陸軍落語兵

劇場公開日:

解説

春風事柳昇の同名の原作から材を得ての風刺喜劇。脚本は「開運旅行」の舟橋和郎。監督は「すっぽん女番長」の弓削太郎。撮影は「ガメラ対深海怪獣ジグラ」の上原明がそれぞれ担当。

1971年製作/83分/日本
配給:大映
劇場公開日:1971年10月30日

ストーリー

昭和十七年、陸軍東部六十二師営門前の応召兵の中に奇妙な四人組がいた。春風亭柳橋師匠門下の見習落語家秋山、馬場、椎名、田中の四人の補充兵である。しかし、いつまでたっても失敗の連続。そうこうしているうちに戦火は拡大、四人組も中国大陸の前線へと転属された。夜、敵前の斥候にだされた四人は地雷をさけながらヘッピリ腰で前進。明け方、前方に人影を発見、すでに戦う意欲もなく、フンドシを振って降伏してみれば四人を心配した部隊の上官。四人は一晩かかって部隊のまわりをグルグル廻っていただけだった。部隊は、いよいよ八路軍の待ちうける敵前へ。しかし、四人は戦う前に負傷。ころんだ拍子に自分の手榴弾が爆発したのだ。野戦病院に送り込まれたが、回復した四人は召集解除になり、なつかしい日本へ、あこがれの吉原へ。だが師匠の許に帰宅してみると、そこにはまた赤紙が待ちうけていた。

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