劇場公開日 2024年3月22日

四月になれば彼女はのレビュー・感想・評価

全152件中、141~152件目を表示

5.0ある種、これから人を好きになる若い人たちに観てほしい作品です。

2024年3月22日
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鑑賞方法:映画館

初日舞台挨拶中継付上映回鑑賞。

これから人を好きになる若い人たちに、愛すること、傷つくこと、傷つけること。上手くいく、上手くいかないかは分からないが、恋愛してほしいという思いが、しっかりと伝わってくる素晴らしい舞台挨拶でした。
いや、作品でした。

それにしても、佐藤健、長澤まさみ、森七菜はじめ、なんとも見栄えのするキャストたち。

ペンタックスの顔を見ると、あ、この人下手なんだって想像してしまう。ある種、あの映画のインパクトが強すぎて、、、。

ビート板、今は純子ちゃんか、河合優実が出てた、、やった。

今回の舞台挨拶は上映後にありました。
上映前の内容について触れられないグダグダな挨拶じゃなくて、キャスト、監督の思いが伝わる、ある種良い企画だったと思います。監督が若いのに、ある種驚きました。パワー全開の佐藤健と共に今後の活躍に期待大です。

ある種、舞台挨拶のレビューみたいになってしまいましたが、映画ももちろん良かったです。

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大吉

5.0ややもやもや感は残るが今週(3月4週)では本命枠。

2024年3月22日
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鑑賞方法:映画館

今年114本目(合計1,206本目/今月(2024年3月度)32本目)。
(前の作品 「π デジタルリマスター」)

 多くの方が書かれている通り、映画の述べたい趣旨はいろいろ理解できるのですが、もっとも障害になるかなと思える点が「時間ずらしの描写がかなり多い」点と、この「時間ずらしの軸」が多数あるので、「今どこの話をしてる?」というのが読みづらい点かな…というところです。ただ、登場人物は原作小説通りかどうかは知りませんが、最低限に抑えられていて(ダミー人物はほぼ出ない)、そこの混乱はなさそうかなといったところです。

 上記のような事情があるので、一度見ただけでストーリーは5割わかるか…といったところで、典型的に2度3度見ることが想定されている映画(120分ほどと、150分、180分(インド映画級)が多い中では比較的良心的)というところです。

 ストーリーとして理解が難しいところは多々あるものの、「自分の気持ちを過不足なく伝えることのむつかしさ」、あるいはそこから、今ではおよそ手段として使われることがない「手紙」が主軸になっている点など(「手紙」が主軸になる映画としては「ヴァイオレット~」などがある)、「少し古めの手段もとりいれつつ、現在の問題にも多少触れている」という点でよかったかなといったところです。

 原作小説を読んでいる方でもストーリーの理解が難しかったという意見は多いようなので、ここ(や、他の評価サイト)の感想や公式サイトほかでよく予習していないと、???といった展開になってしまうんじゃないかなと思います。ただその場合でも、人を不愉快にさせるような発言や法律上怪しいような描写はほぼないので、「わかりにくいのはあると思えるが、観た後の「充実感」は良かったな」というタイプの映画です。

 評価に関しては、手厳しいかもしれませんが、以下を書いておきます。

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 (減点0.1/海外旅行をするのに親の許可が必要か)

 このシーンでの当事者はすでに成年(18歳)に達していると思われるので、たとえ「ひとり親家庭」においてもその許可を取る必要はありません。また、海外旅行は「海外への移動の自由」として憲法22条2項で保証されている(判例、学説)ので、それと異なる見解を述べるのはややまずいです。

 (減点0.1/子が親に対する義務)

 民法では「親は子を養育せよ、直系血族間では助け合わなければならない」などという規定がありますが、これは、

 (グループ1)
  夫婦どうしの助け合い
  家族が子に対する(成人するまでの)義務

 (グループ2)
  親が子に対して負う義務(介護の問題など)
  いわゆる生活保護法などでの照会

 …の2パターンがあり、前者は「自身の経済状況と同じものを相手にも与える義務」、後者は「経済的に余裕があれば与える道義的責任」にすぎません。また、このことはひとり親家庭においても変わることはないので(ひとり親家庭であることをもって、子の義務が加重されるとなると、法の下の平等論になるので憲法論になってしまう)、たとえひとり親家庭においても成人してしまえば家から出るのも自由、親が行き詰って行政から電話などがかかっても「経済的に可能な範囲で金銭援助をする道徳的な義務」しか負いません(判例、通説)。

 ※ 映画はいわゆる「ヤングケアラー問題」を扱うものではないですが(部分的にこれを想定させるシーンはあるが、付随的に出るのみ)、このことはちゃんと扱ってほしかったです(子が親を見るのは当たり前、というのは道徳論として理解はしますが、道徳論と法律論は別にしないと、子の権利は擁護できません)。

