RUN ラン

劇場公開日:

RUN ラン

解説

パソコン画面上でドラマが展開するという新機軸で注目を集めたサスペンススリラー「search サーチ」のアニーシュ・チャガンティ監督が、母親の娘への歪んだ愛情の暴走を描いたサイコスリラー。郊外の一軒家で暮らすクロエは、生まれつきの慢性の病気により、車椅子生活を余儀なくされていた。しかし、前向きで好奇心旺盛な彼女は地元の大学への進学を望み、自立しようとしていた。ある日、クロエは自分の体調や食事を管理し、進学の夢も後押ししてくれている母親ダイアンに不信感を抱き始める。そして、クロエの懸命な調査により、ダイアンが新しい薬と称して差し出す緑色のカプセルが、けっして人間が服用してはならない薬であるということが判明してしまう。クロエ役をオーディションで抜擢された新人女優キーラ・アレン、母ダイアン役をドラマシリーズの「アメリカン・ホラー・ストーリー」のサラ・ポールソンがそれぞれ演じる。

2020年製作/90分/G/アメリカ
原題:Run
配給:キノフィルムズ
劇場公開日:2021年6月18日

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映画レビュー

3.5極限状態の中に研ぎ澄まされたサスペンスの魅力が光る

2021年6月28日
PCから投稿

チャガンティ監督の前作「search」で革命的なサスペンス構築力と新時代の映像文法に酔いしれた自分にとって、次なる「RUN」はことのほか意表をついた作品に思えた。きっと一般的な監督ならば最初に「RUN」のような作品で自らのシンプルながら強靭な感覚や才能を世に知らしめつつ、次の段階へ向かうのだろう。だがチャガンティの場合、第一歩で想像もつかない次元に足跡を残し、二歩目で極めてオーソドックスなところに着地した。よく言われるようにヒッチコックをはじめとする伝統的なサスペンスの語り口に則しつつ、それでいて主人公が受け身ではなく能動的に呪縛から解放されたいと願うとき、破格の意志の力が放出される。と同時に、行動の制約、視点の制限という意味では前作を踏襲する部分もあり、物語と状況がよりナチュラルに馴染んでいる進化ぶりが伺えたりも。できれば前情報をいっさい入れず、ニュートラルな視点で楽しみたい作品である。

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牛津厚信

4.5ヒッチコック、スティーヴン・キングを継ぐサスペンスの語り手

2021年6月18日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

怖い

興奮

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高森 郁哉

4.5トムは生きてるんだからね!!!

2024年5月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:その他

怖い

知的

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ざここ

3.0母の愛からは逃れられない。

2024年4月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

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にゃに見てんだ