告白 コンフェッションのレビュー・感想・評価
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クズ男の…
ホラー系は普段見ないのですがホルモンのファイルが欲しくて映画の日に鑑賞。
正直思ってたより面白かったけど、思ってたより笑えなかった感じかな?
いつ2人のバトルが始まるのかのドキドキがそれほどなかったし、小さい山小屋のワンシチュエーションだから目が見えない、片足が動かないって感じにしたんだろうけど、その設定も使いきれてなかった感じでした。
でもトイレに浅井が逃げた時、ドアをスコップが突き破ってきたとこはびっくりした!
夢が現実になったラストの見せ方も好きでした。
クズ男の妄想から始まる殺意。
ホルモンを劇中でも使ったら面白かったかも?
ホラーシーンがちょっと物足りない
割と早いうちから、真犯人は実は…という察しがつく
「お前も秘密を打ち明けろ」で決定的
実はジヨンもそれに気づいていたのかと思ったら夢オチでしたか
夢から覚めてほっとした浅井がうっかり墓穴を掘ってしまい、夢と同じ展開になってしまったひねりは面白かったです
夢の中のホラーシーンはちょっと物足りない、
もっとジャンプスケア多めでショッキングな方が良かった
二人の慰霊登山は、ジヨンは罪の意識から、浅井はジヨンの行動を監視するためだったのかも
ジヨン気の毒
韓国人にする必要ありました?
エンディングの、マキシマム・ザ・ホルモンは笑えるくらい合ってました。
殺意vs殺意
上映時間の短さに驚かされましたが、ワンシチュエーションものならではの振り切りの粋の良さに惹かれて鑑賞。特典はクリアファイルで、裏面にホルモンの主題歌の歌詞付きで思わぬ大収穫でした。
内容は山小屋で片足がやられた韓国人と、高山病で視界がぼやけている日本人の大学生時代からの友人2人が、ある告白によって閉鎖空間で大変な事態になる…みたいな作品で、邦画では珍しいワンシチュエーションものでした。
告白の内容は至ってシンプル。
足に怪我を負って、助からないと思って過去に起こった友人の事故は自分が殺したと告白したジヨンがそのまま生き延びてしまい、その状況を黙認しようとした浅井との駆け引き1本勝負で、それ以上もそれ以下も無い作品です。
ジヨンは足の神経をやられているはずなのに、めっちゃ動けるのが今作の面白ポイントです。
多少動けれるならまだしも、めっちゃ階段登ったり、爆速匍匐前進したり、トラップを作ったり、シャイニングごっこしてみたりとめっちゃアクティブで、実は足がやられていたのは嘘でしたーみたいな種明かしがあるのかと思いきや、普通に足に神経が無かったみたいで、それはそれでなんでだよとツッコミたくなりました。
ジャンプスケアっぽく驚かせたり、挙動がゾンビっぽいのもあって、B級ホラーの風味が味わえました。
心の声を思いっきり口に出すという演出はんー?ってなってしまいました。しかもそれが韓国語なのもあって、日本語と韓国語が入り混じりまくって、それも聞き取りづらいところが多々あったせいで、なんだかモヤモヤしました。
もう少し日本語を流暢に喋れる方を連れて来れなかったものか…(そもそも日本人vs日本人のままでよかったのでは…)。
これまで襲われていたのは夢オチだというどえらいオチには引っくり返りそうになり、それは無しだろ…とがっくりしていたら、もう少しだけ展開はありましたが、それもまぁ特別意外なものでは無かったので、マイナスであることには変わりありませんでした。
夢の中だとはいえ、あそこまで狂気じみた親友を作り出す浅井の想像力も中々に怖いところ。
本当のオチはまぁそこに落ち着くよなとなりました。あそこでスパッと終わってくれたのは好感が持てました。
主題歌の「殺意vs殺意」は最高に盛り上がりました。
本編の暴れっぷりに負けず劣らずのホルモン節全開の楽曲に思わずライブ会場ばりのヘドバンをしそうになりました。
主題歌と斗真さんの体当たり演技は最高でしたが、わざわざ映画にするほどのものではないなと思ってしまいました。
ただ原作には興味が出たので読んでみようと思います。
鑑賞日 5/31
鑑賞時間 9:00〜10:25
座席 G-4
予告見て思ってたのに違った。
もっとこう心理的なやり取りを期待していたけど…ホラーでした。
舞台挨拶でほふく前進するヤン・イクチュンが夢に出そう…とクドカンから連絡があったとのことだが、たしかにね。
首が戻ったときに、あーどこからが夢か妄想なんだろ?と思ったけど、うーん。
つまらなくはないけど、期待しすぎたかなあ。
原作だと日本人同士なんだけどなぜ?
