劇場公開日 2023年3月10日

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Winnyのレビュー・感想・評価

全222件中、1~20件目を表示

3.5当たり前の自由…

2023年4月8日
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鑑賞方法:映画館

「緊張感のある現場だった」…出演のひとりである親友からの一言がなかったら、僕はこの映画を観ていなかっただろう。

この作品には、何よりも先に、金子勇氏を始めとする実在する人物に対する敬意と配慮が行き届いている。これは悪人は誰かを追求するのではなく、一人の無垢なるクリエイターが、なぜ、こんな体験をせねばならなかったのかを呈示し、いかにして「無実」を証明し、「当たり前の自由」を取り戻したのかを描くヒューマンドラマである。

映画表現というリアルに挑戦する試みとして、並走する愛媛県警の実直な警官の描写も側面から効いてくる。過剰の説明を避けて、吉岡秀隆演じる警官の目に宿る腐敗への嫌悪と恐れを必要最小限の情報で見せる。
体重を増やすことで役柄に同化したかのような東出昌大と三浦貴大も好演。個人的には、勝訴率の高い弁護士を演じた吹越満の芝居が良かった。

朝日新聞に掲載されたひとつの記事を端緒に、今や当たり前になったオンライン環境の黎明期を現出させた松本優作監督は20代でこれを撮った。日本映画もまだまだ可能性を秘めている。

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高橋直樹

4.0日本映画の意欲作

2023年3月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

近年の実話を基にした作品自体が日本映画では珍しいうえに当事者も実名で登場する意欲作だ。事件の経過もすごく調べられていて、きちんと社会派映画としても機能していて、日本の警察・検察、そして司法の問題点をあぶりだしつつ、人間ドラマとしても完成度が高い。
この作品は、WinnyというP2P技術を用いたソフトを巡る物語ではあるが、技術の妥当性やディテールを細かく描くものではない。それよりも、日本の司法の異様さをあぶりだす裁判映画であり、法廷ドラマとして構成している。一番の見どころは迫真の法廷劇である。特に秋田弁護士による警察の尋問シーンがすごくエキサイティング。人質司法によって捏造された証拠の問題や、メディアを利用した悪質なイメージ作り、有罪率99&の日本の司法のどこがまずいのかをわかりやすくストーリーの中に組み込まれていて見ごたえがある。
この映画を見ると、日本の冤罪を生みだす仕組みが良くわかる。最近も袴田事件の再審が決定したニュースなどがあったが、冤罪を生まれる土壌は、21世紀になっても温存されていて、最新テクノロジーをめぐる事件でも暗躍していたのだ。

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杉本穂高

3.5実話ゆえの苦い後味と、過ちへの対処について

2023年3月9日
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鑑賞方法:試写会

悲しい

知的

1990年代からIT系ニュースサイトで英日翻訳に関わっていたので、主に米国や世界全体でのナップスターやビットトレントなどP2P型ファイル共有ソフトの普及や問題についてはある程度把握していた。だが日本の状況については相対的に関心が薄かったため、Winnyを開発した金子勇氏の逮捕や裁判の経緯などはそれなりに報道されたはずだがほとんど記憶になく、本作で初めて知ったことも多くていろいろ考えさせられた。

Winnyは結果的に映画や音楽などの著作物の違法アップロードと違法コピーを招いたのだが、では共有ソフトの開発者を著作権法違反ほう助の罪に問えるかどうかが主な争点であり、本作の大きな要素にもなっている。デジタル技術の進歩に法整備が追いつかないのは日本だけの事情ではないにせよ、才能ある開発者が斬新なソフトウェアやサービスを作った結果、意図せずして法に触れる使い方をされてしまったケースは少なくないだろう。金子氏は天才プログラマーだがいわゆる“専門バカ”で、一般常識が足りない人物として描かれている。もし彼が、2ちゃんねるという場所を介してファイル共有ソフトを公開した場合に著作権侵害に使われる可能性を予見できていれば、長年に及ぶ訴訟に人生の貴重な時間を浪費することなくデジタル革新に貢献できていただろうにと惜しまれる。

