劇場公開日 2024年5月17日

ソイレント・グリーンのレビュー・感想・評価

全23件中、1~20件目を表示

4.5Proto-Blade Runner

2022年2月2日
PCから投稿

興奮

Soylent is more a Turner Classic talkie than it is a high-stakes sci-fi thriller, yet it's easy to see where later future sci-fi dystopian films take their inspiration. Set in 2022, this makes it the perfect time to watch if you haven't seen it yet. What could be the same universe as Orwell's famous story, real food isn't non-existent as it is expensive and scarce. Wait for the bulldozers.

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Dan Knighton

5.0昔からみた現代、近現代の予告もの

2024年5月29日
PCから投稿

今年199本目(合計1,291本目/今月(2024年5月度)33本目)。
(前の作品 「好きでも嫌いなあまのじゃく」→この作品「ソイレント・グリーン」→次の作品「」)

 シネマートさんで時々ある、古い映画のリバイバル上映で、1970~80年代ごろからみた、現代近現代がこうなっているだろうという予想も含んだ映画(SF映画)です。

 部分的に当たっている部分もあれば(2022年を「予想ターゲット」として想定されている)、全然違う部分もあって、1973年からするとほぼ50年ですが、未来を当てるのは(まぁ、作品としては娯楽としての映画としての要素のほうが強いのでしょうが)難しいんだろうなぁ…といったところです。

 ただ、全然違う部分についても、2022~2024年の現在基準でも見てもある程度理解しうる点もあるし(まったく違うことを述べている点もあるが、部分的に研究が進んでいたり、概念的に論点が存在する部分もある)、こうしたタイプの映画(問題提起型の映画ではないが、趣旨として理解ができる)は「未来を言い当てることのむつかしさ」(もちろん、占い師とかというレベルではなく、ある程度根拠をもってこうだろう、というもの)は、それこそ現在から50年後(2070年ごろ)をあてるのがもっと難しいのが当然の理であることも考慮しても、「まぁよく頑張ったなぁ」といったところです。

 作品としては、そうした事情もあって、1970年ごろの世界事情から、当時の「こういう世界であって欲しい」という当時の文化を垣間見ることができる点で単純な娯楽映画というのとはちょっと違う部分もありますが、やや押せるといったところです。

 採点に関しては特段気になる点までないのでフルスコアにしています。

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yukispica

1.5何も的中していない現在の予言映画!

2024年5月27日
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鑑賞方法:映画館

1973年製作で2022年を予言した作品ですが、公開当時は予告編で面白くないと判断して未見だったので、映画館で初鑑賞。予言がトンチンカンなだけでなく、「家具」「ホーム」とかの用語を設定しているから、地上波でも全く放送出来ないお蔵入り作品ですね。

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aki007

3.5元ネタ初鑑賞

2024年5月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

知的

ゲームのゼノギアス、映画だとクラウド・アトラスでもオマージュされてた例のアレ
作品名は知ってましたが、今回のリマスター版上映で初めてちゃんと観ました

まぁ、初代猿の惑星とか、オリエント急行殺人事件とか観た時もそうでしたが、
作品の一番肝心かなめの部分のオチがあまりに有名でネタバレ知れ渡っちゃってると、
どうしてもそこを観た時のインパクトは薄らいじゃいますよね

特に最初に挙げた後発の二作品(ゼノギ、クラアト)の方が「加工」の描写がより直接的でグロ強めだっただけに、
そっち先に知ってると、元ネタの方は案外あっさり風味で拍子抜け……というのが正直なところ

とはいえ、半世紀前の時点から描かれた2022年のディストピアな未来予想図を、
実際にそれを追い越した2024年の現実と比較しながら観る、という観方ができるのも今だからこそですね

幸いにも現実はこの映画ほど悲惨な事にはならずに済みましたが、
それでも一部の富裕層と一般人との間の格差と分断などは、ある意味正確な予想でもあるのがまた興味深いですし、
「家具」扱いで飼われる女性たちなど、現代視点から見ても斬新に思える設定や世界観には引き込まれるものがありました

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cysteine

4.5Zone of Interest

2024年5月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

あたしにとっての『関心領域』はこっちだったな😂
めちゃいい!環境問題に殺人事件捜査絡めるとか天才かよっ!!

Soylent green is●●!!
他の色は??

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らまんば

3.5初回上映当時はどんな取り扱いだったか知らないけれど、 B級前提で良...

2024年5月24日
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初回上映当時はどんな取り扱いだったか知らないけれど、

B級前提で良いですか?