いまいち
内容がない、途中退席する方も少なくなかったです。多分内容のなさにストーリー性の悪さから我慢ならずに退席されたのでしょう、お気持ちはわかります。その選択は正解、最後のオチも理解できなくスカッとしない結末。最近テレビは視聴率から見てわかるよう全く面白くない切り捨てられていますが、映画も後を追ってますね。テレビや映画がこの程度の低レベルだから、YouTubeに流れるのでしょうね。、
【”死の間際の告白により生じた疑念、そして起こった夢想。”高所雪山避難小屋での、思いもよらぬ二人の男の心理戦をサスペンスホラータッチで描いた作品。少しだけ、「シャイニング」を思い出した作品でもある。】
■大学山岳部OBの浅井(生田斗真)と、韓国人のジヨン(ヤン・イクチュン)は16年前の冬山登山中に行方不明になったさゆり(奈緒)を慰霊する登山中に猛吹雪で行く手を阻まれ、左足を怪我して動けなくなったジヨンは、。”さゆりを殺したのは自分だ。”と告白する。
だが、浅井が助けを求めて歩くと避難小屋が現れ二人は小屋に避難する。
◆感想
・まずは、10年前まで登山をしていたモノから観ると冒頭のシーンは突っ込み処満載だが、まあいいやと鑑賞続行。登山はあくまで、浅井とジヨンを隔絶した世界に閉じこめる理由だからである。
・面白怖いのは、避難小屋に逃げ込んだ二人の心理戦である。特に、ジヨンが薪ストーブの前で韓国語でブツブツ言っている姿が怖い。
・浅井が、避難小屋で薪ストーブでスープを作るために、調理場に行った時に床にあった血痕。そして、包丁はない。ここも、”調理場がある避難小屋はないよ!”とやや突っ込むが、観賞続行。
・ジヨンが助けを求めるために、浅井に隠れてスマホで電話をしている時に”一人・・。”と喋っている姿を見てしまった浅井。更に、スープを作るために浅井にジヨンが貸した小型ナイフ。浅井が電話を貸してくれと言っても答えは”電源が切れた・・。”
浅井のジヨンに対する疑念が湧いて行くのである。
・ジヨンが、自らの告白を悔いる姿も怖い。そして、浅井は高山病により目が徐々に見えなくって行く。
- そして、ここからは推論である。劇中、ハッキリと映されているので書くが浅井はジヨンがさゆりの首を絞める所を木の陰から観ていて、更に蘇生するさゆりの首を絞め、殺害する。勿論恋人で会ったさゆりが妊娠し、出産を望んだ事が理由だが。
その後に起こる、ジヨンが執拗に浅井を殺そうとする行動の数々。シャベルで浅井が逃げ込んだトイレの戸を抉じ開けたり、非常倉庫の扉を叩き割ったり、階段を転げ落ちて首を折っても”クキッ”と直して這い上がって来たり・・。ウワワワワー!なシーンの連続に”コレ、ホラーかよ!”とビビる私。
更に、到着した救助隊員達が惨殺されている姿・・。-
<というのが、全て浅井の疑念から起きた夢想であり、救助隊員達が見たのはジヨンの胸を狂ったように何度も何度も、薪を削って作った凶器で突き刺す鮮血に塗れた浅井の姿を到着した救助隊員達が見つけるという、冬山の逆転惨劇ホラーでありました。
それにしても、ざんバラ髪のジヨンを演じたヤン・イクチュンの形相は、怖かったなあ。けれども、もっと怖い人がいました・・。>
何で韓国人?
雪山で遭難して16年前に犯した殺人を告白した男と、彼に襲われる恐怖を抱いた音の話。
大学の山岳部のヒロインが亡くなり、毎年慰霊登山を行っていた2人が遭難し、死を覚悟してヒロインの殺害を告白した直後、山小屋をみつけて始まっていくストーリー。
秘密を知ってしまったことで、ジヨンに襲われるのではないかという不安に駆られる浅井視点で進行していくけれど、瞬間移動は高山病で意識が飛んでいるからですかね?