サイドストーリーとして描かれるのが、愛媛県警の裏金問題を内部告発した仙波敏郎・元巡査部長の話。本筋のWinny問題との関係性がやや弱いのは難点だが、興味を持ってWikipediaの仙波氏の項を見たら、県警を定年退職後に鹿児島県阿久根市のワンマンな竹原信一市長の専決処分で同市の副市長に就任し、4か月後に市長が失職して市長職務代理者になり、さらに1カ月後には解任されるという、なかなかに波乱万丈な人生を送っている。仙波氏の人生にフォーカスしても一本の映画が撮れそうだ。

最後にもう一点。罪に問われ法廷で裁かれることになった人物を東出昌大が演じることに、「寝ても覚めても」で共演した唐田えりかとの不倫騒動と杏との離婚、仕事の激減に思いを馳せる人も多かろう。東出本人も重ねられることは承知の上で引き受けた役だろうし、共演陣と製作スタッフらも東出を窮状から救いたいという願いをそれぞれの演技や仕事に込めたのではと想像する。それ自体の是非をここで書く気はないが、日本で芸能人同士の不倫騒動が起きると、復帰までの期間や仕事量の戻り具合から推測して、男性に甘く女性に厳しい傾向があるのは確か(川谷絵音とベッキーの件もしかり)。こんなところにも日本社会での男女不平等が表れており、処し方についてもっと議論され、改善されるべきだと常々思っている。

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高森 郁哉

5.0期待通り良い作品で満足しました

2024年6月2日
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鑑賞方法:VOD

日本の組織って嘘と誤魔化しだらけで嫌になる。
こちらの映画では警察だったけど、政治も。
そんな事に思いが至った作品。

その他、こちらの作品の感想や、私の中の見所ポイントとして

・winny開発を警察がこのように扱った事で日本のIT化が遅れをとった要因の一つになり得たこと
・愛媛県警の告発者に迫る危機、緊迫感
・主演のオタク感のあるキャラクターが憎めずかわいかったこと
・秋田弁護士の敏腕ぶり
・エンドロールの本人映像

自分好みの映画だったので、星5です★★★★★

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AAA

5.0深夜の鑑賞でも大丈夫でした!

2024年5月30日
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鑑賞方法:VOD

知的

難しい

淡々と話が進みます。特に盛り上がるシーンも少なく泣けるようなこともほとんどありません。お姉さん(吉田羊さん)が告別式で壇弁護士(三浦貴大さん)にお礼を言いながら感極まるシーンだけは来ましたが…

でも退屈するわけでもなく平日深夜のamazon primeでの鑑賞は「明日の仕事に響くかな?」の心配をよそになかなか見ごたえのある作品でした。

秋田弁護士(いつも曲者の吹越満さん、『友たちのパパが好き』結構好きです!) やはり今回もいい味出してる警官の仙波(吉岡秀隆さん、北の国から寅さんからゴジラまで色々と味な役どころですね)、北村刑事(渡辺いっけいさん)のあたふたぶり、生徒だった湯川先生の助手に成り下がったり今回もまたはまり役でした。弁護士事務所の同僚(和田正人さん)もう少し前面に出てくるシーンが欲しかったですが‥

それに何といっても壇弁護士(三浦貴大さん)!『銀座ダイヤモンドシライシ』の彼女に指輪を送るCM(賛否両論あったみたいですが私はどちらかというと賛でしたね)
CMでは見かけるけど映画やドラマでは大きな役がないな~なんて思いながら、どうしても昭和の歌姫『百恵ちゃん』と石川さゆりさんの元旦那で役所さんと影踏みしてる
『友和さん』のご子息のイメージがありますが、いい役者さんになられてお父さん、お母さんは安心です!

こちらも何といってもですが金子勇(東出昌大さん)のコンピュータ技術に没頭するあまり世の中や周りが見えていない科学者の役を見事に演じられてました。ボクちゃんのイメージが強すぎますが某スキャンダルの原因になったあの作品でもとってもよかったので復活されて嬉しく思います。私生活はともかく(っていうのはいけないのですが)いい役者さんはいい役者さんですね!

裁判もの『それでもボクはやってない』のごとく淡々と静かに進むストーリー、実話なので変な脚色はいりませんが本当に深夜の鑑賞に堪えられるいい作品でした。もっと話題になってもいいと思いました。(私が知らないだけで話題になってましたっけ??)

