キラー・ナマケモノ

劇場公開日:

解説

殺人ナマケモノが大学の女子寮で巻き起こす惨劇を描いたアニマルパニックホラー。

パナマのジャングルで捕獲されたナマケモノがアメリカに密輸入された。地味な学生生活に焦りを感じていた女子大生エミリーは怪しげなペット業者に勧められ、SNSで人気を獲得するべくナマケモノを飼うことに。ペット業者を人知れず惨殺したナマケモノはエミリーに連れられ、大学の女子寮へやって来る。女子大生たちはナマケモノの愛くるしい姿に夢中になり、たちまち人気者となったナマケモノは「アルファ」と名付けられて寮のマスコット的存在となる。おりしも寮は会長選挙戦の最中で、人気と権力のシンボルであるティアラをめぐって女子大生たちがバトルを繰り広げるなか、ナマケモノは鋭いカギ爪で1人また1人と彼女たちを血祭りにあげていく。

劇中に登場するナマケモノはCGを使わず、アニマトロニクスのパペットによって動かされている。

2023年製作/93分/G/アメリカ
原題:Slotherhouse
配給:アルバトロス・フィルム
劇場公開日:2024年4月26日

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(C)2023 Slotherhouse TM All rights reserved

映画レビュー

3.5凶悪でスピーディーで乙女心のあるナマケモノが大暴れ

2024年4月30日
PCから投稿

あってもなくてもいいけどあってくれると世の中の風通しがよくなってちょっと嬉しい、くらいの、実にバカげたどうでもいいホラーコメディだが、もう凶暴なナマケモノをアニマトロニクス、というか、ガチでぬいぐるみでやります!っていうアナログ精神が微笑ましく、映画のどうでもよさとシンクロしてつい好感を持ってしまう。ついでに★もひとつくらい余計に付けてしまう。

誰彼構わず勧めたいとは思わないが、深夜にテレビでやってるのを最後まで見てしまって、翌日学校でたまたま見ていた友人と盛り上がりたい、みたいなジャンルであり、おそらく映画館の客席は毎回ほんのりとした連帯感に包まれていると思う。

ナマケモノがのんびりしてるだなんて誰が決めました?人間ですよね?と強弁しそうな人を食った感じとか、こんな作品に堂々と自然保護のメッセージをぶっ込んでくる心臓の強さも、いい湯加減なこの作品のテイストに合っている。

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村山章

4.0こういう映画が好き

2024年5月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

こんなバカバカしい映画を真剣に創ってる人がいるんだって思うだけで楽しいよね。
そこが好き。

これたぶん原題の《SLOTHERHOUSE》の意味が分からないと、ちょっとなんだかってところあるんでしょ。分からないから、まあ、いいんだけど。

殺人ナマケモノが大学女子寮に入り込んだらどうなるかってところで、それに女子寮会長の選挙をひっかけて話を進めるね。
ストーリーは、ほぼ、どうでもいいんだよね。ただナマケモノをつかってホラーシーンを色々やってみたかったっていう。
なので話の整合性みたいのはあれなんだけど、色々と「あるある」っぽいシーンが出てきて、それ観てて面白かったな。

そんなに続けて観たいとは思わない種類の作品だけど、たまにはいいね。

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Scott

2.0体が勝手に映画館へ…

2024年5月5日
Androidアプリから投稿

「ゴジ✕コン」とっくにやってるのに、あれだけ楽しみにしていたのに、先に鑑賞したのはコレだ。
どうしても悪食の本性が出てしまうな。
挙げ句評価は星二つだ。二千円も払って。

おフザケも悪乗りも有っていい。B級ホラーなんだから。低予算なのも仕方ない。アルバトロス配給って時点で観る方も分かってる。
今時CGじゃなくてパペットかよとか女子大生?皆アラサーに見えるぞとか1日8回のあの薬は結局何だったん?
とかいろいろあるが、そんなの些細な事だ。
この映画の何が駄目って観客へのサービス精神がまるで感じられない事だ。

キルカウントは多いのにほとんど血が出ない。これは駄目だ。絶対に駄目だ。
いくら低予算だとしても血糊用意する金も無いってわけじゃないだろう。劇中車にコルベット用意する金が有るんだから。
一応スラッシャー映画だろうにゴア描写がほぼ皆無。客を楽しませる気が無いとしか思えない。
挙げ句中途半端にいい話にしようとしてるのも許せん。アルバトロス配給の映画にそんなもん期待する奴いねーよ。
レイティングに配慮した結果なのかもしれないが、だったらスラッシャー映画なんか作るなと云いたい。

監督は猛省するように。
にせんえんかえせ

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MAKO

3.0B級のB級

2024年5月5日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

単純

B級好きなので、くだらないのを承知で観賞。
やっぱりくだらない!(笑)

ナマケモノが車運転したり真剣白羽取りしたりスマホパソコンの操作も余裕で、身体能力がハンパない。

そして女子大生がみんな老けてる。
もう少し若い俳優は使えなかったのか?
それにこういうB級映画にはエロは付き物じゃない? 女子寮が舞台ならなおさら。

主人公とライバルがどっちもクソ野郎だった。
しかもラストは仲良くなってるのは何故?

色々ツッコミどころは多いけど、まぁB級だから仕方ないか(笑)

個人的に嬉しいのは、ナマケモノを安っぽいCGにせず人形を使ったこと。
アマプラでB級映画をよく観るけど、安っぽくてバレバレのCGだと冷めるんですよ。
目線がCGと合ってないことも多いし。
それならこの映画みたいに人形使って撮影してくれた方が、下手なCGよりもリアル感は感じられる。

去年の『キラー・カブトガニ』の方が面白かったな。

次の『キラー○○』を楽しみにしています。

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