劇場公開日 2024年3月22日

四月になれば彼女はのレビュー・感想・評価

全230件中、21~40件目を表示

3.5山田さんのPV特有の彩度は高いんだけど暗めな映像が、映画館でより活...

2024年4月29日
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鑑賞方法:映画館

山田さんのPV特有の彩度は高いんだけど暗めな映像が、映画館でより活きてた気がするし相変わらず好きだった。言わずもがな今村さんと小林さんの撮影と音楽も素晴らしく良いし好み。
エキストラや脇のキャストさえほぼ映さず正面から撮らない主要キャストだけにフォーカスしているところだったり、ありがちな新歓や急な雨や振り返って追いかけるような描写も、意図的に外す工夫が伝わってこだわられてるなと。あと監督一作目ということもあるのか、色んな監督の撮り方であったり施設とその行き帰りのバスのシーンは『百花』が思い起こされて、沢山研究されたんだろうなとも伝わった。

愛を終わらせない方法、それは何か。恋愛に限らず友情だったり情熱だったりも、気持ちっていうのはあるきっかけとか時間の経過によって冷めたり無くなったりするのはしょうがないことで、どうにもできないことだから、そうなった時はそうなった時で終わる前から終わりを考えても仕方ないように思う。でもこれは一方的な感情で、夫婦や友達、仕事など長く付き合っていくものに対しては、やっぱり向き合っていく事が大切なのかなとも思った。
まだ咀嚼しきれていない箇所何個もあるのでまた観たい。

優実ちゃんタバコ~

・初日舞台挨拶中継

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hannnamovie

4.0ストーリーを語らないセリフが秀逸

2024年4月27日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

長澤まさみ観たさに観たミーハーな動機だったけれど、脚本のセリフは特に含蓄があって、リアル。ストリーテリングとは関連のない言葉だけに揺さぶるものがあった。特に、弥生が動物と結婚した人の写真をみながら突然泣いてしまう場面はなぜ泣くの?という疑問の前に、こちらも泣きそうになった。幸せになるのが怖い、自分は幸せにはなれないと思い込んだような弥生のこころが溶けていくまでの転生の物語のように受け取った。

それは、春であったり、藤代であったり。人は結局、人に救われる、ということが今回の映画でもよく心に沁みた。この映画の秀逸だと思ったのはやはりセリフの含蓄さ。何もストーリに関連のない何気ない言葉がリアルで、思わせぶりでも、泣かせようとしているのでもないのがリアル。他者が聞けば、その人の心情とは時に何の関連もなさそうな言葉を聞かされることがあるから。

手紙というのは手書きの文字がその人の匂いや感情を生々しく伝えるもの。デジタルのLINEであったり、LINEの画像であったなら、あれほど伝わったかどうか。デジタル時代でも手紙は人に伝えるには有効なものだとこの映画を観ていて思った。なぜ藤代の現住所を知っていたのかな?っていう疑問が残るけれど、それは友達ツテに聞いたのかもしれない。

学生時代の友人ってかけがえのないものだなと。社会人になってからの出会いってなかなかピュアではなくなっているし、恋愛もこんな出会いであればいいなと思う。婚活ではこんな出会いはなかなか無いから。

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菜野 灯

4.0察してチャンばっかり出てくる困った作品だけど、何故か魅力がある

2024年4月27日
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helio624

4.0満ちていく時間、

2024年4月26日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

幸せ

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ムーミン

4.5あの日回せなかった車輪

2024年4月22日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

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berkeley

0.5インディ

2024年4月20日
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鑑賞方法:映画館

学生サークル映画かと、、、。映像は綺麗でした。

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TK

4.0観応える好作品でした。こんなの愛じゃねー、みたいなレビューが散見さ...

2024年4月20日
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観応える好作品でした。こんなの愛じゃねー、みたいなレビューが散見されましたが、フィクションなんだよ。

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Mr. Planty

3.0キレイなんだけど、、色々疑問が残ってモヤモヤ

2024年4月20日
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はぎの

3.0端折りすぎか。

2024年4月20日
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ウォリ坊

4.0愛を終わらせない方法

2024年4月19日
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サイモンとガーファンクルの「四月になれば彼女」は、アコースティックなとても美しい曲。
その曲の中に、「かっては新鮮だった愛も移ろいでいく」という歌詞がある。
誰しも、愛には必ず終わりがあることを感じているということだろうか。

俊(佐藤健)の妻弥生(長澤まさみ)の言葉が意味深だ。
「愛を終わらせない方法は手に入れないことよ」
彼女は愛への回答を残して、俊の前から忽然と消える。俊の元恋人の由春の存在を知りながら。
弥生は、俊に感じた愛の瞬間に涙を流し、その涙は、やがてはこの愛の瞬間もやがては移ろいでいくことを思うから溢れる涙だ、と言う。手に入れないことという逆転的な発想が、なぜか胸を打つ。

俊をめぐって、愛をかなえたはずの弥生と愛をかなえられなかった由春の想いが錯綜する。
その心の風景(獣医の弥生にとっては動物園のキリン、カメラ好きの由春にとっては俊と行くはずだった海外の景勝地)がとても美しく描かれている。さすがミュージックビデオ出身の監督だと思わせた。

俊は、愛を手に入れるとそれだけで安心しきってしまったように見える。弥生は、究極の愛を夢想し、次第に研ぎすまされていく。そこには輝きさえ感じる。彼女自身はけっして移ろいではいない。そう実感した。

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ジョー

2.5面白さはなかった、けど、感じるものはあった

2024年4月17日
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悲しい

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imai

4.0この映画は7年前につくるべきでした。

2024年4月17日
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鑑賞方法:映画館

予備知識なく、予告編も観ずに鑑賞しました。
原作がある事は知りませんでしたが、原作を読みたくなる純文学です。
とても素晴らしい恋愛映画でした。

大学生が海外旅行をするのは、親のお金でしょうが、高額な海外旅行なのに"当日ドタキャン"は。。。旅行費用全額負担したであろう 藤さんの親は、怒り爆発でしょう!