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marimariパパ

3.5日本衰退の元凶

2024年5月30日
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鑑賞方法:VOD

かつてのものづくりニッポンがなぜアメリカのGAFAみたいな企業を生み出すことができなかったのか。その理由の一端にこの事件がある。そのことを多くの日本人が知る為にもこの映画はもっと広く知らされるべき。もちろん、東出昌大の演技は素晴らしい!三浦貴大も良かった。親の七光りじゃないと証明してみせたのでは?

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6k9k

4.0現代の魔女裁判

2024年5月26日
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鑑賞方法:VOD

観る前は映画 ソーシャルネットワークのような疾走感のある内容かなと予想していたが、重々しく、見ていて苦しくなるものだった。

悪者を仕立て上げ、皆で糾弾し罰していく時の人間はとても恐ろしい。純粋で飛び抜けて優秀なエンジニアであった金子さんの周囲からの理解、処遇はあまりにも悲しく、彼が裁判にかけた7年間は、技術発展の側面では日本にとって大きな損失だったのだろう。

ただ、金子さんと弁護団の方々は、7年後の勝訴に誇りを持っておられるという点(記事で読んだ)が救いであり、技術者の進歩と名誉を守る、日本の技術史にとって重要な勝訴であったのだろうと思う。

感謝してよかったと思う。

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とっしー

3.5ドキュメンタリー映画の真骨頂

2024年5月25日
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鑑賞方法:VOD

Winny
一世風靡した言わずと知れたP2Pフリーソフト
42歳という若さでこの世を去った金子氏
同世代としては非常に興味深く、この騒動の一連の流れがよく分かる作品でした

登場人物は全て実名
フィクションはどこにもない
なぜWinnyが叩かれたのか
包丁の例えを盛り込むあたり、鑑賞者に理解を深めたい意志が見える

あの時代、マイコンブームに乗った世代
分かる分かる
私もそうだった
最高裁で無罪を勝ち取るのは当然だ
日本の司法も捨てたもんじゃないね

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零式五二型

4.0自分のためではなく、他人のため、世の中のため、未来のために信念を貫いて戦う男達

2024年5月25日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

WOWOWの放送にて。
公開時、とても興味があったのにタイミングが合わず劇場で鑑賞できなかった作品。

早すぎた開発をしてしまった天才技術者と弁護団の闘いを実話に基づいて描いている。
当時かなりの騒動だったと記憶するが、事件の内容はあまり理解していなかったし、一審判決後7年間も闘い続けていたとは知らなかった。

純粋でお人好し、世間知らずのようで社会の問題点には着目している。そんな技術屋を東出昌大が素のように演じている。
エンドロール後に金子勇氏ご本人のインタビュー映像が映し出されると、〝そのまんま〟じゃないかと驚く。

ややぎこちない関西弁で三浦貴大が執念の弁護士 壇俊光を好演。
予告編でも使われていた「ナイフを作った人を罪に問えるか」という問は、いわゆる刑事訴訟の不文律のようなものだと思う。
壇弁護士が権力に立ち向かう原動力は、この不文律を脅かしてはならないという強い信念だろう。これを許せば開発者は萎縮し、新しいものは生まれなくなってしまう。
「この逮捕が間違っていないと胸を張って言えますか」毅然と検察を問い詰めるこのセリフも予告編に使われていた。

壇弁護士がこの闘争の手記を著しているらしいが、残念ながら未読。そこに書かれているのかどうか知らないが、もう一人の信念の男をこの映画は並行して描いている。
警察署での裏金作りが常態化していた愛媛県警を告発する仙波巡査部長、演じるは吉岡秀隆。
彼の原動力は、日夜懸命に公務を果たす警官たちの尊厳を守ることだ。
領収書偽造に協力する若い巡査に「そんな罪を犯した者が、1,000円の物を盗んだ人間を捕まえて調書がとれるのか」と、仙波は問う。

Winnyを使ったハッカーによって警察の情報が漏れたことが金子逮捕の裏側にあったのだが、愛媛県警の不正の証拠を世間に曝したのもまた、Winnyハッカーだった。
一見無関係な愛媛の騒動がWinnyで結びつくが、仙波と檀たちが交錯することはない。

マスコミによる偏った報道も描かれている。
実際に、Winnyが危険なソフトであるかのような報道が当時はされていたと思う。
仙波巡査部長が何者かからの脅しや嫌がらせに合うが、これも実際にあったのだろうか。

