仏女性監督バレリー・ドンゼッリ＆オドレイ・ディワン、精神科看護師の回顧録を映画化

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2023年の仏サスペンス映画「Just the Two of Us（英題）」で組んだバレリー・ドンゼッリ監督と共同脚本家のオドレイ・ディワンが、新作「The Infinite Present Ends（英題）」で再タッグを組むことがわかった。ディワンは、2021年ベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞した「あのこと」の監督としても知られる。

米バラエティによれば、ドンゼッリ監督、ディワン脚本の新作は、精神科病棟の看護師メアリー・ドーサンの2015年の回顧録をもとに映画化。ティーンエイジャーの精神科病棟を舞台に、入院患者と看護師たちの複雑な結びつき、葛藤、思いがけない美しい瞬間を描く物語になるようだ。

ドンゼッリは「SAINT LAURENT サンローラン」「マルタ…、マルタ」の俳優としても知られる。ディワンは、1974年の映画でも有名な仏作家エマニエル・アルサンの小説「エマニエル夫人」を、「燃ゆる女の肖像」の仏俳優ノエミ・メルラン主演で再映画化した新作「Emmanuelle（原題）」で監督、脚本を務めており、同作は現在ポストプロダクションに入っている。