ゴースト・イン・ザ・シェル

劇場公開日:

ゴースト・イン・ザ・シェル

解説

士郎正宗のコミックを押井守監督が映画化したSFアニメの傑作「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」を、ハリウッドで実写映画化。オリジナル作品の草薙素子に相当する主人公の少佐を、「アベンジャーズ」「LUCY ルーシー」などアクション映画でも活躍するスカーレット・ヨハンソンが演じ、少佐の上司・荒巻に、映画監督として世界的評価を受けるビートたけしが扮する。そのほか、少佐の片腕バトー役でデンマーク出身の俳優ピルウ・アスベック、テロ事件を企てる謎めいた男クゼにマイケル・ピット、オリジナルキャラクターのオウレイ博士役でフランスの名女優ジュリエット・ビノシュらが出演。監督は「スノーホワイト」のルパート・サンダース。日本語吹き替え版には田中敦子、大塚明夫、山寺宏一というアニメ版の声優が起用されている。脳とわずかな記憶を残して全身が機械化された、公安9課最強の捜査官・少佐は、全世界を揺るがすサイバーテロ事件を発端に記憶が呼び覚まされるが、そこには驚くべき過去が隠されていた。

2017年製作/107分/G/アメリカ
原題:Ghost in the Shell
配給:東和ピクチャーズ
劇場公開日:2017年4月7日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8
  • 画像9
  • 画像10

(C)MMXVI Paramount Pictures and Storyteller Distribution Co. All rights Reserved.

映画レビュー

3.0ものすごく豪華な二次創作。

2017年4月30日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 6件)
村山章

4.0過剰な期待は禁物だが、日本コンテンツのハリウッド映画化としては悪くない部類

2017年4月9日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

楽しい

興奮

押井版アニメはもちろん、過去の傑作SF映画へのリスペクトとオマージュに満ちている点は確か。ホワイトウォッシュと批判されたが、日本人女優、またアジア人女性に枠を広げても、スカジョくらい国際的な知名度があってアクションもこなせる人材がいないのも現実。武田梨奈や清野菜名が今後、世界で活躍の場を広げてくれるのを期待したいが。

VFX的には、義体やロボットの細かな描写、未来都市の景観は結構緻密に描かれていて楽しめた。一方で、キャラクターが高速で動くシーンでは、10年ぐらい前の技術かと思うほどCG描画がモロバレの不自然な動きが多く、やはりまだ予算が足りなかったのかと嘆息。

少佐のボディスーツは、相撲取りの着ぐるみっぽくてイマイチ。もともと肉感的な体型だから、よけい膨張して見えてセクシーさに欠ける。「アンダー・ザ・スキン」のように“皮”を脱ぎ、裸身のスカジョが出てきたらなあと夢想してしまった。

コメントする 2件)
共感した! 10件)
高森 郁哉

2.5作品の根っこを改変してるので、これは別物

2024年5月19日
PCから投稿

日本でのアニメの完成度が高かったので、全く見る気は無かったのだが、
酷評されていたので、怖いもの見たさに時間潰しで視聴。

やはり酷かった。
冒頭シーンは 元ネタのアニメのシーンを大きくパクっている。
もしこれが リスペクトの結果なら、設定や内容を大きく改変したりしないだろう。
イメージだけパクって、あとは適当に変えようというノリにしか思えない。
これはオマージュではない。
一番酷いのは、本映画の「ゴースト」が元の作品と意味する物が違う点。

他の改変箇所も不快
・北野武が演じた荒巻は、頭が切れる正義感だが、官僚としても優秀で
 冷静な判断ができる人物。政治的な駆け引きが 彼の重要な役割。
 無駄に怒鳴ったり、椅子にふんぞり返って精神論の上司命令などしないし、
 ましてや戦闘などの「荒事」は絶対しない。

・義体がロボコップのように、ボディに脳を接続するだけで機能する。
 元の設定の、義手や義足の延長という概念がなく、単なる兵器扱い。
 製造するHANKA社が素子を利用する設定も ロボコップに酷似。
 しかし、どう利用するのか全く説明がない。
 この会社が、犯罪的な人体実験で多くの犠牲を出したと「悪」という
 脳筋ハリウッドらしい単純な設定。
 しかもその貴重な技術を持つはずの科学者を、簡単に殺す無計画さ。
 おそらく、この辺りの辻褄は何も考えていないんだろう。

・HANKA社の社名がイメージするのは中国系。
 (hannkaで画像検索すると基板の写真が多数ヒットするので、
  英語や日本語の派生名称ではない。)最近の映画はスポンサーが中華系
 が多いらしいので、これもそういう背景なのだろう。
 しかし原作の設定では中国は日本にとって反対勢力なので、日本が舞台
 である以上、基幹技術を反対勢力に押さえられた状態であるはずはない。
 全ての義体にバックドアを仕掛けられた時点で、勝負が決してしまう。
 ここは、中国風の名称を使ってはいけない箇所。

・奇抜過ぎるメイク
 接待役の芸者型ロボットの奇抜なメイク(中でも赤白の丸は典型)
 あのメイクに日本への侮蔑が入っているような気がする。
 製作者がああいう格好の女性が好みであるなら話は別だが…。
 (ヤマンバメイクもあるので、奇抜なメイクが無かったとは言わない)
 個人の感想だが あんな所に招待されたら接待でなく拷問に近い。

・チームの有り様がまさにアメリカ映画。
 喧嘩っ早い女性隊員、皆性格が幼稚でチームはバラバラだし、
 役割をきちんとこなすスマートさに欠ける。力業が多すぎる。

挙げればキリがない。
これだけ原作を改変するのなら、オリジナルのサイバーパンク物の方が
良かっただろうに。

原作とは全くの別物として観たらどうかというと、米国人が好きそうな
力業のアクション映画。ストーリーはよくあるパターン。
多少金を掛けた映像以外は特筆すべきものは無いが、最悪でもない。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ビン棒

1.0川井憲次さんの音楽♥

2024年2月29日
スマートフォンから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
マサシ
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る

他のユーザーは「ゴースト・イン・ザ・シェル」以外にこんな作品をCheck-inしています。