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yukispica

3.5主役は『森菜七』でした。

2024年3月22日
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素敵な恋愛を見せられました。
やっぱりイケメンとべっぴんさんの恋愛は絵になるなぁ…と。
その中で恋愛「怖い」(饅頭怖い的な⁈)長澤まさみが逃げちゃう中での物語。
生きてく中で逃げちゃうのってぜんぜんアリだと思うし泥臭く追っかけるのもある意味素敵だなと。

学生の頃の健とペンタックスがそのままの関係下で大人になるのって今の自分達みたいで「監督わかってる(笑)」

森奈七ちゃん可愛くてあんなのが彼女なら学生時代薔薇色だなぁ…(涙)

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REGZA521

4.5タイトルなし

2024年3月22日
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鑑賞方法:映画館

まさみちゃんの海での嗚咽のシーンはエルピスを思い出した。言葉にならない思いを身体中震わせて泣くことで表現する。笑いも泣くことも彼女はサイコーだ。
健くんは枯れた演技が板についてきた。大賀くんが映画の中のセリフでいうとおり。
そして森七菜はもともと瞬発力のある演技というか、目や言葉以外で表現できる人だ。
一瞬寝てしまったので、七菜ちゃんがなぜ怯んだのかはいまいちわからなかった。
河合ゆみも良かった。あそこまで意地悪くすることもなかったと思うけど。
結局、出鼻をくじかれ、情けな系(川村元気か?)が繊細な女性の気持ちを逃してしまう話か。
何と言っても手紙を追って、まさみちゃんが会いに行って知らんぷりしてそこにいるという設定がもうすごすぎる。ちょっと病的な無意識的擬態。で、まさみちゃんだから可能。
ウユニは行きたくなった。
ミッドランドは席がなく109は若い子だらけ。入ってた。でもわかったんかな、この映画。

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えみり

3.0ただのカッコつけ映画になるかと思っていたが頑張って良い作品になっていた!

2024年3月22日
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川村元気の原作は構造的に面白い部分はあるものの基本、スタイル小説。で映画もそうなるんじゃないかと危惧していた。ウユニ湖、プラハ、アイスランドと絵になる風景があるからっていう理由で映画化は決まったのだろうし。
原作の構造的に面白いところは人物配置。藤代俊と坂本弥生というカップルがあたかも王と王妃のように真ん中にいてその周りの人たちはどんどん不幸になっていく。王と王妃は巻き込まれない。映画でもタスクを演ずる仲野太賀が言ってるじゃないですか。安全地帯にいるって。不幸になる人の代表が伊予田春だったり弥生の妹の純だったりする。(映画では純はチラリとしか登場しない…河合優美さん…ですが原作では重要な役割)
でこの王と王妃が何を考えているのかよく分からない。特に弥生の方。俊に対してどのような感情を抱いているのかが不明。ここが良く言えば愛の不毛を感じさせる。悪く言えば単なる筆力不足かもしれないけど。
映画化にあたっては解釈を全部すっ飛ばしてスタイリッシュなところだけなぞることもできたはずです。でも実際にはスタイルはむしろ後退させて(原作では2人はタワマンで高級な家具や装飾品に囲まれて暮らしているが映画では割合普通のマンション暮らしの設定)俊と弥生の気持ちの交差や行き違いを、春の存在も絡めながら、朴訥に描こうとしているように思えた。それで原作とはかなり異なる脚本ができたのだと思う。
設定にはどうしても無理は残るものの(特にホスピスに舞台が移ってからの)映画化にあたって脚本、演出、その他のスタッフ、そして出演者たちが頑張ったことがひしひしと伝わってきて好感を持ちました。
でも森七菜さんは残念ながらミスキャストですね。もちろん彼女の責任ではなくキャスティングが悪い。彼女がすごく海外ロケで頑張ったことはインタビューでも見聞きしている。でも好きだった人と別れてファッキンな父親の世話をして10年経っちゃいました、挙げ句に末期ガンに罹ってね、という人がふっくら、お肌つやつや、ニコニコしてるっていうのはリアルじゃない。例えば清原果耶さんあたりが演れば(「一秒先の彼」に引っ張られているかもしれないが)もう少し映画自体に厚みが出たのではないかと思ってしまいます。

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あんちゃん

4.0素晴らしい演技力の作品

2024年3月22日
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萌える

単なるラブストーリーではないんです♪と森七菜ちゃんがコメントしていましたがそのとおりの深い作品でした。皆さんの演技力を堪能する作品でした。
特に森七菜ちゃんの成長力に驚かされました。ピュアな部分を残しつつ透明感と葛藤を見事に演じ切っていた点に感動しました。私的には河合優実ちゃんも出番は少なかったけど良い感じです。応援しております📣
季節感も丁度良い作品で見頃です♪

33

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タイガー力石

3.0白っ!

