ペンダラム

劇場公開日:

解説

ジョージ・ペパードお得意の刑事アクション。スタンリー・ニスの脚本を、TV出身のジョージ・シェーファーが監督した。撮影は「グラン・プリ」のライオネル・リンドン、音楽はウォルター・シャーフ。出演は「非常の切り札」のジョージ・ペパード、「ペルーの島」のジーン・セバーグ、リチャード・カイリー、チャールズ・マクグロウなど。製作はスタンリー・ニス。

1968年製作/アメリカ
原題:Pendulum
配給:コロムビア
劇場公開日:1970年2月24日

ストーリー

フランク・マシューズ(ジョージ・ペパード)は、ワシントン署でも腕ききの警部だ。30代も後半、彼には美しい妻アデーレ(ジーン・セバーグ)もいた。その日も、サンダースンという強盗殺人容疑の青年を逮捕して表彰されたばかり。だが彼にも悩みはあった。1つは、当然死刑囚と思われた容疑者が最高裁から差し戻されたこと。やり手の弁護士キング(リチャード・キーリー)がついていたからとはいえ、マシューズにとっては心外だった。もう1つは妻の浮気だ。だが、その証拠はつかめていなかった。そんな時、親しい上院議員のコールの頼みで彼は、ボルチモアの夜食会で講演をすることになった。その夜、アデーレは昔なじみの男を家へ呼んだ。そして、何者かに2人は殺されてしまった。ボルチモアから帰ったマシューズは、今回は自分が容疑者になっているのを知った。おまけに彼が1回ワシントンに帰っていることまで知れて疑いはますます深くなった。とうとう、仲間だった2人の刑事がマシューズを逮捕にやって来た。刑事たちをまいて、サンダースンの家へ急行した。どうもサンダースンがくさい。彼の母(マデリーン・シェアウッド)は息子のアリバイを主張した。だが、夜遊びから帰ったサンダースンはマシューズの追求の前に、少しずつ白状していった。死にもの狂いであがくサンダースン。大格闘の末、マシューズはやっとその手に手錠をかけた。

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