耳をすませばのレビュー・感想・評価
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スタジオジブリ関連作品の実写化は改めて難しいと実感。10年後をオリジナルストーリーで描いた意欲作。
スタジオジブリによってアニメーション映画化され、その後に実写化した作品に「魔女の宅急便」(2014年)があります。ただ、これは、元々「魔女の宅急便」は児童書の原作が存在し、それの実写化でジブリ作品とは関係ない映画でした。
「耳をすませば」も原作マンガがあり、本作はそれをベースにし、さらに原作の中学生時代の「10年後」をオリジナルストーリーで描く、という意欲作になっています。
「魔女の宅急便」との違いは、本作はスタジオジブリの「協力」作品となっている点です。
それは、スタジオジブリ作品を支えてきた日本テレビの中心人物であった奥田誠治が日本テレビから松竹に出向中であり、本作の企画に関わっているため成功したスキームと言えるのでしょう。
中学生時代を描いたシーンではジブリ版の雰囲気も感じます。
原作とジブリ版は意外と異なり、例えば天沢聖司は原作では画家を目指していますが、ジブリ版ではヴァイオリン職人を目指していたりします。
それを本作ではチェリスト(チェロの演奏家)を目指しているので、ジブリ版の設定に近いものとなっています。
ただ、本作だけで完結すべく中学生時代に加え「10年後」の1999年を描くという構想の大きなものなので、物語自体が、やや散漫なイメージがありました。
そして、「耳をすませば」と言えば、物語を覚えていない人でもジブリ版で採用された「カントリー・ロード」をイメージしている人が圧倒的に多いため、本作での「翼をください」には違和感を持ってしまう人が少なくないようにも感じました。「カントリー・ロード」だけでも統一できれば雰囲気で入り込むことができたのでは、と残念に思いました。
スポンサーなのか!?
何度「はごろもフーズ!」を言ってしまったことか…
むしろ2回目以降はまだあるのか!!と、はごろもフーズ待ちになったね!
文通だけで10年の遠距離恋愛の純愛物語に
はるばる来た彼女に殴り込みのイタリア女…サスペンスぶっこみやがって!せっかくの10年ぶりの防音に期待したのによ!!!
荒んだ心の視聴者には地上波の録画の倍速が丁度良い映画でした。
自分の心に正直であること
雫は編集者としての仕事を果たす一方で、作家として純粋に物語に向き合えていなかった。聖司との再会と聖司の手紙から、もう一度夢と向き合う事が出来た。
誰でも夢と向き合う時があり、時には諦める時もあると思います。本作は雫と聖司がいるから、きっと大丈夫と思える作品でした。
雫の素直さ、聖司の優しさ、お互いに尊敬し合い支え合っている関係が素敵だと感じた。
作中の2人は、自らの心の声が聞こえなくなっていたが、もがき苦しみながらも取り戻す事が出来た。自分の心に正直でいることは、難しいけれど大切な人と過ごす中でそう過ごしたいと思った。
全てが最悪だった。
ジブリの方は、好きですが実写だとあまり期待してなかったけど、想像通りだった。大人になった主人公は、ブッサイクだわ、ほとんど全員が演技が下手だわ、身近な役者で集めるわ、全然入ってきませんでした。途中でギブでした!!!