突っ込みどころもあるけれど、

なかなか鋭いところもあったりして、

いろいろ考えさせられました

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jung

3.5思いのほか淡々としてた

2024年5月22日
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レトロゲーマーにはパk…オマージュイベントでお馴染みのオチを知ってしまった上で鑑賞。

設定としては確かに衝撃的だけど、ディストピア感も近未来感もイマイチ強くなく、オチに向かう後半の話運びもあまり起伏がない。なんかあんまり演出上手くないなぁという感じでした。
重機での無理矢理過ぎる暴動鎮圧や、そこだけ別世界のような安楽死施設は確かにギョッとしたものの、ここだけが尖りすぎていて余計に大オチのインパクトが弱く感じてしまった気も。

色々もったいなかったです。

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克晴

3.5時代設定が今、とは…。

2024年5月19日
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鑑賞方法:映画館

当時はショベルカーに人間がいっぱいすくい取られている傑作的なポスターとかの絵面が衝撃的だったけど内容も衝撃的だった。人間があふれたらいちばん手っ取り早い循環世界か、これは。家具とか本とかの呼称も秀逸。見れてよかった。

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peanuts

3.5精神と肉体の汚れ

2024年5月19日
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鑑賞方法:映画館

ディストピアが超管理社会でハイパークリーンなものではなく、薄汚れた人がたかって臭いそうな絵面というのがリアル。/そういう意味では『ドゥ・ザ・ライト・シング』とか『ひろしま』みたいだったな。

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ouosou

3.5これで97分。さすが職人監督リチャード・フライシャー。最近のやたら長い映画と違って娯楽映画の作り方を分かってらっしゃる。60年代末期~70年代半ばにこういうディストビア映画が沢山作られてましたね。

2024年5月18日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

①自分が映画を見始めた頃に話題作として公開されながら観れなかった映画を、半世紀を経て大スクリーンで観れる、というのも中々オツなものです。

②本作は、先ずは名優エドワード・G・ロビンソンの遺作として記憶に残るべきでしょうね。
ソルが“ホーム”で息を引き取るシーンは何故かウルッと来てしまった。最後まで名優さんでした。
それに或る意味『PLAN75』を先取りしている設定。

③地球温暖化・人口爆発・貧富格差拡大・食料難等々、確かに未来を予言した映画(舞台となった2022年ではもはや未来の話ではなく現実の問題になってます)では有るけれども、その先見性の秀逸さは原作の小説に軍配が上がるもの。
私には特に本作で描かれる富裕層が現在の先進国に相当し、貧困層が発展途上国を表しているように映って仕方がなく、そこに先見性を見いだしました。

④肝心要のソイレントグリーン製造工場のセキュリティの甘さは、こういう娯楽映画ではお約束。

⑤若い女性の描き方は、現代では噴飯物ですが、70年代当時は仕方なかったとしてご容赦を。
映画女優としては早くに消えてしまったけれども、リー・テイラー・ヤングも若くてキレイ。

⑥70年代半ば迄のSF映画とかディザスター映画の大作の主人公と言えばチャールストン・ヘストンと決まっていたようなものなので仕方ないが、今観るとミスキャストだと思う。
ふてぶてしいがナイーブさもある、もう少し若い役者の方が良かっただろう。その方が自然が溢れていた昔を知らないというキャラクターに合っていただろうし、リー・テイラー・ヤングとのラヴシーンも違和感がなかっただろう。
腹の肉が弛みだしたヘストンでは様にならない(腹の肉が弛みだしたということでは私も偉そうなことは言えないが…)

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もーさん

3.0今では驚くオチではないが

2024年5月18日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

どんなにCGが進歩しても、巨大シャベルカーが人間を救いあげる本物のシーンには、お粗末なお絵描きにしか見えない。

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ムーラン

3.0もっと欲しかったディストピア感

2024年3月21日
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鑑賞方法:VOD

最初から中盤までただの殺人事件の展開なので、ディストピアの設定にする必要あったのかなと、結構長い時間思うことになる。
最後はやっとそれっぽいけど、とてもあっさりしている。

個人的に主人公のことを最後まで好きになれなかったのが残念。
勝手に物を盗んでいくし、女の人には当たり前のように手を出してしまうし。
それでも子供は見捨てないというのがカッコイイ男の象徴なのかな。
50年も前の映画だから仕方ないか。

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おちゃん

3.5ベートーヴェンの田園

2023年9月1日
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僕が、12歳の時の作品
チャールトンヘストンが刑事で2022年のニューヨーク
今、これを書いてるのは、2023年だから
また違う未来だな。人口が増えすぎて
食料問題となり、老人を安楽死させて食料とする
プラン75って作品もあったね。老人のエドワードGロビンソンが、ベートーヴェンの田園を聴きながら亡くなるシーンが衝撃だった。今たまたま読んでる小説にこのエピソードがあって思い出した。ただ政府は、違う意味で老人はいらないから、安楽死は、ありえるかも。

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大阪ぶたまん

3.0ずっと見たかった古典的作品。 時代設定が2022年! 主演がチャー...

