殺しのエージェント

劇場公開日:

解説

ジョン・ガードナーの同名小説をピーター・イェルダムが脚色、ジャック・カーディフが監督したスパイ・アクション。撮影はテッド・スケイフ、音楽はラロ・シフリンが担当した。出演は「マーメイド作戦」のロッド・テイラー、「悪のシンフォニー」のトレヴァー・ハワードのほか、ジル・セント・ジョン、デイヴィッド・トムリンソンなど。製作はジョン・ベニングトン。

1966年製作/アメリカ
原題:The Liqidator
配給:MGM
劇場公開日:1967年2月25日

ストーリー

ロンドンの町はずれで安カフェをやっている気の弱い男ボイシー(ロッド・テイラー)は、パリの裏町でたまたま、2人の密偵に襲われたイギリス情報部のモスティン大佐(トレヴァー・ハワード)を助けたばっかりに、殺し屋にはもってこいの冷血漢と思い込まれてしまった。そしてある日否応なしに連行され、殺し屋養成の猛訓練を課せられた。殺し屋とはいえ虫も殺せぬ弱虫のボイシーは殺人指令が下ると、せっぱ詰ってプロの殺し屋を雇うのだった。この稀代の殺し屋は高給で豪華なアパート生活に暖まっていた。その上モスティンの秘書アイリス(ジル・S・ジョン)にひと目惚れし、南仏のニースで週末を過ごすことになった。だがニースで敵側のスパイ網にひっかかり、激しい攻防戦を展開した。辛うじてホテルに戻るとモスティンからの帰還命令。ところがクォドラント(デイヴィッド・トムリンソン)と称する男から「英空軍基地に赴き、エジンバラ公を暗殺せよ」の指令を受けた。この男こそ敵の大物スパイでこれを察知したモスティンが危機一髪暗殺を食い止めた。すると敵側は極秘のミサイル防衛装置の持ち出しを図った。さてボイシーはそこで一世一代の活躍をし、見事敵側スパイのリーダーを捕まえた。ボイシーは情報部勤務にこりごりしたが、あいにく彼の有能を信じるモスティンは彼を手離すつもりはなかった。

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