演技がどの作品でも一緒の人が多いです。観ない方が良かったなと思いました。オススメしません。
配信やテレビで観る分にはちょうどいいけど、映画館なら不満も出たろうな
ジブリ版は、もののけ姫、ナウシカ
それと火垂るの墓以外評価してないので大して思い入れは無い
ジブリって、一部の秀作以外は、松任谷由実とかのただのミュージックビデオです
ジブリで懐かしさを感じるのは、母をたずねて三千里やコナン等のキャラクターデザインだからで、このカオでは他のアニメとかわらないですよ
だいたい中学生の初恋や夢の話なんてリア充は懐かしいだろうけど、何もいいことがなかったブサイク陰キャには思い出したくもないから
幸運なリア充の人には思い入れがあるから、実写版についてあーだこーだ言う気持ちはわかる
ジブリ版がヒロインの書いた物語にしてしまったんじゃ、アニメファンには気の抜けたサイダーみたいとも言えるし、その後がハッピーエンドで満足なんて人もいるのかな
ストーリーは恋愛映画によくある王道パターンです
周囲に迷惑をかけながら、2人だけで盛り上がってハッピーエンド
いつも思うんですが、まわりの人達が神かと思うくらいお人好しなんですよ
雫の長期休暇は現場にとって本当に迷惑
彼女は自分の限界を受け入れる時期にきているのに一人では決められないお子様です
プロ意識なし
給料もらう価値無し
社会人失格
聖司の日本帰国も、初CDを出してこれからというバンドを放り出しているんだから、恨まれてもしょうがない
それを承知で解散帰国するんだから
まあ、芸術家ってわがままな物ですから
社会人失格なのは仕方がない
ただ、才能がなければ、ただの非常識人間です
彼、そんなに才能あるんだろうか?
そんな二人の顛末を
歌で盛り上げてウヤムヤにする
”翼をください”でみんな、なんか感動するんですよね
現実は
たぶん、彼女は作家としての才能はなく終わるだろうし、聖司はバンドメンバー達に冷酷な人非人よばわりされるだろう
そして、女性メンバーとは大人の関係だったのかもしれないし、他に女性がいたかもしれない(映画の設定は無視しての話です)
女性メンバーの言った「10年離れて暮らすなんて考えられない。」は現実的な話です
モテない君(くん)が10年を無駄にすることは有り得ますが、普通のオスは何も無いわけが無い
雫は、それが許せるんだろうか
それを受け入れるかどうかもわからない
あと10年経てばどうなっているんだろう
専業主婦とチェロ演奏が趣味の楽器職人かな
それはそれでいい
ちゃんと大人になっててね
アニメを複数回見ています。そのため、「耳をすませば」といえばカン...
アニメを複数回見ています。そのため、「耳をすませば」といえばカントリーロード、と染みついていたので、翼をくださいなのか〜と、まず違和感がありました。会社勤めでもやもやして、聖司くんのところに行ってカントリーロード歌ってスッキリ!というのもしっくりこないという判断だったのかもしれませんが、曲調を変えるとか検討されなかったのかなぁと残念でした。
でも2人の結末は、耳をすませばファンとしては純粋に嬉しいし、回想シーンの2人もよかったと思います。
アニメの実写化は厳しい
公開した年の映画館の予告編で流れて
いて気になった作品。地上波で録画視聴。
題名を観て気になったが、スタジオジブリの
アニメの作品と知り驚く。このアニメ作品の実写化。
作品はやはり厳しい。アニメの実写化が多い中
スタジオジブリは厳しいなと痛感した。
退屈だし、平凡。
着地最高
"金曜ロードショー" で鑑賞。
原作マンガは未読。
夢と現実の間で足掻くって、めちゃくちゃ経験あるし共感しまくりで、心に刺さるセリフが多くて救われた感が…
ジブリ版に親しんだ者としては、雫と聖司のその後が見れたってだけで単純に嬉しいです。ラストの着地も最高でした。
[余談]
「翼をください」を聴くとヱヴァ破を思い出す(笑)。
素晴らしい後日譚
若き日に見て、血肉となった耳をすませば。世界観を壊すことなく、10年後の聖司と雫を描ききった。過去作がオーバーラップして、涙なくしては、見られなかった。エンディングも、納得のいくもの。中学生の雫の活き活きとした表情、手足の伸びが、実に良かった。夢や未来が詰まっていた。
ジブリの実写化ではなく、原作の実写化
公開当時鑑賞し、改めてHuluで観ました。
細かい所が、驚きです。
ムーン役のネコちゃんの表情
バロンも、欲しい!と思うくらい綺麗な瞳
職場のギスギス感もあるあるだし、
携帯が身近でない時代のすれ違いも、なんだかニヤニヤしてしまう。
関係ないけど、撮影終わって家に帰ったら、
生田斗真と戸田恵梨香がいるんだ、なんて思ってしまった、すみません。
ところどころジブリを思わせる所があるが、
原作漫画の実写化
でも、中学時代の雫役の子、話し方がジブリ映画に似ている。
脚本、演出、子役のキャスティング、酷すぎる!