会話劇が繰り広げられて、今度は妄想?幻視?強迫性障害?とか思っていたら…。
最後は随分急展開でけど、こうしなきゃぐだぐだになってしまうから、色々すっ飛ばして衝撃的にした感じかな?
そのおかげで何とか観られるラストだったけれど、腹落ち感は少なかったし、シュールなロングコントを観た気分。
後悔。
大学山岳部OBで親友の浅井とジヨン、16年前の大学卒業登山中に遭難で亡くなったと思われてた西田さゆりの話。
16年後のさゆりの慰霊登山中、吹雪いてるなか足を負傷し動けなくなったジヨン、俺はもう助からないから先に行ってくれと言われるなか、「あの時、さゆりを殺したのは俺なんだ」と告白したジヨンと告白された浅井のストーリー。
すぐ近くにあった山小屋で難を逃れたけど、「あそこで死ぬつもりだから告白したのに」と、言ったことを後悔するジヨンと、聞いてはいけない事を聞いてしまい後悔する浅井とで…、外は吹雪いてるから外には逃げれない、ある意味密室の空間の中…。
どちらかと言えば浅井がビビりで、変な事聞いちゃったから俺は殺されるかもしれないという被害妄想的なとこから始まり、ちょっと様子がおかしくなって狂った様に見えたジヨンだったけど結局夢ですか。
「そっちの事か」と最終的には浅井の口からボロが出ちゃたけど、上映時間約80分と短めだけどスリリングで楽しめた。
会話劇だと思っていたら、まさかのバイオレンス・ホラーだった・・・
殺人を犯したことを告白した者と、それを聞いてしまった者との密室劇だが、内容的には、山小屋内で男2人が殺し合うだけのバイオレンス・ホラーで、完全に期待を裏切られてしまった。
せっかく、芸達者が出演するのだから、気まずい雰囲気をなんとかしようとジタバタするようなコメディタッチの展開に持っていったり、互いの腹を探り合うようなヒリヒリとした心理戦を描いたりできなかったものかと、残念に思ってしまう。
ホラーとしても、殺人犯が、いつの間にか後ろに立っていたり、階段から落ちて曲がった首をグキッと治したり、高速の匍匐前進で迫ってきたり、「シャイニング」並みにショベルや斧を扉に突き立てたりと、その様子は、怖いというよりも失笑もので、あまりのリアリティーのなさに呆れていると、まさかの夢オチで興醒めしてしまった。
エンディングのオチにしても、殺人犯が、自分の犯行の後に、主人公のしたことを目撃していたのならばいざ知らず、被害者が妊娠していたということが判明しただけで、主人公が殺人犯を殺す展開になるとは到底思えない。
どうせなら、夢の中のことではなく、現実世界で起こった殺し合いの経緯の方を、しっかりと描くべきだったのではないだろうか?
おそらく、それは、主人公の「嘘」が次々と明るみに出るような会話劇になるはずで、やがて、その「嘘」を隠すために殺し合いが始まるのだろうが、その方が、よっぽど面白い話になったのではないかと思えるのである。
日本語で喋れよぉ!!!