裁判で、金子はWinnyが匿名性を担保することで告発者を守ることができると説明する。
現代、ネット住民たちが匿名性を武器に根拠のない誹謗中傷を繰り返していることは、皮肉だ。

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kazz

4.0凡人相手じゃ勝ち目ない

2024年5月25日
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鑑賞方法:VOD

史実を知らずに鑑賞。天才を理解できない凡人が天才を裁く悲劇。絶望感しかないわと思いきややはりら天才目線は違うところを見てる。
ボヘミアンラプソディ並みに金子氏と東出昌大が同一にみえてしまった。邦画ももっとこういう作品だしてほしい。

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persimmon orange

3.5❇️ナイフで殺人事件発生!ナイフを作った人は罪になるのか‼️

2024年5月18日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

難しい

🇯🇵2003年

ファイル交換と電子掲示板構築ソフトができるソフトを2ちゃんねるの住人などと相談しながら作った金子さん。(サイトネームは47)

このソフトが動画やゲームなど誰でもダウンロードできる為、ユーザーが一気に広がり、著作権問題で億単位の損害など社会事件になりる。

違法のアップロードやダウンロードの人達だけではなくこのソフトを作った金子さんが逮捕されてしまう。

❇️ナイフで殺人事件が起きた。
ナイフを作った人は罪になるのか‼️

★彡プログラミングが大好きで無垢な金子さんの事件の裏話に迫る。

◉71C点。
★彡金子さんが悪くない事は判りましたが、実際、違法ダウンロードやアップロードの事件も観たかったです。無罪が薄れてしまうのでしょうがないかなぁ⁉️

🟢感想。
1️⃣Winnyのポテンシャルや使い道は凄かった❗️
★彡初心者には違法ダウンロードソフトだとしか思っていなかった。当時金子さんは頭の良いハッカーにしか思えなかった印象です。

2️⃣金子さんの人柄や思いが垣間見れる❗️
★彡まさかの地味そうな性格でお金よりプログラミングを印象させる。

3️⃣当時の金子さんのイメージや印象が変わった‼️
★彡警察の闇も含めて、冤罪を晴らす事は本当に大変な事だと思いました。

🥺😱🧑🏻‍💻👮🏻‍♀️👨🏻‍⚖️🧳💻⚖️📃📝🈚️🌐

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シネマを喰らう

4.0実話

2024年5月17日
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東出昌大がいい演技してる
結末もなかなかくるものがある…
法廷のシーンが緊張感あって
映画館で見たかった作品

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ビタミン

4.0《 出る杭が打たれない社会であるために 》

2024年5月17日
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鑑賞方法:VOD

まだ二十代の長編映画3作目位の松本優作 監督が撮った史実映画。
主要役者他、渡辺いっけい、吉田羊、吉岡秀隆も良かったが、吹越満がとても良くて初めて吹越満を格好いいと思った。

ファイル交換ソフトのWinnyの事件は覚えている。
1、違法利用者が悪いが、開発者も悪いのか?
2、開発者に悪意はあったのか?
3、開発者が逮捕された!
4、開発者に出る判決は?
5、有罪判決が言い渡された!
ここまではリアルタイムでNEWSで見てた。
しかし、それ以降はこの映画で知った。
何故 知らなかったのだろう、多分マスコミがあまり取り上げ無くなったからだろうか?
自分が無関心になったからか?

※当時、著作権違反で映画をWinnyで違法アップされた映画界側が本作を映画化する事にも意味が有る。
※壇俊光 弁護士が裁判シーンを監修したらしい。
※役者が演じながら付けてた眼鏡やカメラは本人が使ってた本物を借りてたらしい。
※主人公の金子勇さんは1970年生まれで茨城大学の工学博士を歴て日本原子力研究所で働いてた天才の方らしい。
※昔、裁判の傍聴を休日に行ってた時期が度々あった。とても良い経験だった(不謹慎だとは思わない)。また行くか、、、と思う。

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ナイン・わんわん

3.0未来を先取りした技術

2024年5月16日
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鑑賞方法:VOD

東出昌大扮する金子勇は自由に映像や音楽を楽しめるファイル交換ソフトWinny を開発し、ユーザーは200万人を超えた。

昔、噂になってたので懐かしく感じるな。確かに封切り中の映画を自宅で観られたのは驚異だよね。でも逮捕者も出たしアングラソフトなんだろうなとは思うけど、未来を先取りした技術でもあったんだろうね。