排水口の詰まり の意味が理解できずに、映画を見てしまう人が多いと思うが、このストーリーの肝です。2回もシーンカットを入れてくれた監督はとても親切です。

「愛を終わらせないために。。。」は、逆説疑問 文ですが、
現代人は本を読まなくなり、国語力が落ちているので、原作の意味を理解出来ない人が多いと思いますが、秋田の手前の岩手県と言う事です。
バーのオーナーは、彼女が出て行った理由を2度も言ってくれたのに、鈍感な藤さんがそれに気付かないのは良い展開でした。

春さんが旅行に行かなかった訳と結末とを゛結びつける種゛を作中中盤に入れておく冪でした。

長澤まさみさん演じる弥生は、4月生まれなのに、どうして弥生(3月)なのか?

7年前なら、今のままでも良かったが、貫禄が出てきた名優 長澤まさみさんを どうしてもヒロインで起用したければ、
どう見ても 長澤まさみさんが 佐藤健さんより1まわり近く歳上に見えてしまうので、
竹野内豊さんを相手に、中年の恋に改変してもよかったが、
佐藤 健さんを相手にするならば、原作とは関係なく、年齢差問題を感じさせる下りが、数シーン必要でした。
そうすれば、失踪の問題にも深みが加わり、映画が締まったと思います。

白黒写真専用現像室を使い、カラー写真を現像していましたが、ありえない設定に大幻滅しました。
赤灯すらも有りませんでしたが、カラー写真は光を当てられないので、機械内で作業をします。
フィルム写真をネタにするならば、白黒写真 にする冪でしたが
映画製作スタッフの写真への無知さには、呆れかえり、開いた口がふさがりません。
カラー写真にボカシの縁取りが有るだけでも、あり得ないので、怠慢な小道具さんが、PCで写真を用意したのでしょう。

素晴らしい原作なので、制作者は あと もう少し頑張れば、偉大なる作品になり得たのに、取りこぼしの数々が残念です。〈原作賞〉

この映画とほぼ同じようなシチュエーションで始まる「市子(2023年)」と見比べてみるのも面白いが
共通点はありますね。

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YAS!

4.0どんな愛も必ず満ちていく!

2024年4月15日
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皆さんの評価があまり上がらない理由を、鑑賞させていただいて良くわかりました。この作品は、ストレートな恋愛の成功と失敗を描いたものではありません。人間の持つごく自然な恋愛感情に、簡単に飛び込めないめちゃ臆病な世代を描いているような気がしました。世代と言って仕舞えば、今の若者を指しているようですが、大きな括りで言うと突破力のある生命力が衰退している人たちのことと言えるかもしれません。それでもそれは悪いことでもないし、あるがままなので、私はそれなりにOKだと思います。そういう角度で描かれた原作ですから、若者の支持が高いのかもしれないと想像しています。この作品の中では、10年前の学生時代に佐藤健を振った森七菜が、佐藤と行くはずだった南米やヨーロッパを一人で訪れ、自身の佐藤に対する愛を確かめます(直近ではすでに不治の病に侵されています)。その想いを現在の結婚相手であった長澤まさみにバトンタッチするという流れは、ある意味不自然で難しい流れだとは思いますが、それでも時間が経つにつれて、だんだん腑に落ちてくるような気がするのは私だけでしょうか。いずれにしても、佐藤、森、長澤の三人は現代の雰囲気が作り出した、立ちはだかるハードルに向かって、行動しない、飛ばない人間の要素を冷徹なまでに描き出していて切ないです。しかしながら、あるがままに生きるという意味では、結局何の問題もないのかもしれません。それは最後の海岸での佐藤と長澤の抱擁が示しているように、物事はちゃんと幸福の方へ満ちていくのでしょうか。最後に流れる藤井風の楽曲「満ちてゆく」の曲が、ぴたりとハマるところが本当にすごいと思いました。

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三輪

4.0「雨の匂い」「街の活気」「人の気持ち」見えないけどたしかにそこにあるもの

2024年4月14日
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悲しい

知的

幸せ

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野川新栄

2.5映像と音楽が綺麗以外、正直心動かされることがなく、なんだかなーだっ...

2024年4月13日
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映像と音楽が綺麗以外、正直心動かされることがなく、なんだかなーだった。。。

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おれ

2.5価値観 vs 価値観

2024年4月13日
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難しい

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さわいも

3.5人それぞれの恋愛観

2024年4月13日
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悲しい

難しい

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ブレス

4.0俳優陣の繊細な演技が見所。

2024年4月12日
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泣ける

幸せ

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ナイト

3.5拗らせキャラ

2024年4月12日
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恋愛を拗らせる2人〜
結婚してからもきっと
何度も何度も拗らせるんだろうな💦
性分だからきっと治らない…
私もそうなので……

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エリー♪

3.5素敵な景色

2024年4月12日
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知的

昔の初恋と大人の愛を表現したストーリー。写真で切り取られた海外の景色がとても綺麗でした。精神科医の主人公の心の闇や婚約者の弥生の生い立ちなどそれぞれもっと深く掘り下げられていたらもう少し感情移入して観れたかも知れないと思いました。

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モコママ