劇場公開日 2024年5月3日

「リミットを過ぎたバンドマンに泣きました」バジーノイズ 羊さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0リミットを過ぎたバンドマンに泣きました

2024年5月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

幸せ



音がせつなく綺麗
雨の日や海辺で聴きたくなります
青や海の世界観を大切にしている作品

新緑で溢れる季節のなかでの公開は
少しもったいないような気も…



個人的に好きな登場人物は陸でした

クールに見えて音楽には熱い心を絶やさない

ベース?の演奏がとても上手で
素人判断ですがテクニック性を感じました

清澄との初セッション
音と音が初めて重なり合ったとき
心臓までも鳥肌が立つようでした…!!

そして前座での初ライブ

「大丈夫だよ、安心して。
俺がついてるから楽しもう」

陸が清澄に音で話しかけているようで
最高にクールでかっこよかった…!!!



バンドマンは30歳がリミットの世界らしい

陸が前にいたバンドのボーカルの言葉

『最初のライブから今日まで
ずっと見に来てくれているんだ
ああいう子が一人でもいる限り
辞めるわけにはいかないよ…』

事務所からはとっくに見限られている
だけど引き下がるわけにはいかない…

まっすぐ応援してくれるファンのあたたかさと
もう売れないとわかっている絶望感に
やるせない思いがこみ上げて思わず涙…



航太郎役の井之脇海さんと
陸役の柳俊太郎さんがとてもよかったです!
この二人がしっかりと脇を固めているからこそ
作品としてカタチになっていると思います

羊
さんのコメント
2024年5月26日

そうなんですか!ぜんぜん違うんですね。

羊
トミーさんのコメント
2024年5月26日

マザーズデイの古参ファンの下りは、断然映画の方が上でした。原作漫画だと最後のライブに皆来てるんですよ、ダサっ!

トミー