シン・ゴジラのレビュー・感想・評価
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庵野秀明監督最高傑作
映画館では2016年8月31日地元のイオンシネマにて鑑賞
それ以来何度観たことか
庵野秀明監督最高傑作
ゴジラシリーズ最高傑作
日本映画ベストテンに必ず入れたい名作
日本映画を彩る豪華な俳優陣贅沢すぎる顔ぶれ
バイプレイヤーズの超豪華版
娯楽映画の決定版
これを見ずして映画を語ってはいけない
老若男女が楽しめる怪獣映画パニック映画
それに比べたら鬼滅の刃なんて幼稚で子供騙しもいいところ
ゴジラが何段回にも渡って成長していく姿が面白い
最初は「えっこれがゴジラ!?庵野いい加減にしろよ」とショックに感じる人が多いかもしれないがいやいや早合点してはいけない
つぶらな瞳も途中経過に過ぎない
政府や役人のオタオタぶりや有識者の役立たずぶりが今のコロナ渦に通じるものがある
しかし未知の事態に無理もない
それでも大河内大臣の「聞いてないぞ」には笑ってしまった
余貴美子演じる花森麗子防衛大臣と國村隼演じる財前正夫統合幕僚長の2ショットが最高
大杉漣演じる大河内総理大臣に決断を迫るあの場面
ゴジラ以上に興奮した
あとカヨコ役の石原さとみもいい味を出していてとても良かった
『進撃の巨人』のときもそうだがハイテンションな役がよく似合う
舞台とかどんどんやればいい
この映画に星一つ二つなんてありえない
いるとしたら怪獣映画とか邦画が根本的に合わない人
今後は観るべきではないし語らない方が良い
緊迫感、わくわく感、いけいけ感最高。 怪獣映画としてはもちろん秀逸...
緊迫感、わくわく感、いけいけ感最高。
怪獣映画としてはもちろん秀逸ながら、政界の体質をえぐり出す社会派ドラマとしても面白し。日本が米国の属国状態になっていることもリアルに問題提起するしている。
日本人特有の組織感覚を肯定的に描く側面もあり。
人智は捨てたもんじゃないと勇気をもらえる映画。
大傑作だ。
やっぱり面白いよね!
映画館で3回観て、ブルーレイも購入して、ネット配信でも観てます。
初めて観たときの衝撃はすごかったです。映画館を出てからもしばらく「これは面白い!」と思ってニヤニヤしてました。
ただ、がっつりハマる人と、いまいちな人に分かれるだろうな~と思ったのも事実。
ハリウッドの大作と比べれば映像はしょぼい。おっさん多い。会議シーンばっかり。ゴジラの倒し方がなんか間抜け。石原さとみのアメリカ人設定無理じゃね?
でも、それでいいんです。それがいいんです。
気になる点も多々ありますが、これは「日本の特撮怪獣映画」なんです。B級でいいんです。庵野監督もあえてそのへんを意識して作ってるんじゃないでしょうか。
ちょっと前まで着ぐるみとミニチュアでやってたことを思えば映像的には大幅な進歩です。破壊シーンも見ごたえありました。おっさんが多いのも、会議が長いのも結構。下手なアイドルが出てるよりよっぽどいいし、よくある恋愛シーンやお涙頂戴の感動の別れみたいなシーンが一切ないのが素晴らしい。ゴジラの倒し方も好きです。これまで怪獣映画では一方的に破壊される存在だった電車やビル、車両が一致団結してゴジラに一矢報いる姿に感動すらしました。でも、やっぱり石原さとみはどうにかならんかったものか...
結局、ハリウッド大作を観るのと同じ感覚だとイマイチに感じて、日本の特撮映画を観る感覚だと面白いってことかと思います。自分は完全に後者でしたが、周りではそこまで絶賛してる人はいませんでしたね。残念ながら。
それにしても、会議室にコピー機を並べるシーンや、最後のヤシオリ作戦で米軍が折りたたみ机とパイプ椅子に座ってゴジラと戦うシーンなんかは空想のなかにも現実感があって、庵野監督じゃなきゃ絶対に見れない場面ですね。そういう細かいネタがすばらしい。
真のゴジラ
今まで色々とゴジラ作品を観てきましたが、これほど異質で迫力のあるゴジラは今までになかった..
