コンクリート・ユートピア

劇場公開日:

コンクリート・ユートピア

解説

大災害により荒廃した韓国・ソウルを舞台に、崩落を免れたマンションに集まった生存者たちの争いを描いたパニックスリラー。

世界を未曾有の大災害が襲い、韓国の首都ソウルも一瞬にして廃墟と化した。唯一崩落しなかったファングンアパートには生存者が押し寄せ、不法侵入や殺傷、放火が続発する。危機感を抱いた住民たちは主導者を立て、居住者以外を追放して住民のためのルールを作り“ユートピア”を築くことに。住民代表となったのは902号室に住む職業不明の冴えない男ヨンタクで、彼は権力者として君臨するうちに次第に狂気をあらわにしていく。そんなヨンタクに傾倒していくミンソンと、不信感を抱く妻ミョンファ。やがてヨンタクの支配が頂点に達した時、思いもよらない争いが幕を開ける。

「非常宣言」のイ・ビョンホンが支配者ヨンタク、「マーベルズ」のパク・ソジュンがミンソン、「君の結婚式」のパク・ボヨンがミョンファを演じた。監督・脚本は「隠された時間」のオム・テファ。

2023年製作/130分/G/韓国
原題:Concrete Utopia
配給:クロックワークス
劇場公開日:2024年1月5日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8
  • 画像9
  • 画像10
  • 画像11
  • 画像12

(C)2023 LOTTE ENTERTAINMENT & CLIMAX STUDIO, INC. ALL RIGHTS RESERVED.

映画レビュー

3.0ユートピアって⁇

2024年6月12日
iPhoneアプリから投稿

怖い

韓国ソウル壊滅的な地震?災害が起こります。一棟だけ残ったマンションに住む住人対生き残っている人々とありそうなストーリーだが、なかなか面白い作品でした。

ここまでの災害が起こると人間の本質が出てくるのは当然で、何処にでもいる口だけおばさんが登場する。偶然に、消火活動に参加した男性ヨンタク(イ・ビョンホン)をリーダーにする。自分では責任取りたくないやなーと感じてしまう。マンションの住人以外の人間を排除しようとする。なかなかムカつくババァです。そこに乗っかってくる住人も簡単やなーと感じましたが、自分の居場所を確保したいと思う事は当然だとも思ってしまう。

このマンションをユートピアにする為に、規律を作りカラオケなどで娯楽を与えて人間の心理をコントロールして行く。皆んなが盛り上がっているのが、異様に感じる。

そこで、主人公の夫婦がその対立に翻弄されます。妻のミョンファは、常に冷静で正義感が強い。旦那のミンソンは徐々にヨンタクに
擦り寄りマンションの住人と一致団結して行く。

その一方でヨンタクは、怪しげでストーリーが進むにつれて過去が明らかになり、1人の少女の出現でヨンタクvs ミョンファとなって行く。

サバイバルの中にサスペンスとヒューマンドラマを混ぜた闇鍋的な映画でしたね。

終盤少しの希望が残るラストになっているので、夫婦の絆も少しばかり見せた感じがあり、感動に終わりました。

生き残っていく為には、何が正解か?相手が人間だけにさまざまな考えがあって当然。だからややこしい。ゾンビなら、人間VSゾンビで殺したら解決するが物資の取り合いで止む無く人を殺して行くしか無いとなると、人間の精神は崩壊して行くだろう。
自分ならどう行動するだろうと?
なんか、いろいろ考えさせられる映画でした。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
アキより

3.0人間の醜い争い

2024年6月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

これは人の世の常。
今も昔も、ここで描かれる人間同士の争いは現実世界至る所で起こっている。国家レベルで。

ラストの平和な暮らしも果たして続くのか。
もしかしたら、住民代表が思い描いていた生活の方が幸せだったのかもしれない。そんな事まで考えさせられた。

果たしてヒロインの判断が幸せだったのか?いや、彼女にとっては最悪の結末でもあったかも。

ただ、このテーマは描かれ過ぎている。たとえマンションという奇抜なアイデアでも展開には、もう一捻り欲しかったと思った。

目を見張るのは、やはりイ・ビョンホンの演技。見事でした。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
だいふく

1.0広域2次避難の重要性

2024年6月10日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
odeonza

5.0本当の

2024年6月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

極限状態になった時に果たして、他人にも平等に接することが出来るか…そして、それが出来ないことを間違いと言いきれるのか…そういうことを考えさせられた。

平常時なら他人に迷惑かけず優しく接することが出来ても、極限状態だとやはり家族を一番守りたいと殆んどの人が思うと思う。

困ったとき程助け合うと口で言うのは簡単だけど、実際は難しくなるのが極限状態…その時に本当の姿が現れるとしたら、自分を含め殆んどの人間は善人では無いのかもしれない…

コメントする (0件)
共感した! 0件)
REpower
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る