劇中でも「日本語で喋れよぉ!」とあるように浅井(生田斗真)が韓国語がわからない(ひょっとしたら少しはわかる設定なのかも)ので、ジヨン(ヤン・イクチュン)の肝心な独白がほとんど伝わってない。
なので、映画を見る身としては字幕があるのでわかるけど、劇中では会話がほとんど成り立ってないのが、非常に違和感。
浅井としてはやや話が通じるジェイソンに襲われてる感じになってしまっている。
他の人のレビューを見ると、B級ホラーっぽく撮ったとの監督の言。
うーん…それでも良いけど……なんかフォーカスするところが違うかな〜…。
あと、90%2人しか出てこない上、1時間以上2階しかない山小屋でバトルを見るのはかなりキツイ。
逆に二人の演技でなんとか成立させたのはある意味すごいと思うので、この点数で…。
長めのマキシマムザホルモンのPVって感じ。
ツッコミどころいっぱい😂
最初に、、、愛があるツッコミなので許してね。
そもそも山登りの仲間ならもっと強い繋がりがあるはずなのに、やたらよそよそしい、まあ、それは告白をしちゃったからか、、、
脚があんなになっているのに、あんな動けないでしょ、
あ、それも夢オチになるのか、、、
そうか、全部、夢オチで片付けられちゃうのか、、、ずるいな。
まあ、決定的なのは、妊娠していたら山には行かない、
ということかなー、これだけは言えると思いますよ、笑
舞台挨拶付きでした😊
ヤンさん、映画ではやたら怖かったけど(韓国語で独り言を言うの、やめてほしいよね、怖いわ😨)、本当はかわいらしい明るい方なんですね、ホッとしました😊
監督はB級ホラーのつもりで作っているので観る側もその体勢で
ワンシチュエーションで上映時間も短い、短編映画のような見応えの作品だ。
物語の前提は冒頭の浅井の独白で説明され、さくさくと避難小屋での主役2人の睨み合いに入っていく。あとはちょっとしたB級ホラーのノリで、大暴れするジヨンが急に姿を消しては突然現れてびっくり、といったようなジャンプスケアの繰り返しだ。
PG12とはいえ、上限ギリギリを攻めてこられるとグロ苦手な私は耐えられないかも、と心配していたが、生々しいグロ描写はほぼなかった。ジヨンが自分の足を刺すところと、脛が折れてしまう場面はCGっぽさ、作り物っぽさが強かったので全く問題なかった(問題ないのか?)。
上映前に鑑賞特典のクリアファイルをもらって、マキシマムザホルモンの主題歌の歌詞を眺めていた時の方が想像が膨らんで怖かった。「まるでナポリタンな遺体!」とか、「穴という穴から液体!液体!」とかの映像を見せられるのかと戦々恐々としてしまった。
あとで山下監督のインタビューを読むと、監督自身この作品をB級ホラーだと思っているそうで、これじゃB級ホラーだなという印象はどうやら監督の思惑通りらしい。
この思惑とあまりに違う期待を抱いて観るとがっかりするのかもしれない。
主演2人の演技の熱量が一番の見どころ。
映画を観た後に原作漫画を読んだら、ジヨンの役は原作では日本人という設定だった。わざわざ元留学生という設定に変えてヤン・イクチュンを起用しているのだが、あの静と動のコントラストのすごい演技を見て、この役にあてたくなるのもわかる気がした。
激情のデフォルメがすごすぎて、途中から2人が闘ってる理由なんてどうでもよくなってきて、ハイスピード匍匐前進のシーンなんかはちょっと笑ってしまった。死にそうだったのに、玉ねぎスープだけでめっちゃ元気やん。
生田斗真は上手いので安心して見られたが、結局さゆり(奈緒)を殺したのは浅井でした、という話であれば、もうちょっと終盤に浅井の腹黒さを前面に出してもよかった気がする。序盤でジヨンの殺人の告白を聞いた時、浅井は本当は自分が殺したのにあんな白々しいことを言えるような人間だし。妊娠したから殺すなんてまさにクズだし。
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」での源仲章のようなキレキレの腹黒演技(本作とは方向性は違うが)が生田斗真はできるのだから、どうせならそこまで振り切ってもらって、浅井の表と裏みたいなものも見てみたかった。
夢オチはよくない展開のように言われることが多いが、本作終盤の夢オチ、というか1回目のどんでん返しは嫌いではない。ジヨンとの格闘という幻は、浅井の中にあるさゆりを殺した罪悪感が見せたものということだろう。そういう想像の余地が加わるのも乙なものだ。
細部のアレンジはあれ、展開はほぼ原作通りの作品だが、このラストだけは原作と違うものになっている。
(以下、原作のオチを書きます)
原作では2人の格闘は全て現実で、終盤に浅井が石倉(本作のジヨン)に追い詰められさゆり殺しを告白したあと、自分が殺したのではないと安心して油断した石倉を救助隊が来る前に殺害、遺体を雪原に放置。救助隊に、石倉とは途中ではぐれたと嘘をついて自分だけ救助されて終わる。
腹黒いですねえ。映画ラストの血塗れで死んだ目の生田斗真もいいけれど、原作準拠パターンでごりごり腹黒さを見せるのも捨てがたい。でも多分監督は、ラストを血と狂気で盛り上げたかったのだろう。
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