興味はあったけど、映画としては警察裏金問題もからんでいたがいまいち面白みに欠けたんじゃないかな。弁護士泣かせの被告だね。ただ金子勇氏が2013年42歳で亡くなってしまったのは極めて残念だね。

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重

4.5あっという間に観てしまった

2024年5月16日
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鑑賞方法:VOD

なんだろ、ほんとに
主人公の「いい人」感と
警察の「やなやつ」感と

そしてこれが実話という恐ろしさとで

とても興味深く観ているうちにあっという間に観終わってしまいました

俳優陣が素晴らしかったのでしょう
いい映画でした

しかし日本もったいないですね…
YouTubeもTwitterもfacebookも
もしかしたら日本人が先に違うものを作っていたかもしれなかったと思うと…

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きみまろ

3.5出る杭は打たれる 杭を打つのはひとりではない 判決が決まる日に出廷...

2024年5月10日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

出る杭は打たれる
杭を打つのはひとりではない

判決が決まる日に出廷する時
ピンク服がこけて雪崩状になり
軽く事故っていたな

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いのしし

4.0世間知らずな偉人

2024年5月8日
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うまく出来た作品。
ストーリー展開もテンポ良く、2本の軸で構成されていることで、無罪を勝ち取った金子勇さんを追悼する作りとなっているようだ。
無罪になったシーンは本人映像でチラリとしか出てこなかったところも、それまでの道のりの長さ、大変さを物語っている。
開発されたものが世の中を動かすような、善にも悪にもなり得る怖さを知ると、興味や好奇心だけで場違いな場所に公開してしまったのが、なんとも後悔の念…

何かに極めて優れた偉人は世間の一般常識に関してはあまりに無知…
プログラム、ただそれだけを追い続けた結果なのだろう。

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84

4.0技術者とは

2024年5月7日
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鑑賞方法:VOD

という面ではオッペンハイマーと同じ共通の部分がある。
かたや、原子力は政治に利用され、winnyは愚民に利用された。

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EizoG

5.0ノンフィクション映画

2024年5月4日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

大学生の頃にWinnyが流行っていたが、このような話があったことは全く知らなかった。
ITエンジニア職に携わる人であれば観て損はないと思う。
ただただ、金子氏のご冥福を祈るばかりである。

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りく

4.5警察は何を守ろうとしているのか

2024年4月29日
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鑑賞方法:DVD/BD

金子勇(東出昌大)さんのオタク度、少年のような純粋さに好感を抱きながらも、「なんでそれ署名する?」って思うんですよね、みんな。でも、彼でなくても署名してしまうんですよ。
20年ほど前です。私がある事件の参考人として警察で事情聴取を受け、しゃべった内容を元に、警官が作文しました。「私○○は、目撃した事実を、ここにご報告いたします」から始まるような文章(う~ん、古い記憶なのでちょっとはバイアスがかかっているか、どうかな)。安いドラマっぽいぞ、って思ったのは確かです。下々がお上にものを言わせていただく感全開。と思いつつもその場では、こういうもんなんだと納得するしかない。
でも、問題は事実。違和感ありありなんです。いかにも悪い印象を与えるよう、じょうずにじょうずに書かれている。間違ってはいないのですが、ニュアンスが微妙にずらしてある。
でも、やっぱりこういうもんなんだ、と思っちゃうんです。だから、署名してしまう。
映画の中にあったように、書き写すことはありませんでした。警官が書いたのに「私○○は~」で、私が書いた形式。こういうもんなんだ、世の中知らないことがいろいろあるもんだ、と思うんです。
冤罪などという大問題ではなかったのですが、処罰にどう影響したのか。後味がすっきりしない記憶です。
署名すれば早く帰れるとか、後で訂正できるとか、警官は嘘を言っても罪に問われないって、いったいどういう事なのか。「世のため人のためにお巡りさんになるんだ」っていう純粋さは、どこで豹変するのでしょう。小市民は犯罪者にされないよう、身の守り方を知っておく必要はありそうです。
私が知っている警察官は、いかにもお巡りさん、って感じの人。いい人はきっと多いと思うのですが。

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マツドン