庵野監督により作られたゴジラがとにかく新鮮で、第1形態〜第5形態まで登場するがどれも頭に残るぐらい衝撃的でした。
実際に現実にゴジラが発生した場合どうなるのかフィクションでありながら、想定しているんではないのかと思うほどの膨大で緻密な案の数々。対応策や作戦などが本格的で観ていて世界観に一気に引き込まれました。
好きなシーンが多く、特にヤシオリ作戦時の電車爆弾と凍結させるシーンが良かったです。
気になったのは、会議シーンの尺が長く怪獣物としては一部話の流れが悪くなっているように思えました。
【総合評価】
個人的には全体的に文句なく満足できる作品でした。今までのゴジラシリーズの枠に囚われない自由な発想は見る者全てに衝撃や興奮を与えられる作品ではないかと思います。
まだ終わってない
怪獣映画をきちんと観たのはおそらくこれが初めてです。
怪獣が街を大暴れするが、ヒーローの活躍で平和が戻る、という単純なイメージしか無かったのですが、実際に観てみると全然違い、こんなに面白いのか!と驚いています。
何が面白かったかというと会議シーンです。難解な条例や専門用語を早口でまくし立てる政府関係者達。難解すぎてついていけないのですが、それがかえって超リアルで惹き込まれます。ゴジラ出現というあり得ない事態の中、霞ヶ関ではリアル会議。このコンロラストが面白かったです。実際に未曾有の大災害が起きたら官邸ではこんなやりとりがあるのだな、と伝わってきます。
ラストも考えさせられます。一応一区切りついた所で終わっているように見えますが、あれはいわば最悪の事態の一歩手前で一時停止ボタンを押した状態です。ゴジラを倒したわけでも、追い払ったわけでもないのです。
東京のど真ん中で凍結されたゴジラは何を意味しているのか。
海底で核汚染された産業廃棄物を取り込み、巨大化したゴジラ。人間は飛躍的に進化発展してきたが、その影でとてつもない代償を生んでしまった。ゴジラはその隠喩です。
エネルギーや環境問題、その他にも、国際協力、災害やコロナ対応、、、私たちは様々な課題を抱えています。それらにどう対応していくのかをゴジラに問われているような気がしました。
【その他】
・第2形態のゴジラ。インパクト大でした。今までのイメージとは全く異なる見た目で、いい意味で裏切られました。気持ち悪いんだけど、クセになりそうで、一度見たら忘れられません。
・ハリウッド映画だと恋愛や家族愛の要素も加えて感動を誘ってきそうですが、この作品にはそれが全くありませんでした。あくまで政府のリアル対応と暴れるゴジラに焦点を絞っていました。そこが良かったと思います。
・ゴジラの尻尾。人間が取り込まれているようにも見えるラストの尻尾。ネット検索すると色々な考察が出ていて興味深かったです。
娯楽映画の完成形
私は怪獣モノを一切触れずに本作を観た
細部まで拘った世界観、大物俳優の熱演、かの名作映画を彷彿とさせる自衛隊の奮闘
今の政府をこれ以上ないほど皮肉ったセリフの数々(主観です)
総じて、非常に面白い作品だった
歴史に残すべき傑作
日本人にとってのゴジラとは?
エンタメ性もありながら、しっかりと初代ゴジラに通ずる部分もおり、映画としてで非常に面白かったです。
ハリウッドのモンスターバースシリーズに登場するゴジラはエンタメ方向に振り切ったものにになっていて、それはそれで面白い。
でも元々、1954年に登場した初代ゴジラは、「放射能の恐怖」を象徴するような思想的な部分もあったと思います。
映画『シンゴジラ』も、同様で、東日本大震災で制御不能に陥った福島県の原発施設がモチーフとなっており、否が応でもいろいろ考えさせられますね。
特に、クレーン車を使った凍結作戦はまさに福島原発そのもの。
あの大震災と原発事故の映像を繰り返し見た日本人だからこそ抱く感情を、ゴジラという怪物を通してうまく表現しているなと思いました。
単なるエンターテインメントだけでなく、初代ゴジラのエッセンスを受け継ぎつつ、現代的なもんだいていきに落とし込んだ良作です。
これは天災か
非常に面白かった!!
ゴジラ自体そこまで観たことなかったんだけど、これは怪獣映画ではなく天災に対し政治的アプローチで日本がどのように立ち向かうのかという映画だったんだ!