2024年3月22日
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 どうしよっ!
本編の感想が、なんか何も無い(爆)

 相変わらずまさみちゃんは美しかったな。
 久々にあの!泣き方泣き顔が見れたな。

 中島歩はペンタックスか。

 ゲイマスター太賀とやさぐれ妹の河合優実ちゃん良かったな。
 優実ちゃんはタバコをもっと上手に吸ってくれていたら満点だよ。

 健君、頬がこけ過ぎてて心配。ちゃんと食べて。そんなに酷い事してた?
みんなに責められてかわいちょ(°▽°)

 ともさかりえは私生活ではバツ2。
スネオヘアーは捨てられてもた(°▽°)

 竹野内豊が森七菜のお父さんて、時の流れを感じる。。

 これはあれですか?
高校教師の峰岸徹と桜井幸子ですか?

 まさみちゃんだから愛せるが、パートナーがあれだったらしんどいです(°▽°)
 健の周りは難有り女子ばかり。

 それから、
 その答えは、
それを言っちゃ〜お終いよ(°▽°)

 原作未読。川村元気っぽいのはわかった。
 藤井風のエンディング曲良かった。

 上映後、後ろの母娘の会話を盗み聞き。
何か原作と違いすぎる〜( ̄∇ ̄)
こんなんじゃないー!との事。

 上映前に7月のキングダムの予告が見られてワクワク。
 ストーリーはわかっているから、とうとうあのシーンよね。。
と、少し泣いた( ; ; )

 本作のレビューになってない!

 現場からは以上です!

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ゆき

2.5ちょっとモヤモヤ感が残るかな

2024年3月22日
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婚約して結婚式を上げる直前で彼女が家を出て行ってしまったお話。

3人の主人公たちが皆情緒不安定なせいなのか、全体的に恋愛感情がかなり抽象的で意思表示がどうもはっきりしない。
劇中、好きとか愛してるというセリフは一言も無く、各々の恋愛感情が分かりにくい。
好きなのか、嫌いなのか、どちらでも無いのかも良く分からない。
そして弥生が家を出た理由もよく分からない。
ちょっとモヤモヤ感が残る映画かな。

ストーリーとは関係無いですがセリフがところどころ聞き取りにくかったのも気になりました。

劇中のペンタックスってニックネームだったんですね。個人的にはカメラのブランド名のイメージしかなかったので劇中「ペンタックス」の名前が出てきた時は???でした。
また、「藤代さん」を「藤さん」と略すから最初はてっきり富士山??って思ってしまいました。

ウユニ塩湖は私も一生に一度は行ってみたいです。旅行先の風景は綺麗でしたので星+0.5です。
前半の高台の朝日の場面は横浜市の金沢自然公園ですね。
2022年公開の「耳をすませば」でも同じ場所が使われていました。

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canghuixing

4.0予告篇の

2024年3月22日
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泣ける

萌える

先入観で、岩井俊二フォロワーだ! と一人合点して済みませんでした。
ちょっとシスターフッドぽい所があります。森さんはあざとい感じを残しながら今迄で一番良かった。長澤さんも生真面目な感じが合ってましたが、ベッドシーンは下手? あとともさかりえさんはイイ感じに薹が立ってて良かったです。
不満は佐藤健くんが全て悪いみたいな感じが最初有った事。まぁ最後の手紙に書かれた心境は死を間近に控えた人にしか言えないでしょう。学生から10年、全然変わらない外見も佐藤くんなら納得ですね。

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トミー

3.5カルピス

2024年3月22日
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幸せ

長澤まさみを正面から写されるとカルピスのCMを思いだしてしまう。取らは言えなかなかの映画です。ウユニやチェコの映像の美しさは圧巻です。大事なキーマンである森七菜を回想でしか使わない贅沢さ、思い切りを感じますね。

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ショカタロウ

4.0愛を終わらせない方法

2024年3月22日
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それぞれに不器用な3人のありようが、等身大の人間を代表しているように見えました。

ただ、人の気持、特に女性の気持を掴めない自分にとっては、
・なぜ春は学生時代、そっちを選んだのか
・最後に弥生は自身の気持をどう整理したのか
といった部分についてもう少し丁寧に見せてほしかったなーと感じました。
また、自身のモヤモヤを解消するために女性は相方の元カノに会いに行きたくなったりするんでしょうか。

それでも、幸せな瞬間に不安を覚えるという点にはすごく共感できました。

愛を終わらせない方法は、「その瞬間瞬間を大事に過ごすこと」ということへの気付きが描かれましたが、「手にしないこと」という謎かけのような問いかけにも考えさせられるものがありました。

「百花」のとき同様、器用な長澤まさみさんの活躍が少しもったいなかったかなーと感じました。

ちなみに日本では、2月29日生まれの人を考慮して、誕生日の前日に歳を重ねるという考えをもとにしていると聞いたことがあります。そのために4月1日生まれの人までが早生まれとされるとか。

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Eiji

4.0パンダのしっぽの色は?

2024年3月21日
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結婚前に突然の疾走

彼の昔の彼女に会いに行った。

世界中をひとり旅、素敵です。

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完