタスは復讐する対象でありながら父的存在としてうまいこと置かれており、フュリオサを成長させる位置付けとなっていました。
また憎めないキャラなんですよね。
決して暴君でなく、皆に平等に分け与えるが為に自身の首を絞めていく。そんな悩めるお父さんのようでした。
ウォーボーイズもスクリーンに出てくるだけでワクワクします。
あと、アニャはすっごい頑張っているのが伝わってきましたよ。
すっごい華奢なのに、言葉以上に語る目がすごかったです。
全編駆け抜けるような展開の連続ですが、ラストは人生の締めくくりのようにじっくりと見せるんですね。
気がついたらあっという間に幕を閉じていました。
ずっと汗ばむような作品で、鑑賞後は心地良い疲れがありましたよ。
あと「デスロード」が再び観たくなります。
三部作となる次作はいつ頃になるかわかりませんが、ジョージミラーに委ね待つ事にしましょう。
兎に角とんでもない作品でした。

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白波

4.5映画とは目で語るものなんだ

2024年5月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会、映画館

目と耳をフル稼働
手に汗握りっぱなし
人間ドラマの力強さ
スリルとユーモアを忘れない語り口
緩急のメリハリが効いたグルーヴ
奇想天外なアクションの楽しさ
迫力のカタルシス
またもや歴史に残る名作誕生

フュリオサの目が今も脳裏に焼きついています

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青樹礼門