イエスマン “YES”は人生のパスワード

劇場公開日:

イエスマン “YES”は人生のパスワード

解説

「ノー」が口癖の人生に後ろ向きな男カールは、生き方を変えるために参加したセミナーで、「どんな事に対しても『イエス』と答えることが、意味のある人生を送るための唯一のルール」と教えられる。それから「イエス」を連発するようになったカールの運気は上がっていくのだが……。「マスク」「トゥルーマン・ショー」のジム・キャリーが主演するコメディドラマ。共演に「ハプニング」のズーイー・デシャネル。監督は「チアーズ!」のペイトン・リード。

2008年製作/104分/アメリカ
原題:Yes Man
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:2009年3月20日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

インタビュー

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6

(C)2008 Warner Bros. Ent. Inc. (C) 2008 Village Roadshow Films (BVI) Ltd.

映画レビュー

4.5とても気持ちのいい映画

2024年5月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

観ていてとても気持ちのいい映画だった。
一歩間違えれば洗脳だし、フィクションだからと懐疑的な気持ちも、もちろんなくはないが、「最初は、とにかくイエスという身体に慣れさせる」というのが、なるほどと思った。

少し話がそれるが、この映画を観ながら、中島岳志の「思いがけず利他」という本を思い出した。談志の「文七元結(ぶんしちもっとい)」(博打の借金で首が回らない長兵衛が、娘のお久を女郎屋に預けることで貸してもらった大切な五十両を、帰りがけに出会った、橋から身投げしようとしていた見ず知らずの若者に、投げつけるように渡してしまう場面が出てくる古典落語)などを取り上げながら、「利他」について考えている本だ。

カールの「イエス」は、誓いということでスタートするが、結果として、その多くが「利他」になっているよなと、思ったのだ。

その本の中では、丁寧に様々な例をあげながら「利己心から見返りを求める“利他”ではなく、利己のない(そうせざるを得ない)“利他的な行為”は、それの受け手側が主体となること」や、「利他的になるためには、こちらが器のような存在になること」と書かれている。

この映画の中でも、カールの「イエス」は、まさにカール本人が器のように「イエス」と返している訳で、それの「イエス」により恩恵を受けた側は、何とも言えない温かな思いが残ったことだろう。いざという時のピンチにみんなが駆けつけてくれる関係が、受け手たちが主体となってつくられていることが、しっかり描かれている。

とはいえ、カールがどん底の時に、あれだけ友達が親身になってくれている訳で、元々、カール自身が人を惹きつける力を持っていたのだろうけれど、心持ちのちょっとした違いで結果が変わるということは、さもありなんと思った。

どこをとっても楽しい映画だったが、アリソンとの恋が進み始めてからが更によかった。

音楽に関しても、ジャーニーのセパレート・ウェイズが世代の人間なので、イントロだけでちょっと盛り上がった。

コメントする 5件)
共感した! 8件)
sow_miya

4.0YESは動き、NOは静止ではなく軌道修正

2024年5月11日
iPhoneアプリから投稿

笑える

楽しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
とみ

5.0自らで選択し行動することの大切さを楽しく教えてくれるコメディ映画

2024年4月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

人生は毎日"イエス"か"ノー"かの選択の連続。
何をするにも"ノー"だった主人公が
選択をする全てに"イエス"と言って行動した事がきっかけになり、人生が大きく変わっていくストーリー。

ここで"イエス"はただのきっかけにすぎない。
"イエス"と言って行動することで、新しい出会いや知らない場所を知ること、人との信頼関係が生まれるなどの変化が起こる。
もちろん、その変化は良い事も悪い事もある。
でもそれは行動してみないことにはわからない。
行動を強制的に起こすための"イエス"(マン)なのである。

イエスマンになったことで
自分自身がとにかく楽しむという前向きな姿勢に変わっていった主人公!
初めの何をするにも"ノー"だった頃とは別人のようで、
人を惹きつける魅力のある人に変わっていった。
最後には自分のために人が動いてくれる、人を巻き込む力を発揮していた。
そんな主人公の変化を面白おかしくジム・キャリーが演じているところも見どころだ。

自分が変わると周りも変わる、付き合う人も変わる。
前向きに楽しく行動していて
それが人の助けになれば、周りも助けてくれることがある。

自分の日頃の行いを考えさせられるきっかけをくれ、
そっと背中を押してくれる。そんな映画です。

嫌なことでも"イエス"と言ってみると何か変化があるかも?!
この映画を見終わった後はそう思えるかもしれない。

コメントする 6件)
共感した! 6件)
Saki

4.5氣持ち良いくらい笑える

2024年4月10日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 2件)
共感した! 8件)
Don-chan(Daisuke.Y)

他のユーザーは「イエスマン “YES”は人生のパスワード」以外にこんな作品をCheck-inしています。