ブルース・ウィリス&ジョン・トラボルタ、「パルプ・フィクション」以来27年ぶりの共演が実現
2021年5月18日 11:00
ブルース・ウィリスとジョン・トラボルタが、チャック・ラッセル監督(「イレイザー」「スコーピオン・キング」)の新作映画「Paradise City(原題)」で27年ぶりに共演を果たすことが明らかになった。米Deadlineが独占で報じている。
同作は、ハワイを舞台に、ウィリス演じる一匹狼の賞金稼ぎライアン・スワンが、父親を殺害した裏社会のドン(トラボルタ)に復しゅうすべく、危険なハワイの闇の世界に身を投じていくさまを描く王道アクション大作。モデルとしても活躍するタイ人女優プライヤー・ランドバーグがヒロイン役を演じる。
「アクト・オブ・バイオレンス」「エクストラクション」など数多くのウィリス主演作で製作を手がけてきたコーリー・ラージが、創作パートナーのエド・ジョン・ドレイクと共同で脚本を執筆。ラージはウィリスとトラボルタの再共演を熱望し、2006年から同企画を温めてきたといい、共同脚本に加えて、ウィリス演じる主人公の賞金稼ぎ仲間役で出演も果たすようだ。
ウィリスは過去、トラボルタ主演のヒットコメディ「ベイビー・トーク」とその続編「リトル★ダイナマイツ ベイビー・トークTOO」に赤ちゃんの心の声役で声優として参加しているため、共演はこれが4度目となるものの、実際にスクリーン上で顔をあわせるのは、第47回カンヌ国際映画祭でパルムドールに輝いたクエンティン・タランティーノ監督の傑作クライムドラマ「パルプ・フィクション」(1994)以来となる。
「Paradise City(原題)」は、ハワイ・マウイ島でまもなくクランクインする。