2023年3月21日
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鑑賞方法:VOD

ずっと見たかった古典的作品。
時代設定が2022年!
主演がチャールトン・ヘストンなのね。びっくり。

アマゾン100円レンタル。

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hato

3.02022年になっちゃった

2022年4月18日
PCから投稿

某ゲームソフトが好きで、その中にあるイベント(?)があり、
その元ネタとされているのがこの映画なんですね。
元ネタの映画があると知って、即行見ました。
内容は書くと(両方の)ネタバレになるので書きませんけど、結構重いです。
こんな日が来るのも近いかなと思わせる内容になっております。
詳しくは、ゲームか映画を見るべし。

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to

4.0食事シーンだけでも見て

2021年5月26日
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 『ソイレント・グリーン』は中途半端な所で終わっていると思うのだが、この映画が伝えたい事は残酷な世界や強大な敵に向けて、主人公は正義の心を持って反発した、その勇士を監督は見せたかったのではないかと自分では思ってる。
 制作秘話とかあったら違う事言ってそうだけど😆
 何か行動しなさいと映画で直接的に言葉で訴えているわけではなく、多くの人の為に行動している主人公の背中を通して、正義の心で動く人物を描写していると感じた。

 後、食事シーンではこれまた美味そうに食べる。上品さがあるとか、食ってる物が特別豪華で美味そうというわけではないが、満足そうに食べていたのが凄い印象的だった。🍽🍅🥩😂😁

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白石黒井

4.5暗黒の現在

2021年1月20日
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暗黒未来を描いた伝説的SF映画。2021年現在の状況は、恐ろしいほど当たっていて背筋が凍る。

「成長の限界」を超えてもなお、新自由主義的思想の跋扈、資本主義の暴走には歯止めが掛からない。人口爆発、雇用不安、経済格差は拡大するばかり。
環境破壊、土壌汚染、温暖化によりついに新鮮な食べ物は姿を消した。人類の歴史よりもずっと以前から地球という庭で野生してきた植物が、われわれの社会とともに変質してしまった。代わりにモンスター食品が世界を食い尽くしている。

人々は人権も知性も文化も失い、ついに「命の最後」まで不気味なホームによってシステム化されている。
地球上の資源が無くなった末の、テクノロジーがもたらす悪夢。

70年代に、この映画をディストピア映画(娯楽)として観ていた時代にはもう戻れない。私たちにとっては「とっくにわかっている事実」になってしまったのだから。

では、2021年の現在。崖っぷちに立たされた私たちはこの先どんな世界を見通せば良いのだろう。一体どうしたら正しい「生命のあり方」を守れるのだろう。

地球上に残された唯一の資源は、人間の想像力だけかもしれない。

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Raspberry

5.0タイトルなし

2020年1月12日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

中学のとき何気なくつけたテレビで観た。
震撼した。

近未来予言作品。
ラストのベルトコンベアのシーンで絶叫する。あれはチャールトン・ヘストンならずとも、PTSD です。
舞台が2022年ということは再来年てことで。

ベートーベン「田園」を聴くと必ず思い出しますね。

=============

追記:
代用の培養肉の研究が進んでいるそうだ。ソイミートを食べる菜食主義者はそれを口にするのだろうか。

「ヴィーガン」が市民権を得てきているが、彼らは
「野菜が好き、肉は嫌い」という個人の嗜好だけでない動機も含んでいるのではないかな。何に抗しての野菜食なのか知るといろいろと積極的な理由がわかってくる事もある。
加えて最先端の研究は「昆虫食」だ。あれを軌道に乗せようとする昨今の動きは、実はイカモノ喰いのお遊びではない。
つまり、
餓死する人々が地球上にたくさん存在するにもかかわらず、牛肉を食する人たちのために麦やトウモロコシを牛のエサに大量に使ってしまう食糧生産の仕組みを、不道徳だと追及してもいるのだ。

牛の肥育に比べて昆虫食はシステムが単純で、軌道に乗れば短時間かつ安価で、工場で動物性たんぱく質の生産・供給が出来るのだ。
畜牛が減れば牛のゲップによるメタンガスの大気中放出を抑さえられる。
穀物を飢餓地域に回せる。
― こういう流れだ。

様々な取り組みや工夫で、環境と人命を大切にしていくためには、自分自身の食生活を考えなおす必要もあるんだろうなと思う。

あき240さんとのコメントのやり取りも読んでください。

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きりん

4.0ディストピアは土色・灰色。

2019年7月27日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

知的

所見ですが、何となく結末が予想できる感じ。こちらも目が肥えているからでしょうね。未だに黒電話的なものが出てきたりとクラシカルな未来ですが、テーマは確かにSFです。

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ピニョン

3.01973年当時の稚拙な未来予想図。描かれている世界は2022年、そ...

2018年12月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

1973年当時の稚拙な未来予想図。描かれている世界は2022年、そうほぼ現在。ゲームとかテレビとか笑っちゃいます。
ところでなんでこんな酷い世界になってるの?さっぱりわかりません。その謎が解明されると思いきや、ラストは「ソイレントグリーンは◯◯だー」いやいや違うだろー、もっと根本を説明しろよ!「本」とか「ホーム」とかにそんな意味があるのもわからんやろ!これだからSFってやつは…ネット解説でようやく分かりましたよ。
ただ一つ羨ましいのは美女が「家具」と称して住居に配置されている。いいねー(笑)

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はむひろみ