劇場公開日 2024年4月19日

あまろっくのレビュー・感想・評価

全120件中、1~20件目を表示

4.0誰かに『これ面白いよ』と勧めたくなる良作

2024年4月29日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

笑える

人一倍仕事ができる分、周囲に対して当たりがキツいキャリアガールが、突然リストラを喰らって父親が1人で暮らす実家へ。レールから外れた主人公の荒み具合は激しく、まるで廃人のように日々を過ごしている。

まずは配役から。主人公の優子を演じる江口のりこの仏頂面が、父親の再婚を知らされてさらに凝り固まっていくあたり、再婚相手が自分より遥かに若いモデル級の美女だと知った時の敗北感からの怒りへの転化は、さすが。口を大きく開かず滑舌は明確な俳優としての高いスキルを感じる。再婚相手の中条あやみが憎まれ役をとことんポジティブに演じているのには驚いた。彼女の出来如何で作品の質は変わっていたかもしれない。いつも笑顔の父親は笑福亭鶴瓶。意外性はないが適材適所のキャスティングだ。

監督と原案の中村和宏は舞台になる尼崎を海水から守った尼崎閘門、人呼んで"尼ロック"をヒントにこの父親像と物語を発案したとか。そこから膨らませて、相性のよくない者同士が譲り合い、それぞれの幸せを見つけていくストーリーは終始心地よく、ほんわかとした後味を残す。誰かに『これ面白いよ』と勧めたくなる良作だ。

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清藤秀人

5.0笑いあり涙ありとはこの映画のこと

2024年5月19日
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尼で半同棲してたころを思い出した。
全然関係ないけど笑
みんないい人でした。
とりあえず周りに勧めまくります。

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みきこ

4.0楽しもう

2024年5月19日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

評価が高かっただけにやや期待しすぎてしまった。
テーマがしっかりした作品で、泣いたか泣かないかで言えば泣いております。

ややストーリーがご都合主義なところが目立ち、再婚の設定もさすがにちょっと腑に落ちない。娘のキャラクターもやや一貫性がないような。またポップさがストーリーの軽さにも繋がってしまっている部分がある。なので個人的にはイマイチ感情移入がしにくかった。もちろん見やすくはあるんだが。
ただし後半はしっかりと泣かされておりますので、力技でねじ伏せられたと思います。
ということで若干甘めですが、この点数です。

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aooni

3.0え~話しではありますが

2024年5月15日
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鑑賞方法:映画館

ノーマークの映画でしたが、高評価に釣られて鑑賞。
皆んな良い人で落とし所も良い話ですが、登場人物の描き方が浅いのかあまり心に響きませんでした。
起きる出来事もどうも予定調和な感じがして。。
自分の感受性に最近自信が無くなって来ました。。

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やまぼうし

4.5人と人の繋がりを感じる温かさ。

2024年5月15日
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鑑賞方法:映画館

無くす悲しみや痛みを知っているから、今あるものに感謝ができる。笑顔の裏にも色々な思いがあり、守りたいものがあり、温かさを感じる作品でした。

江口のりこさんのサバサバとしたテンポの良い関西弁と、鶴瓶さんの福々した笑顔と中条あやみさんの家族への想いが人一倍強いキャラクター。個性バラバラな「家族」だけど、どんどん気持ちが繋がっていく。

どんな事も楽しむ!
「祝リストラ」に面くらいました笑

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Yum

4.0しばきまげるぞ!

2024年5月12日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

単純

幸せ

江口のり子はそんなに得意ではなかったが、
評価が高いので観ました
全体的に良かったですが、
中条あやみの存在がピカイチでしたね
ありそうでない昭和チックな話なので、
40代以上にはいいんじゃないでしょうか
ちなみに「しばきまげるぞ!」は
「しばき倒すぞ」の変化形のようです
ラストは「お前もいるんかい!」っていうオチ・・・

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かちかち

3.0山田洋次的なお伽噺の必要性

2024年5月11日
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通称「尼ロック」と呼ばれる水門がある街に住む家族の話。
寅さんが好きな人にはビッタリな人生喜劇。
温かい気持ちで劇場を出る事ができる。
でも、明日には観たことを忘れてるな。

