名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)のレビュー・感想・評価
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『名探偵コナン』劇場版 第10作
今回はちゃんと謎解きしてたね👍
コナン劇場版の良いところは、冒頭5分の前提説明を必ず挟むこと。
これ端折る作品多いけど、こういう気遣いって、誰もが作品に素早く入り込んでいける土台を作る制作側の努力、大事。
白馬探はナイス人選😂
【あらすじ】
高級ホテル「レッドキャッスル」にやって来たコナン一行。そこで謎の男からある事件の真相を突き止めて欲しいと依頼されるが、もし制限時間内に事件を解決出来なければ、隣接するテーマパークにいる蘭たちの腕にはめられたフリーパスIDが爆発すると脅される。
果たして依頼を受けたコナン、小五郎、平次は事件の真相に辿り着くことが出来るのか!?
コナン映画として異例の多い作品
遊園地を訪れた小五郎とコナンは蘭と少年探偵団の命を賭けた推理に挑戦することになり…。
劇場版10作目。近年の作品に比べて地味ではあるが、大人勢の信念を貫く格好良さや探偵作品に対するアンチテーゼのような展開は好みでありシリーズの中でも推したい1作。
阿笠・目暮くらいの年齢になってくると、評価も上がってくる・・・体型もか?
初めて映画館で観たコナン。それでもかなり面白かった。大阪の服部平次は知っていたし、怪盗キッドも見た事あるので、わからないのは白馬って奴くらいだ。依頼主の謎の男は“ヒント”を手掛かりに謎を解いてもらいたいと毛利のおっさんとコナンに挑戦状を叩きつけたのですが、夜10時までに解けなかったら手首につけられた遊園地“ミラクルランド”のフリーパスIDが爆破してしまう。例によって、可哀想な人質は蘭と子供たちだ。そして最初のヒントは“TAKA3-8”。「競馬だよ、競馬!」などとお子様も多く鑑賞する中で叫ぶわけにもいかず、「3-8は二連単を表し、TAKAは馬主に違いない!そうだ、もしかするとホリエモンが飼ってる馬で・・・」と推理しながらの鑑賞は暴走しがちとなった・・・
4月4日に起こった現金輸送車襲撃事件と、怪盗キッドによるダイヤモンド強奪事件。横浜オーシャン大学の犯罪研究クラブ出身の男が浮上してきて、その卒業生の中の1人西尾が殺されていた・・・などと、かなり本格ミステリーの様相を呈してくる。しかも、犯人はコナンのことを工藤新一だと知っているといった謎。もしかすると、工藤新一を小さくしてしまった黒幕にも触れるんじゃないだろうかとワクワクしてしまいました。
こうした推理ものに対しては意外な視点で臨むと正解が見えてくる場合が多い。いつもの悪い癖で、毛利のおっさんが借りたワゴン車が新宿ナンバーの“仕出し弁当 松風亭”であることが怪しいなどと睨んだことも徒労と終わった。しかし、謎の依頼者は案外簡単にわかるし、狙撃者だって予想がつく。残るは、工藤新一を知っている事実や、怪盗キッドの絡み方、白馬が途中でいなくなったことに絞られてくる面白さ。白馬=キッドという妄想をしてしまうこともファンにとっては興味深いところでしょう。
今回は蘭ちゃんが愛らしく思えるシーンはほとんどなかったけど、灰原哀ちゃんの大人びた憂いのある表情も楽しめるし、原作もTV版も劇場版もあまり知らない大人であっても、阿笠博士と目暮警部の最後にとった行動に泣けるはずです。涙出ちゃった・・・
〈2006年4月映画館にて〉
【追記2020.5】
遊園地をベースにした内容、時限装置付き爆弾を扱った作品は他にもあるけど、最初から「事件は何?」という謎からスタートする、ある意味ハードボイルドタッチな変わった作風に満足。しかも少年探偵団の3人もしっかり探偵してるし、“探偵たち”大集合といった感じ(キッド含む)がとても良いです。
結末には納得出来ませんが、映画全体としては面白かったと思います。
蘭や和葉を人質に取られたコナンと平次、そしてキッドが、殺人事件の謎に挑む物語。
随分前に鑑賞済みですが、録画していたものを再鑑賞。
コナン、平次、キッドがそろい踏みする作品ですね。
映画全体としては好印象です。展開もスムーズですし、謎解きの楽しさもあります。私的にお気に入りキャラの灰原のぶりっ子演技や「死ぬわよ」のセリフは、映画の魅力を少し上積みしてくれました。
ただ、あのラストには納得感がありません。何も残らない結果のように思えて、映画の魅力が半減したような失望を感じます。その部分だけ、評価は大きく下げさせて頂きました。
あと、キッドと言うキャラクターは嫌いではありませんが、コナン映画の登場としてはどうなのでしょうか?絶えず、コナンを先回りしている印象があって戸惑いを感じます。一度、コナンがキッドを撃退するようなシチュエーションも見てみたいですね。
平次に、キッドに、総出演。
事件の内容自体はぱっとしない。謎解きって感じでもなかった。
でも、平次やキッドが活躍したので面白かった。
美味しいところはやっぱりキッドがもらっていく。
少年探偵団や蘭は脇役に徹していたので、スムーズだった。
小五郎や灰原もあまり活躍できなかったのは残念。
クライマックスはコナンらしくて良かった。
今日は楽しかったかい?
さすが10周年作品!
なんせオールキャスト!
あいちゃん肝が座っててかっこいい。
事件の推理性が薄いのと、
コナン映画で期待する蘭と新一の胸キュンエピソードはなかったけど、
ラスト、アガサ博士と刑事たちの行動が
あったかすぎて胸がぎゅうっとなる。
「今日は楽しかったかい?」
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