男女残酷物語 サソリ決戦

劇場公開日:

男女残酷物語 サソリ決戦

解説

性的異常を抱える男と彼に監禁された女の終わりなき対決を、前衛的かつポップな世界観で描いた1969年製作のイタリア製セックススリラー。

慈善財団の幹部を務めるセイヤーは、その一方で女性に対する征服欲や加虐性を抱えていた。ある日彼はジャーナリストのメアリーを拉致して秘密のアジトに監禁し、肉体的・精神的凌辱の限りを尽くす。窮地に追い込まれたメアリーはおびえながらも果敢な姿勢でセイヤーの心の隙を突き、やがてセイヤーは弱音を吐きはじめる。

「穴」「黄金の七人」のフィリップ・ルロワがセイヤー、ドイツ出身の女優ダグマー・ラッサンダーがメアリーを演じた。「ベニスの愛」などで知られるイタリア映画音楽の巨匠ステルビオ・チプリアーニが音楽を担当。美術面ではフランスの芸術家ニキ・ド・サンファルによる巨大女性像「ホン」のレプリカが劇中に使用され、強い印象を残した。日本では長らく未公開でその存在すら知られずにいたが、2024年6月に劇場初公開。

1969年製作/90分/G/イタリア
原題:Femina ridens
配給:アンプラグド
劇場公開日:2024年6月7日

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(C)1969 - Cemo Film (Italia) - Surf Film All Rights Reserved -

映画レビュー

3.5綺麗なお姉さんも今ではお婆ちゃん

2024年6月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

綺麗なお姉さんも今ではお婆ちゃん。
何が言いたいかというと、滅茶苦茶古い作品ということ。
(1969年の公開時26歳の女優さんは現在80歳)

とても古い作品のため今一つ理解できず・・
女性の地位向上を目指した作品なんでしょうか?おっぱいを餌にスケベな男性を釣る作品なんでしょうか?
(女性器を題材にした芸術作品が出てくるので、多分、前者なんでしょうけど)

あと、男性側の加害度合がヌルいです(悪逆非道であるほうが話が盛り上がったと思うのですが。・・)

一番気に入らないのは「男女残酷物語 サソリ決戦」というダサい邦題。センスのかけらもない邦題は一体誰がつけたんでしょう・・

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お抹茶

4.0予告が面白すぎてがっかりするかと思いきや…

2024年6月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

55年前の作品が発掘されたようです。男女の性癖をめぐる戦いがシュールに描かれている珍作。笑いをこらえきれない場面も多々ありました。

男と女の間には暗くて深い河があるんだね! 面白さは予告の期待を3割くらい上回りました。メアリーがとにかく美しい!

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ほりもぐ

2.0顎が外れた

2024年6月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

単純

「男の妄想とトラウマになんでつきあわなきゃいけないんだ~?」が頭の中でぐるぐる回ってた。でも1969年当時はとても先駆的な考えに基づいた映画だったに違いない。今だったら普通にそうだよねと考えられていること:単純化すれば、ミソジニーは女性への恐怖から、マッチョと自己顕示欲は自信の無さから、未熟さを求めるのは不安にならなくて済むからなど。性別すらもはや関係ないとも思う。

60~70年代のインテリア、ファッション、ヘアメイク、音楽(ちょっとうるさかった)、ニキの巨体女性像のレプリカ(なのかー、残念)は面白かった。未来では女性が色んなタイプの精子を選んで子どもを生むようになる、という部分はかなり言い当てていると思った。男性の側による避妊も必要という意見は、人口が増えすぎていた当時が背景にあるんだろうか。今は逆、でも日本ではそもそもいまだにピルが普通に使われていない。ピル解禁の流れがエイズによってブレーキがかかってしまったのだろうか。バイアグラ以前にピル&無痛分娩が先だと思う。

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talisman

5.0岡本太郎が言っていた

2024年4月17日
iPhoneアプリから投稿

イタリア語は素敵だ。
と。

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ミスター
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