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DKawa

5.0ちょっとだけ、いや、すごく響いてる

2024年5月11日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

ありえそうでありえない、ありえなさそうでありえる、そんな、心に響くストーリーでした。
娘が、父親の再婚を容認したら、相手が年下の女性だった。そこから始まる心が揺り動く、涙が出てしまうお話し。
キャストがどハマリして、あっという間の2時間でした。上映館があまりない中、運良く地元で鑑賞できて、ラッキーでした。

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もりちゃん

4.0イイ映画でした

2024年5月11日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

前半ウキウキワクワク、後半じんわり心に沁みました。江口のりこさんと中条あやみさんの演技対決もまた良し。
久しぶりにイイ(観心地のイイ)映画に出会えました。ありがとうございます❤️

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はらこ

5.0「人生に起こることはなんでも楽しまな!」その通りです師匠!!

2024年5月8日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

なんの事前情報もなく、ふらっと鑑賞。
頼みの綱は「鶴瓶×江口のりこ」なら間違いなく面白いものが見られるに違いない!という根拠のない直感のみ。
映画開始早々に「あまろっく」の意味を知る(笑)江口のりこさんが尼さんにでも扮してロックンロールでもするんかと勝手に想像していましたが、全く違いました…。「あま」はその尼で、「ロック」はそっちのロックなのね。あっでも、ロックはあながちロックンロールの意味も含んでるのね。
尼崎出身の中村和宏監督による、とってもハートフルで元気をもらえる家族の物語。

それにしても、
どんな善行を重ねたら
中条あやみちゃんのような美人で若い奥さんをもち
実の息子さんと映画で共演するという夢のようなお仕事をゲットできるのでしょうか?

駿河太郎さんとっても素敵な俳優さんになられましたね。

「人生に起こることはなんでも楽しまな!」

素敵な奥さん、立派な息子、満足できるお仕事…

間違いない、

師匠(鶴瓶さん)
あなたが一番人生楽しんでます!!!

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ななやお

4.0温かい気持ちになった。

2024年5月7日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

最近、アクションとかミステリーばっかり観ていてのでこういう温かい気持ちになる映画は良いね。中条あやみと江口のりこが親子になるという、あり得ない内容だが、とても良い雰囲気でファンになった。鶴瓶の寅さんみたいな雰囲気がまたとても似合っている。良い映画だった。

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ケイゾク

3.5ストーリー 6 演技 6.5 芸術 6 エンタ 6.5 総合 7 ...

2024年5月7日
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ストーリー 6
演技 6.5
芸術 6
エンタ 6.5
総合 7
キャスディングが好き。悲しいこといっこも言うてへんのに泣けてくる、昭和やな〜尼崎こいーですな。

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林秀吉

僕は刺さらなかったが評価は高いんだなと思った。

2024年5月7日
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鑑賞方法:映画館

江口のりこさんということで期待したが、すね具合がまるで中学生。あの年齢で中学生がすねてるみたいなことやられると、それちょっと違うだろと思ってしまってはまらなかった。

評価が高いようなので刺さる人もいるんだなと思った。

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マサヒロ

5.0まさかの。

2024年5月6日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

江口のりこさん、とても苦手な俳優さんです。
江口のりこさん主演なので、見る気がしなかったのに
この映画、江口さん(と中条あやみさん)でしか成立しないのよ😆
そしてそしてまさか江口のりこさんに泣かされる日が来るとはね…
泣いて笑って、最後はホッコリ…
とってもとっても素敵な作品でした。

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キチ

4.5あまろっくの守り そして 共に成長して行く

2024年5月6日
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鑑賞方法:映画館

最初のシーンは家族三人であまろっくを見る。
オヤジはいつも自分はあまろっくって言った。正直その時あまろっくは一体何だろうかを考え、曖昧になった。結局、やっぱりあまろっくはオヤジだよね。隣りにいない時もちゃんと見守ることだろう。
そして 主人公たちの感情の変化、その成長も本作の面白い所だと思う。
何の映画を見るかを迷うなら、この映画を見てみよう。

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Rocky.

5.0江口サン☆彡

2024年5月6日
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期待以上☆彡
最近見た中で1番です!

内容も、キャストもとても心に響きました。

鶴瓶親子☆彡良かったです!!