まず、子役のキャスティングが酷過ぎて観る気失せた。
そして90年代トレンディドラマのような安っぽいストーリー
展開がベタベタで先が読める。
これ「耳をすませば」じゃなくてもよくない?
10年後の意味ある??
最後もアニメと同じ事やってるし・・・
やるんなら、もっとちゃんとした続編考えてよ!
配信で観たからまだいいけど、
映画館で観たら、多分、途中で退席してたと思う。
子役の声がそっくり
当時アニメを見た時は、続きが気になるー!と思っていたが、まさにそれが叶うことに。確かに二人のキャラを考えるとそうだろうが、現実的に考えてあり得るのか‥離れてても10年同じ人を思い続けるって‥傲慢では?話も見えました。希望通りの結果でしたが、映画化するまでもなかったか。。しかしながらアニメのあのシーン、あのシーン‥再現されていたのはエモかった。でもなんでカントリーロードじゃなくて翼をください?!?!それだけは納得がいかず。そこは絶対にカントリーロードでしょー。権利の問題??
アニメは観てないからお話としてもこの作品が初めてでした。 雫のキャ...
アニメは観てないからお話としてもこの作品が初めてでした。
雫のキャラがいい。せいじくんもよかった。
現地のネーチャンがしゃしゃり出てきたところもよかった。
夢に向かうエネルギー、というかエネルギーをともなった夢そのものが息を吹き返すドラマを見た。ハッピーおめちゃんちゃん。
カントリーロード
耳をすませばといったらカントリーロードだろ。やっぱアニメを知ってる人からすると先入観があって色々馴染めないところがあるな。雫の子役の演技もあえてジブリの女の子キャラ風にやってるのかわからないけどちょっとオーバーというかなんというか…。ブラッシュアップライフのときはそんなに感じなかったけどなぁ。
優しい世界線
悪い人が出てこない優しい世界線の物語。
それは好き。だがセイジが10年留学して雫をほったらかして
雫がイタリアに会いにきたあげく
他の女に告られ、去った雫を追いかけ見つけ出さなかった、というのはどうかと思う。
失いたくなかったから目覚めたようにしか見えなくて、
全然セイジに共感できない。てか、どちらかというとダメ男な気がするが、純粋さでなんとか持ち堪えた感じだ。けっこうリアルな遠距離恋愛な気もする。
田中圭、山田裕貴、松本まりかといった主役はれる級が脇役なのも豪華。
すべて国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する
中学生の頃からメルヘンに身を置こうとする者は、出版社に就職なんてしない。父親が司書なんだから、普通は司書だと思うけどね。僕には「物語を紡ごうとする友人でもない知り合い」が何人かいるが、全員司書の資格あり。そのうちの一人は、暫くすると出版にこぎつける様だ。もっとも、その司書さんは普通の司書と違う人だが。
「有給休暇を取らないで仕事をする」って、それがメルヘンの始まりだとすれば、現在の出版業界の軽佻浮薄な一面が見受けられる。
本を読んで物足りないとは、そんな本しか読んでいないから、若しくは、そんな話しか出版社が発売しないからだと思う。
そして、そもそも、
子供の夢を創造するのに「ガンバル」はないと思うけどね。
物凄く、労働基準法に抵触する行為。メルヘン語る前に、憲法の第二十五条
「すべて国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」を知るべし。
どうせ出鱈目なメルヘン何だから、会社は止めて、自由に向かって大空へ羽ばたく気配を見せるべき。メルヘンなのに、仮想の生活空間を現実的するべきではない。まさか、続々編を作るつもりなのか?出版する前にDr.スランプになる者は、才能ないと思うし、そんな昔からある結婚で締めくくる物語では、渡る世間から鬼はいなくならないよ。
やっぱり、「バイオリンを作る」で「カントリー・ロード」だと思う。
やはり、制作者側に第三のジブる人物がいるようだ。
追記
この俳優さんは余命10年の俳優さんだろうか?旧国営放送で見たような記憶がある。
巷の感想に~耳をすませば~、遠距離恋愛成就しても良かっただけしか残らない!
