M・ナイト・シャマラン映画ランキング　米EWが発表

写真提供:アマナイメージズ

米EWが、どんでん返しジャンルの名手M・ナイト・シャマラン監督の映画のベストランキングを発表した。

第1位は、死者の姿が見える少年と彼を担当する小児精神科医を描いた、ブルース・ウィリス、ハーレイ・ジョエル・オスメント主演の「シックス・センス」。シャマラン監督の出世作であり、巧みなプロットと衝撃的な結末は映画業界にさまざまな影響を与えた。

第2位は、シャマラン監督とウィリスが再タッグを組んだ「アンブレイカブル」。多数の死者が出た列車事故で唯一生き残った男が、自分の運命の謎を紐解いていくSFサスペンスで、2016年に同じ世界を舞台にしたジェームズ・マカボイ主演の続編的作品「スプリット」、19年にさらにその続編「ミスター・ガラス」が製作された。

第8位は、異常なスピードで時間が流れるビーチで、急速に老いていく一家の恐怖とサバイバルを描いたスリラー「オールド」。第13位の「エアベンダー」は、テレビアニメ「アバター　伝説の少年アン」を実写化した作品で、救世主の少女が戦乱の世に調和をもたらすべく過酷な運命に立ち向かうアクションスペクタクル。シャマラン監督が初めて自身のオリジナルではない原作モノの映画化に挑戦したが、最低映画の祭典ラジー賞で5冠に輝いた失敗作として知られている。

シャマラン映画のベストランキングは以下の通り。

1. 「シックス・センス」（1999）
2. 「アンブレイカブル」（2000）
3. 「スプリット」（2016）
4. 「ヴィジット」（2015）
5. 「サイン」（2002）
6. 「ミスター・ガラス」（2019）
7. 「ヴィレッジ」（2004）
8. 「オールド」（2021）
9. 「翼のない天使」（1998）
10. 「レディ・イン・ザ・ウォーター」（2006）
11. 「ハプニング」（2008）
12. 「アフター・アース」（2013）
13. 「エアベンダー」（2010）