四月になれば彼女はのレビュー・感想・評価
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私には難しかった
誰にも共感できない…
ストーリーとしては成り立ってるけど
なぜ弥生は元カノに会いに行ったのか
なぜ俊と再会した時弥生は泣いたのか分からない。
俊の気持ちも学生の頃はなんとなく分かるけど
大人になってからは何を考えてるのか終始分からない。
唯一共感出来たのは
愛を終わらせない方法は手に入れないこと
という弥生の言葉
『愛を終わらせない方法
①愛することをしない
②愛する人の前から去る
③深く愛さない
④相手の気持ちに関係なく愛し続ける
春はフジの愛を受け止めず、思い出の中に閉じ込めて永遠の愛にする。
弥生はフジの愛が変容したり消えたりしないために彼の前から姿を消す。
フジは春と別れた喪失感から、深く愛さないことで愛を守ろうとする。
春の父は娘を失いたくないため娘に固執するが、父も娘も共依存である。
登場人物はみんな、どこか病んでいるようであり、自分以上に相手を愛することが出来ない。恋愛をしない、結婚を考えない人が多い理由がわかる。愛することのリスクは多い。
春が大学時代に行くはずだった旅先の景色がきれいなことで少し救われる。』
セイコウウドクさんのこのレビューでようやく
なんとなく話の内容がわかった気がする
2回は観ない。
絡まった糸が解けていく物語
川村元気の過去の作品でこれがオススメ!というものが正直無かったため今回も不安はあったがキャストと主題歌が良かったため鑑賞することにした。
まず3人の主要キャストの演技が素晴らしかった。
婚約者に失踪された藤代、かつて藤代の恋人だった春、藤代の婚約者である弥生。この3人の気持ちが絡まり合い、すれ違っていき、やがてそれが少しずつ紐解かれていくことでまとまったひとつのラブストーリーとなっていた。
愛を終わらせないためには、この愛をこの先続けていくには、お互いがお互いを知ろうとすること、大事に思うこと。言葉では簡単に言えてもなかなか実際にはうまくいかない現実をうまく描いてくれていた作品だったためとても深く共感し、感動した。
主題歌も素晴らしかったです!
⭐︎3.7 / 5.0
4月5日(金) @映画館
四月になれば彼女は
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手に入れられない物の方が、いつまでも愛おしく感じられるのかもね🤔竹野内豊さんの役柄がいつもと違って衝撃的でした😳
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共感できなかった
佐藤健さん演じるフジ、その婚約者の弥生が長澤まさみさん、元カノのハルに森七菜さん。好きな俳優さんばかりで以前からチェックしていて、ようやく観にいけました。
原作は読んでないので予告からの勝手なイメージですが、思ってた方向性とだいぶ違っていました。
登場人物は少ないのに「わかるー」と思える人物が1人もいなかったので、ハテナマークのまんまラストを迎えてしまいました。
その中でも特に弥生の行動が分からなかったです。
もしかしてハルに対しての嫉妬心から、フジに構ってほしかった?
それで愛が取り戻せるなら何度も繰り返してしまいそう。
恋愛という関係の愛情から、情が生まれて家族愛に変わっていくのは決して不幸じゃないですよ、って伝えたい。
ただ、出演者や旅先のシーンや音楽など良いところもたくさんありました。
無くした感情を取り戻す
近年稀に見る感情揺さぶる良いご褒美映画になった。
ネタバレにならないように書くのはなかなか難しいが試みたい。
物語の進み方は少し難解かも。でもちゃんと全てを最後に回収してくれていて、結局誰が誰に何を願うかって事に気づいた瞬間に(僕は2回)込み上げる感情の波が訪れ目が熱くなった。
人の心をずっと支配し続けるのは皮肉にも手に入らない(その人がいない)時である事
求めていたものを手にした幸せな気持ちの継続する為に、得ようともがいた時の必死さ、その時かけていた相手の気持ちを動かす言葉、行動のひとつひとつの積み重ねがどれだけ大切かという事
どれだけ照れ臭くてももう一度その時の言葉を声に出して見る事
時間は残酷にも誰にも平等で、人によりバラバラで不平等な長さである事
沢山の思う事、感じた事があり、久々に感情揺さぶり系映画でした。
藤井風氏の音楽も最後に添えるだけでかつ歌詞が完全に寄り添っていてとても自然。
むしろ、例えばこういうシーンを描いた時にこんな歌が音楽が浮かぶ世界だったのか、とさらに味わい深い。
予想を超えて期待を裏切り、良き映画。
※最初の幸せしか無い20分くらいは疲れもあってマジ寝かけたけど、シリアスパートから一気に入り込んでいった。
入り込めなかったぁ‥
ストーリーは 人の心の弱さ、ネガティブにならざるおえない生い立ちが悲しい。
適当に生きてこれた私には 理解し難い。でも、それをぐっと抑えつつ展開を楽しみに観た。
どうしても 「長澤まさみと佐藤健が愛し合う」 がしっくり来なくて入り込めなかったぁ
長澤まさみが「なんちゃってぇ!」って言い出しそうで。
森七菜だったら泣けたかもなー
仲野太賀がやっぱりいい!
でもでも中島歩の演技が素敵!急にそこかしこで見始めた感じ。
私だけ知らなかったんだなきっと。
次はどんな作品に出るんだろ 楽しみ😊!