今回は「耳をすませば」実写版を 観に行きましたぜぃ!ヘぃダンナ~
原作漫画:1989年柊あおいさん(集英社)
元映画は:1995年スタジオジブリ作品 今は亡き近藤喜文さんの初監督作品。
コンクリ-トロード♬~は何処行ったんだw
カントリ-ロ-ド♪ ⇒ 翼をください♪ に成ってしまって
ちょっと戸惑う今作品。
※翼をください~を聴くと ”父ちゃんのポ-が聞こえる”を思い出すんだよネ。
ゴメン古過ぎたか・・・
そしてなぜか設定変更、バイオリン職人⇒チェロ奏者に。
コレにはズッこけた。
今作は全部実写で、回想場面がアニメと同じ構図を取っていて、
比較できるのはちょっと面白かったかな。実写で良く合わせたなと
その努力は認めたいよネ。
でも ダメ出しするなら、月島雫(中学生役) - 安原琉那さんかな。
かなり演技、セリフ吐きに難を感じたわ。
彼女を売り込む為の 印象付けるわざとな演出かもだったが
ちょっとフレッシュ過ぎてw スクリ-ンに馴染めてない気がした。
もっと練習して修行しよかぁ・・・
この作品て、元々恋は実った所で終わっていたわけで。
イタリアー日本との遠距離恋愛10年の時を経て、
今25歳で この先私は?幸せになれるの?と相手に詰め寄る雫。
すると急に横から出てくるバンド仲間の女。
私も彼が好き~と マサカの告白合戦。
10年も彼をホッタラカシにしていたくせに~の言葉が、
雫の恋心へ 回し蹴りをヒットさせるw
※外国語のネイティブ発音なのに良く理解できたなと感心関心。ハハハ。
そりゃあの気迫ならアフォでも理解できるだろうヨ。
結局、雫は彼聖司と別れて 日本に恋に失意し帰国。
元のブラック出版社へ戻るのだった。
吹っ切れた彼女は強くなった。そこの捉え方は良いかな。
作家園村 ( 田中圭さん)に自分に正直に、流されず意見を持って生きてくれ~
などと激励を頂き日々を邁進。
良くあるサクセスパタ-ンだよねぇ。
もっとこの作品らしい流れは盛り込められなかったのかな。
そこが残念だわ~
そしてラスト
あのアニメの同期再現かと思える展開炸裂で
雫が物語を書き終えた朝方、窓開けたら 聖司がチャ-リ-で
迎えに来てて 綺麗な朝日を丘に観に行く名シーンの展開へ~。
おまい、ええ歳してるんだし、
会う前に連絡とかないのけ?
どんなけサプライズ重視やねん。相手にも都合があるねんぞ!!
思いが外れたらどうする気なんや~と突っ込みマックス。
それに車で迎えにイケないの?
(レンタカーぐらい使えば)
相手に告ろうと思うとる訳でしょ??
特別なんでしょ?
急な坂を、変速ギアチェンジなチャ-リ-で必死に上がっていく姿に
メッチャ心配したわ。実写なのに・・・弱虫ペダルかよw
雫も大人なんだし体重あるし、荷台に乗ってもケツ割れるぐらい
痛てぇぞぅ。
観てるこっちも この名場面を
変な思いで見てしまっている滑稽さ。
最後は、この前作の続きで
雫大好きだ~ ⇒ 結婚して下さい、雫愛してる~ の
お互い抱き合いの連呼で このラブ終了っすっわ~。
まあ程よく朝日がキレイで良かったヨカッタわぃ。
前作もハッピ-エンドで、今回もハッピ-じゃん。
1+1=2にしちゃったのね。
結果ゼロとか、マイナスなら 次作も制作期待できるんだが
これで完了かよって事ですね。なんも残らない変化無しの結末。
近藤監督のアニメ作品の方が
何年経ても記憶に残っているかな、だから名作と思う。
好きな方は劇場へどうぞ!
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