グランツーリスモ

ALLTIME BEST

劇場公開日:

解説

世界的人気を誇る日本発のゲーム「グランツーリスモ」から生まれた実話をハリウッドで映画化したレーシングアクション。

ドライビングゲーム「グランツーリスモ」に熱中する青年ヤン・マーデンボローは、同ゲームのトッププレイヤーたちを本物のプロレーサーとして育成するため競いあわせて選抜するプログラム「GTアカデミー」の存在を知る。そこには、プレイヤーの才能と可能性を信じてアカデミーを発足した男ダニーと、ゲーマーが活躍できるような甘い世界ではないと考えながらも指導を引き受けた元レーサーのジャック、そして世界中から集められたトッププレイヤーたちがいた。厳しいトレーニングや数々のアクシデントを乗り越え、ついにデビュー戦を迎える彼らだったが……。

主人公ヤンを「ミッドサマー」のアーチー・マデクウィ、GTアカデミーの設立者ダニーをオーランド・ブルーム、指導者ジャックをデビッド・ハーバーが演じる。監督は「第9地区」のニール・ブロムカンプ。実在のヤン・マーデンボローがスタントドライバーとして参加している。

2023年製作/134分/G/アメリカ
原題:Gran Turismo
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
劇場公開日:2023年9月15日

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映画レビュー

4.5レース史上世界一過酷な夢への挑戦を、スクリーンでリアルに描き尽くした驚きの実話

2023年9月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:試写会

「ゲームのチャンピオンから本物のプロレーサーになった」というニュースを聞いたことはあったが、詳しいことを知らずに何年も経っていた。そして、本作でその想像を超える実話の実態を改めて見せつけられた。
日本発の人気ゲーム「グランツーリスモ」を生み出したプレイステーションと、日本が世界に誇る日産。2008年、彼らはゲームのトッププレイヤーを世界中から選抜し「本物のプロレーサー」を育成するドライバー発掘プラグラムを立ち上げた。その名は「GTアカデミー」。
「楽しんでいるゲームをそのままリアルにやるだけだから簡単? いやいや無理!」と誰もが考えるだろう。死と隣り合うリセットできないリアルなサーキットには、運動技術・体力・精神力をとことん鍛え上げても過酷な世界。無謀な挑戦と思われながらも、「GTアカデミー」に選ばれた者たちは、プロレーサーという夢に向かって選ばれるまで訓練し続ける。ゲーム内で自ら車の組み立てをし、ロードレースの感覚を脳や反射神経などで掴んでいる彼らには「無理」という発想がない。むしろ自信に満ち溢れている。
この夢のために全力を捧げたのは、ビジネスマン、元レーサーのエンジニア、そしてゲームのプレーヤーたち。実話だからこそ、それぞれの威信をかけた様々な人との繋がりと各々の挑戦が、見る者の心を揺さぶる。
過酷なレースの場面は、これまでの「レース映画」に劣らない迫力とアクション。そして本作のプロレーサーの並外れた才能の描写を目の当たりにし、見せ場のシーンの音楽の上手さも掛け合わせテンションが上がるのだ。
プロレーサーに選ばれる主人公の家族関係も所々に描かれていてヒューマンドラマの面もあり、レースファンでなくても心に響く要素が多い。
久しぶりに、地道で豪快な映画を見た気がする。それにしても、あのNISSANのレーシングスーツはカッコいい。選ばれた人しか着用できないところも尊い。
見ていただければわかるが、このハリウッド映画では、例えばオーランド・ブルームが日産本社に来たりと実際の日本のシーンも多く出てきて、日本人だからこそ反応できるシーンが多いのも見どころの1つである。

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山田晶子

4.0王道ストーリーだけど手に汗握る!

2024年5月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

グランツーリスモのゲーマーが
プロレーサーになる話。

父親の影響でグランツーリスモ3.4を
プレイしていたのもあって公開前から
気になっていた今作。

レースシーンが迫力あってとてもわくわくしました!
ガチレースなので他のカーアクション映画より速い!
ハラハラがすごい。

ちょっとしたミスが命取りになる限界の戦場で
戦う彼らはめっちゃかっこいいです。
そしてこれが実話ってのもすごいです、
現実は小説よりも奇なりを体現してました。

あと今作の魅力がデビッドさん演じるジャック。
親父感がとてもいい。技術育ちの漢。
そして完璧なる信頼感。

面白かったのがオーランド兄貴の老け具合。
一緒に見てたNZ出身のおばさんが
「待って誰やこれ!!」って言ってました。
個人的には変わらずイケてますけどね。

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マスノブ

3.5SONYのPS、HONDAのNSX、NISSANのGTR、ゲームもクルマも天晴 Made in Japan.

2024年5月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

ゲームオタクにとっては夢のある話。
エンディングクレジットで主人公ヤン本人の写真や説明が出てきて驚いた。
実話とは知らずに観た評価。
きっと本当の話だと思って観たらもっと楽しめる。

ゲームソフトはGT6まで持ってるけど一番ハマったのはGT3だった。GT4はリアルさに感動したけど仕様が変わって難しく感じた。GT5、GT6はゲームの中で賞金稼いで欲しいクルマを手に入れて自分満足しちゃったっけ。

登場人物に感情移入できたし、レースシーンも面白かった。
鬼教官がヤンを認めて味方するのも胸熱。
ヤンはエンヤの曲『Orinoco Flow』が好きなんだね。
日本の企業って技術力が高いと、あらためて思った。

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Don-chan(Daisuke.Y)

4.0日産だったかぁ~

2024年5月8日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

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単純

興奮

はやく日産GTOが主役だとわかっていたら映画館に行ってた。惜しい・・・悪人扱いされたけどカルロス・ゴーンの頃の仕掛けなのかなぁ~???
ル・マンやニュルンベルクサーキットなどへのこだわりは明らかにカルロス・ゴーンの影響のような気がする。

脱税の国際手配の・・悪人の汚名オンパレードだけど、だけど車は熟知してた・・・。最高の技術大学に進学してミュシュランに就職するまでの間に、🎦栄光のル・マン、見てたんだよなぁ~ゴーンって・・・絶対。映画館で観たかった‥‥😭

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mark108hello