DEAD OR ZOMBIE ゾンビが発生しようとも、ボクたちは自己評価を変えない

劇場公開日:

DEAD OR ZOMBIE ゾンビが発生しようとも、ボクたちは自己評価を変えない

解説

ゾンビが蔓延した街を舞台に、ゾンビ化した家族と暮らす女子高生の日常を描いた異色ヒューマンドラマ。

ゾンビの感染拡大を防ぐために隔離された地方都市。女子高生の早希はゾンビになってしまった家族を世話するため隔離地域に残り、それほど危険ではないサバイバル生活を送ることに。ゾンビ発生前には不登校で家族との関係も上手くいっていなかった彼女にとって、それは新しい暮らしだった。

主人公・早希を演じるのは、アイドルグループ「さくら学院」のメンバーとしても活躍した倉島颯良。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2020でグランプリを受賞した日中韓合作映画「湖底の空」の佐藤智也監督が、同映画祭より支援金を受けて製作した。日本におけるゾンビメイクの第一人者である江川悦子が特殊メイクを担当。

2022年製作/42分/G/日本
配給:ムービー・アクト・プロジェクト
劇場公開日:2022年9月24日

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映画レビュー

4.0I am going to be alive.

2024年5月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 引きこもりだった女子高生・早希。ゾンビパンデミックの後、避難勧告が出ているにもかかわらず感染した家族を介護するため日常生活を送っていた。何度も昔のホームビデオをゾンビ家族に見せて記憶を取り戻させようとする健気なところがいい。

 ホラー映画というより家族のドラマ。引きこもりは孤独に強いんだぞ!と開き直り、いつかは記憶を取り戻してくれるに違いないという家族思いな点。ゾンビは肉ばかり食ってるけど、さすがに家族に餌を与えるところは強烈だ。韓国映画の『感染家族』なんかはチョンビがキャベツを食ってたけど、ゾンビ食が開発されれば人類との共存も可能なのではないか・・・しかし、タイトル通り、ゾンビになる選択肢も・・・

 かなりの低予算だとは思うけど、ロメロゾンビ的なノロノロゾンビなのが非常にいい(兄のタックルはさておいて)。3階から落ちるシーンもドキッとさせられたよ。そして「英語は勉強しておくべきだ!」と、アメリカ人と会話できなかった悔しさから、英語はちょっと勉強したみたい。いい生き方です・・・

 お祖母ちゃんは認知症気味だったけど、ゾンビの性質も認知症そのもの。家族のことを思い出せずにいるのがもどかしいハズ!家族たちも必死(?)で思い出そうとしていたようにも感じ取れたし、最後は涙なしでは見られない・・・40分の映画なのにこれほどインパクトがあるとは思わなかった。

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kossy

4.0なめてた

2024年4月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

日本のゾンビ物なんて〜
なんて思っていたけど、それなりにゾンビでした
ホラーではなくて家族物、非常に感動したのはゾンビになってからも主人公を守る家族愛、ゾンビになったら生前の意識はないとゾンビ映画ファンは刷り込まれてるので裏切ってきました
あんなに関心無さそうだったのにみんな主人公を愛していたんだなぁと泣けてしまった
いい感じに主人公は微妙に地味だけどかわいくて役柄にとても合っていた
でも、ラグビー兄
弱すぎん?笑
短い時間で無駄のない話でとてもよかった
残念点は低予算なのはわかるけどアメリカの軍人?
ちとクオリティが低すぎる笑
全体的にちゃっちくて興味を持たれ無さそうなのはもったいない

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まあ映画好

4.0ホラーではない

2022年11月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

大阪の十三にあるシアターセブンさんで佐藤監督と主演の倉島さんの舞台挨拶回を観てきました。
舞台挨拶のトークは大体以下のような感じでした。

・監督は主演の女優さんを探していたところ「アンダー・アワー・マスクス」に出演されている倉島さんが目に留まったとのこと。(コロナ禍設定の作品でマスク越しの目の演技が良かった)
・「ゾンビ」の動きに倉島さんと監督で世代間のギャップがあるとの事。最近のゾンビはモンスター
・劇場のある「十三」の読み方は、「じゅうさん」らしい(笑)。ねぎ焼が名物と聞いた。
・美味しもの食べたいけど、すぐ名古屋の劇場に向かわないといけないの本日はおあずけ

ゾンビファミリー映画って感じなので、たぶん怖くないハズです。

2016年ごろに番組でお見かけした倉島さんはバキバキにダンス踊られてカッコよかったのですが、初めて目の前で観た2022年の倉島さんはめちゃ綺麗になられて感慨深かったです・・・

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ぐるもこ

4.0英語は勉強しておくべき!

2022年9月26日
Androidアプリから投稿

笑える

悲しい

幸せ

ゾンビウイルスが蔓延する町に残った感染していないJKの話。

4歳の幸せな誕生日の様子から始まり、いつの間にやら引き籠もりJKになってしまった主人公の誕生日、感染した兄貴が帰ってきたことで家族がみんな感染してしまい…。

一応非感染者は非難した隔離地域という設定で、ゾンビはそこそこ町の中にいるけれど、遅すぎて気をつけていれば大丈夫!?w

町、というか、家に残ってゾンビとなった家族と暮らすという悲しくもコミカルな感じとか、引き籠もりからの脱却や上手く表現できない家族への想いとか、描いているものや見せ方はシンプルで単純ながら、ムダに掘るでも広げるでもなくド直球にみせてくれてとても面白かった。

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Bacchus
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