枷嵌められて

解説

ローラはウォルターに盲目的な恋をしていたが、ウォルターは彼女を見棄てて若い令嬢エディスと結婚しようとした。自暴自棄に陷ったローラは昔のような純な心にはなれなかった。すべての男を翻弄し、無情に振る舞うことに快感を感じるようになった。ある動機から絶望の余り投身しようとするところをエディスの父トーマスに助けられたローラは彼の病身に同情し、2人は温い友情を感じる様になる。その後ローラは彼の秘書として都へかえった。エディスの夫がウォルターと知った時に彼女は痛く驚いた。ウォルターは金の自由なのに任せて日夜放蕩に身を持ち崩し始める。エディスは出征中の幼な友達ジムミーのことを思うようになった。その後しばらくしてジムミーは親友のデイユーアル医師と共に凱旋したが、エディスの結婚したのを見て悲しむ。トーマスの足はデイユーアルの手術によって全快し、ローラに結婚を申し込むが過去を考えて彼女は応じない。ウォルターの放蕩は日々に募った。見兼ねてローラは彼を追い出そうと計ったが却って過去の生活を露かれる。やがて争闘の後悪魔は死んだ。1年の後尚愛があるならとトーマスに言い残してローラは去った。

1918年製作/アメリカ
原題:Shackled

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