紫色のティラノサウルス「バーニー」映画化にダニエル・カルーヤ

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米マテル・フィルムズが、人気アニメ番組「バーニー&フレンズ」で知られる紫色のティラノサウルス「バーニー」を映画化することがわかった。米Deadlineによれば、「NOPE ノープ」「ゲット・アウト」のダニエル・カルーヤが主演、製作する。

新作「バービー」の公開に合わせ米ニューヨーカー誌の取材に応じたマテル社のケビン・マッケオンは、「バーニー」映画化についてA24作品のような世界観、チャーリー・カウフマンやスパイク・ジョーンズの映画のようなシュールな雰囲気になると語った。「子ども向けに調整するのではなく、ミレニアル世代の不安を掘り下げようと思っています。完全に大人向けの作品です。R指定ではないけれど、バーニーに親しんで育った世代が幻想から目覚め、30代として味わっている苦悩や試練に焦点を当てます」とマッケオンは明かしている。

グレタ・ガーウィグ監督、マーゴット・ロビー＆ライアン・ゴズリング主演の新作「バービー」は、ピンクに彩られた夢のような世界でハッピーな毎日を過ごしていたバービーが、ボーイフレンドのケンとともに人間の世界へと旅に出て、思わぬトラブルに見舞われながらも本当の自分に目覚めていく。8月11日から日本公開。