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花丸

5.0人生で起こることは何でも楽しむ

2024年5月4日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

まず、シナリオライター・脚本家・監督に最高の評価をつけたい。関西出身のキャストが集結しているからこそ自然体でおもしろい作品に仕上がっている。特にぐーたらな父親の再婚相手を連れてきた時に主人公がその若い娘を見て『連子ですか?』と思わず言ってしまうところではないだろうか?なんと19才年下の継母からは優子ちゃんと呼ばれ、人生経験値から見てもはるかに上なのに逆転してしまっている。象徴的なシーンが39才の優子が怒ってマグカップを庭に向かって放り投げます。それに対して20才の継母が「モノに当たるのは大人気無い」と諭すのです。このユニークな設定が作品をいっそうおもしろくしていると思う。冒頭2人花嫁がヴァージンロードを歩くシーンがあります。何を意図としているのでしょうか?それは最後にわかります。その答えはぜひ映画を見てください。家族団欒は平凡ではあるが、最も至福な時間である。さらに言えば人生にはさまざまな不運不幸が起きるが、それも楽しみとして生きることで豊かな人生を送ることができる。そんな勇気がもらえるお勧めの映画です。
追伸、By playerの佐川満男さんは存在感のあるベテランの職人さんを演じていました。撮影中はお元気だったと思われます。また一人、職人的役者さんが去ったことに映画ファンとしてとても残念に思います。数々の功績を讃えるとともに心からご冥福をお祈りいたします。

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taka2x2

4.5人生楽しまないとね!

2024年5月4日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

ええ映画でした!
大体のストーリーはレビューなどでわかっていたので、
尼崎の風景と関西弁と、江口のりこさんと鶴瓶師匠の掛け合いを楽しみに観に行きました。
が、予想以上に中条あやみさんが素敵やった、、!
映画館全体が笑って泣いて最後は驚いて
ほっこりとした雰囲気に包まれました。
ユニコーンの曲も良かった!
連休の谷間の鑑賞にぴったりのええ映画でした。

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ふじこ

4.5家族の有難さこそ人と人が結び付く原点

2024年5月3日
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鑑賞方法:映画館

家族関係が希薄になって来た現代に、生まれて来た最初のコミュニティが家族なのは今も昔も変わらないのに、夫婦仲の不和、我が子を愛せない親により家族愛を何よりも求める二十歳の継母サキが親以上に年の離れた男竜太郎に理想の居場所を見つけ夢を叶えようとするも、親に近いほどの連れ子?ゆう子との関係性の内面の変化を描きながらも猪突猛進な周りとの和など知らんとばかりのゆう子が変わってく様がリアルに感動させてくれます。
またキャスティングが素晴らしいの一言で江口のりこの幼少期、青年期の子役、鶴瓶の若い時の松尾諭などリアルで良い。
軽蔑してた父親の本当の姿を亡き後に知り感情があふれかえる江口のりこの演技も観ていて没入出来て涙が止まりませんでした。
たったの30年しか経っていないのに風化しつつある阪神大震災をストーリーの原点としたことには拍手です。
親子、夫婦、近所付き合い、生きてくうえで人との関わりをないがしろにしていては幸せとは言えないことを訴えかけてくれました。
人に対して愛を持って接することで互いが幸せになれる世界がある、人間ポジティブシンキングが大事です。

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梅じんの相棒

3.5よくある"ごり押し郷土映画"

2024年5月3日
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鑑賞方法:映画館

我家に似ているかな? と期待とワクワクで、映画を観に行きました。

「尼さんが、ロックンロール的に破天荒に生きる!」物語を期待していましたが
山田 洋次監督がつくる映画のようでした。
笑福亭鶴瓶さんが、主たる役柄で出演しているのと、冒頭シーンで
この映画の内容は100%ネタバレしているので、鑑賞中は特に何かを期待せず
素直に鑑賞できました。

丁寧につくられた作品故、欠点はありませんが、どんでん返しもありません。
無難なヒューマンドラマでした。

江口のりこさんの素晴らしい演技と存在感は、素晴らしい!<主演賞>

舞台が、尼崎市の防波堤である必要はなく、、
別の地域の郷土映画でも通用する作品
この映画を観て、尼崎に行ってみようとは、決して思わない。

この映画を観たら、大林監督(尾道市)が、創った郷土映画「廃市(1984)」を観てみて欲しい。
「君の名は(2016)」以上にロケ地に行ってみたくなる映画だ。

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YAS!