猿の惑星 キングダム

劇場公開日:

解説

名作SF映画「猿の惑星」をリブートした「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」「猿の惑星:新世紀(ライジング)」「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)」に続くシリーズ第4弾。

300年後の地球。荒廃した世界で人類は退化し、高い知能と言語を得た猿たちが地球の新たな支配者となっていた。そして、その一部の野心的な猿たちが巨大な帝国(キングダム)を築こうとしていた。帝国の冷酷な独裁者であるプロキシマス・シーザーによって故郷の村を滅ぼされ、家族や友と離れ離れになってしまった若き猿ノアは、旅の途中で出会った年老いたオランウータンのラカから、猿と人間の共存についての昔話を聞かされ、ラカがノヴァと名付けた人間の女性と出会う。ノヴァは野生動物のような人間たちの中で誰よりも賢いとされ、プロキシマス・シーザーの一派から狙われていた。彼女と一緒に行動することになったノアだったが、プロキシマス・シーザーにとらわれ、ノヴァとともに彼の帝国へ連行されてしまう。

「To Leslie トゥ・レスリー」のオーウェン・ティーグが主人公ノア、ドラマ「ウィッチャー」シリーズのフレイヤ・アーランがノアと行動をともにする人間の女性ノヴァ、「ファーゴ」のウィリアム・H・メイシーが共演。「メイズ・ランナー」シリーズのウェス・ボール監督がメガホンをとった。

2024年製作/145分/G/アメリカ
原題:Kingdom of the Planet of the Apes
配給:ディズニー
劇場公開日:2024年5月10日

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(C)2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.

映画レビュー

3.0人類愚民化計画

2024年5月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

寝られる

猿の惑星のオリジナルはすでに人類が知性を失っていて、猿が地球を完全支配していた世界。今回のトリロジーはいまだウィルスに感染してない人類の生き残りと知能が上がってきている猿たちの戦いを描こうというのかな。これってまあ、ターミネーターみたいなもんだね。人類が自分たちより知能が高い相手から攻撃を受けて戦うという筋は。

現時点では地球上人類に対抗できる知能を持った生物は存在せず、たいてい敵は宇宙からの侵略かAIというのがパターン。このシリーズは猿が進化して人類の脅威となるというもの。同じ知的生命体同士、戦い合うのかそれとも共存共栄を目指すのか。やりようによっては面白くなるのかも。解釈しようと思えばいくらでも解釈は膨らむ。せっかく人類のように知能が高くなった猿たちが、人類と同じように支配欲、権威におぼれて他部族を襲い支配しようとする姿はまさに猿真似という言葉が示す通り皮肉な物語だ。人類と同じく彼らも愚かな歴史をたどるんだろうか。
前トリロジーの主役のシーザーをキリストのようになぞらえて彼の教えを自分たちの都合のいいように解釈して権威に利用するなんて人類そっくり。

そして今作は新トリロジーの一作目だけど、おそらく二、三十分くらいで語れる内容を二時間以上に引き伸ばしてるから、まあ展開は遅いし、内容がないこと。
端的に言えば一人の若者が苦難を乗り越えて一人前の鷹匠になってゆく物語だけど、正直退屈過ぎて次第にストレスが溜まってきて神経伝達物質の放出が抑制され神経細胞間での情報伝達が阻害されて脳の機能が低下していくのが分かった。こうやって人間の知能を下げて、猿たちは地球を乗っ取ろうというのだな。三部作というからにはすべてを見終わったら人間はあっぱらぱーになって地球侵略完了というわけだ。そうはいかんぞ、まず次の作品は見ることはないだろうから。

前回のトリロジーも内容ほとんど覚えてないくらい印象が薄かった。あらためて今回、新トリロジーって、どんだけ猿の惑星好きなんだろ。正直見る気なかったけど時間調整でやむなく見たら予告編から想像してた通り、何一つ印象に残るものがなかった。

この作品を見て得られるものが何一つなかった。しいて言うならCGはすごいねえというくらいかな。確かに猿のCGは完璧、「ジュマンジ」の頃と比べようもないくらい。そして猿のCGもすごいけど、人間のCGもよくできてたねえ。あの女の子はほんと本物かと思うくらいよくできてた。馬もCGだろう、多分。
でもCGがよくできてると逆に見ていて飽きてくる。ジュラシックワールドシリーズも見てるうちに恐竜がただのでかいトカゲにしか見えなくなってくる。

やはり配信で十分だったな。

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共感した! 5件)
レント

2.5 期待外れということはないが、期待を超えることもなかった。

2024年5月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

知的

 まあ期待通りといえば期待通りともいえる。
 しかし、見終わった後のスッキリしないというか、物足りなさは何だろう。

 『猿の惑星』はオリジナルからほとんどの作品を見てきた。
 私が好きなのは、初作とティム・バートンがリメイクした『猿の惑星』だという点を踏まえたうえで読んでほしい。

 初作は、言わずと知れたチャールズ・ヘストンが主役の作品である。
 作品を見たことない人でも、エンディングの衝撃的なシーンをどこかで見たことがあるかもしれない。
 ティム・バートン版は、不評だったが、私は好き。
 特にエンディングのリンカーン像が・・・
 初作の自由の女神像のエンディングに対するティム・バートンらしいオマージュが記憶に残っている。

 今回の作品は、そうしたサプライズがなかった。
 意表を突かれる展開も新解釈による展開もなかった。
 『人間とエイプの共存』をテーマにしながらも、その扱いが薄かった。
 もうすこし刺激的な展開が欲しかった。
 というのが感想。

 今回登場する人間メイは、過去作のウィルやマルコムとは違ったタイプで良くも悪くも人間らしい人間。愛情はあるが、狡猾で打算深い人間。
 そうした人間の共存は可能なのか?
 もう少し描いてほしいところだったが、次回作で期待したい。

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まろに~

2.0猿が支配する世界

2024年5月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

300年後の人類は退化し猿たちが支配している地球の姿を描いたシリーズ第4弾。前半は静かな展開で今一つ面白みに欠ける印象でしたが、女性が現れてから少しずつ動き始めて面白みが出てきた。猿と人間の立場が逆転する世界が非常に興味深く印象に残りました。

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隣組

3.0衝撃のラスト

2024年5月25日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
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ゆゆゆう