また観たいな〜
邦画で1番好きかもしれない!
新ではなく真
まず、「こんなのゴジラじゃない!」という評価を見ますが、「それでいいのでは?」というのが僕の意見です、
そもそもとしてこの「シン」シリーズは、一種の原点回帰なわけで、それは「初代に戻る」ではなく、その初代の原題を主体にしたもの、ゴジラの見た目はデザイン案時の人間らしく神々しい、それでいてさ恐怖を与えるあのデザインにより近く、そしてその場にいれば絶望せざるを得ないストーリー構成、それに全力で立ち向かう人間の強さなど、よく見ると、よく調べてみれば、もちろんエヴァとは違うし、ゴジラの芯はブレテいないことが分かる。
「新ではなくて真」、そのままですね。
以上です。
凄い作り込み
今日本にマジにゴジラが現れたら…ってゆーのを如何に突っ込みどころを無くして映画にするかを極めた映画ではないだろーか?
生コン打つ時に使うポンプ車まで駆り出すとはww
自分は面白かったなぁ…随所にエヴァ感もあったしww
好みは別れそうですがね
しかし庵野さんは凄い人です。
とても繊細な職人…日本人って感じです!
新しい解釈のゴジラ
ゴジラ映画は子供の頃、ビオランテやモスラ、メカゴジラを観た記憶が。
いわゆる【怪獣】のイメージでした。
今回は庵野監督という事で期待していましたが、いい意味で今までのゴジラとは違うゴジラでした。
ゴジラという生物が現代に生まれ、実際にこの世界に現れたとしたら?を生物的にも政治的にも表現したといった感じ。
私はただの怪獣映画じゃない部分がリアルで楽しめましたが、セリフが早いしお役所仕事(やたら政府は会議するし、手続きやらマニュアル重視)を観させられるのが嫌な方や今までの怪獣ゴジラを期待してる方には合わないかもしれません。
コロナ禍で考えるシンゴジの政府・官僚
今のコロナの政府・野党・都・マスコミの対応を見ていると、いかにシンゴジの政府や都が優秀で、不要な煽りなどしないマスコミもあるべき姿であったかを思い知らされました。御用学者だけはリアルかもです。
いま同じ決断を支持できる政治家、それを支持できる国民はどれだけいるのだろうか
ゴジラは核がテーマだけれど、
かつての時代にとり得た選択肢、望まれる未来を、
いま現在も同じように望むことができるのか。
AIが決断をする政治体制、それを民衆が望むと仮定した場合、
核攻撃はAIに肯定されてしまい、それが国民に支持されてしまいそう。
政治映画だった
周囲がやたら勧めるから、見てみたら、なるほど、アクション怪獣映画じゃなくて、政治映画ね。
庵野監督が今の日本に思うことが詰まりまくってて、予想外すぎて驚いた。
が、自衛隊用語とか、耳で聴きとれなくて英語字幕を見る始末…(飛行機の中で見てたから音がうるさくて)。
もう一回見ないとちゃんとわからなそうだな。
しかし、なじみの場所が壊されまくるのがちょっとツボ。
タイトルなし
子供向けの怪獣映画ではなく、有事の際の日本政府の指示系統のまどろこしさ、米国政府に言いなりになるなど、北朝鮮ミサイルの際にはこうなるだろうと思われるリアリティがあるが、ラストは決断力を発揮する日本人魂を描いている。
コメディなのかシリアスなのかわからなかった
基礎知識がほとんど無く、総監督がエヴァンゲリオンの庵野さんという事ぐらいしか知らず観ました。
ダメな政治家の会議がシリアスなのかなと思いましたが、ゴジラの登場シーンやカメラワークなどはコメディ要素として取り入れたのかなと少し混乱気味に鑑賞しました。
僕には刺さらなかった映画ですが、
他のレビュアーさんのレビューを見てみると刺さる方には強烈に刺さっているようです。
確かに何度観ても再発見がありそうな映画です。
しかし、登場人物がすごい。
エンドロールでの有名人の数ですが、圧倒的でした。
石原さとみさんは安定の超美人さんでしたが、この役は違う方が良かったような。。
これから鑑賞予定の方は観る人を選ぶ映画だと思いますので、ネタバレしない程度に基礎知識を入れてから観ると良いかと思います。
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