劇場公開日 2024年4月26日

「余計な過剰演出も韓流的で愛おしい」リバウンド たあちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5余計な過剰演出も韓流的で愛おしい

2024年5月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

単純

幸せ

やはり韓国実写映画のアドレナリン過剰演技がもたらす感動は鉄板で「ハイキュー」+「下剋上球児」のバスケ版なんだけど実話だというのだから恐れ入る、インターハイを寄せ集め6人のメンバーで全国決勝戦まで勝ち上がる高校バスケチームの話なんてフィクションなら誰も書きはしないのだ。役者はそれなりに特訓したとは思うのだがゲームシーンはどちらかというとトロくてコンテに沿ったカット割りが細かくワンショットで見せる緊迫感が無く残念だけれどそれを逆手にとって場外(授業中の教室や職員室)に伝わってくる情報で一喜一憂を表現(特にゲーム結果)した手法が見事。暗闇で感動して泣きたいという欲求を100%満たしてくれる王道スポーツ根性無し青春映画なのだ。

たあちゃん