エンディングの曲は,また聴きたくなる‥
「川村元気さんラブレスをテーマに」
今年75本目。
PHP5月号は川村元気さんのインタビュー。
恋愛できなくなった人たち「ラブレス」をテーマに小説。自分も20代の頃よりは恋愛に重きを置かなくなりましたが恋愛してる瞬間は人生で素晴らしい瞬間。主人公はそれを取り戻す映画だと思います。
愛を失わない方法は?それを手に入れないこと。愛を育む努力を怠った。その2人がどうなるの、後半がゆっくり見れました。
サイコだよ
サイコパスってほどではないけど
異常だよ
それぞれの行動の理由っていうのもわからなくもないけど、周りにいたら嫌だな
元カレとの思い出の場所に行き、元カレに記録を送る
元カノの入院してる病院に勤める←これ1番
彼氏は普通なんかな?優柔不断ではあるけどそんなものかな
人に関心が薄いだけなのか
これ以上もこれ以下も感想がないわ
恋に臆病になってしまった人に観てほしい
愛しているとその気持ちが強ければ強いほど愛が離れていくことがこわくなる。傷つきたくなくて、離れていく愛を取り戻そうともがいたりせずに愛を手放してしまう。人を好きになることは楽しいことばかりじゃないなと思った。人を愛するとその分傷つくこともあるけど、後悔しないように毎日を過ごしたい。恋に傷ついて臆病になってしまった人に観てほしい作品。
難しかった。
中々理解するのが難しい作品でした。
1番印象に残っているのはワイングラスを割ってしまってそれを掃除し、すぐに捨ててしまうシーン。全くの他人が愛し合いということがいかに難しいか、考えさせられる作品でした。
原作も読んだが、やっぱり難しかった。個人的にフジの患者の犬を弥生の...
原作も読んだが、やっぱり難しかった。個人的にフジの患者の犬を弥生の所へ連れて行くシーンがなかったのとラストシーンがインドの朝日じゃなかったのが残念。自分が疑問に思ったのは次の3点である。
・春とフジが別れた理由
春の「選べなかった」というのは何と何を選べなかったのか
・弥生がいなくなってしまった理由
原作を読んでいた時から思ったが何故弥生はいなくなってしまったのか。前にも一度婚約破棄をしている弥生だが、弥生が言っていた「幸せになるのが怖い」の意味が分からなかった。幸せな状態から不幸せになるくらいなら幸せにならなくてもいいということなのか。
・弥生がハルの所へ訪れた理由
このシーンは原作にあっただろうか。フジ宛のハルの手紙を読んだ弥生はなぜハルに会いたくなったのか。
受け付けない年齢
正直若者向けの恋愛映画は観たくなかった
けど、もう他に観てない映画はコナンや漫画しかない
佐藤健と森七菜だけなら観なかった
長澤まさみが出てるなら、若者向けってわけじゃないか?
などど思案
映画を見る前に内容を一切知りたくない派なのだが、しぶしぶ内容をみたらボリビアのウユニ塩湖が出てくる!?
「LIFE」のような絶景が拝めるなら観る価値あるかも!
なんて思いながら念の為にポイントの無料招待を使って観に行った
嫌なら観るなよ!とファンの方からの苦情が来そうですが、休日の習慣なんですよ
思った以上に暗い
びっくりするほど暗い
誕生日は嫌い
わかる
祝われるとごめんなさいと思ってしまう
わかる
出会った頃のワクワクとドキドキを伴った愛が変わっていくのが嫌
わからない
思い出のワイングラスが割れて、愛が冷めてしまった現実を思い知り、逃げ出して長期間仕事を休む
わからない
仕事を休んで元カノの入院している施設で働く
理解不能
映画開始から90分位までは頑張りました
でも
ごめん、途中でちょっと寝ちゃったよ
絶景もほんの少しだけで残念でした
言いたい事はわかるけど、子供か!
ってなる設定に冷めながら観てました
ごめんなさい
役者さんは素敵でした
山田さんのPV特有の彩度は高いんだけど暗めな映像が、映画館でより活...
山田さんのPV特有の彩度は高いんだけど暗めな映像が、映画館でより活きてた気がするし相変わらず好きだった。言わずもがな今村さんと小林さんの撮影と音楽も素晴らしく良いし好み。
エキストラや脇のキャストさえほぼ映さず正面から撮らない主要キャストだけにフォーカスしているところだったり、ありがちな新歓や急な雨や振り返って追いかけるような描写も、意図的に外す工夫が伝わってこだわられてるなと。あと監督一作目ということもあるのか、色んな監督の撮り方であったり施設とその行き帰りのバスのシーンは『百花』が思い起こされて、沢山研究されたんだろうなとも伝わった。
愛を終わらせない方法、それは何か。恋愛に限らず友情だったり情熱だったりも、気持ちっていうのはあるきっかけとか時間の経過によって冷めたり無くなったりするのはしょうがないことで、どうにもできないことだから、そうなった時はそうなった時で終わる前から終わりを考えても仕方ないように思う。でもこれは一方的な感情で、夫婦や友達、仕事など長く付き合っていくものに対しては、やっぱり向き合っていく事が大切なのかなとも思った。
まだ咀嚼しきれていない箇所何個もあるのでまた観たい。
優実ちゃんタバコ~
・初日舞台挨拶中継
ストーリーを語らないセリフが秀逸
長澤まさみ観たさに観たミーハーな動機だったけれど、脚本のセリフは特に含蓄があって、リアル。ストリーテリングとは関連のない言葉だけに揺さぶるものがあった。特に、弥生が動物と結婚した人の写真をみながら突然泣いてしまう場面はなぜ泣くの?という疑問の前に、こちらも泣きそうになった。幸せになるのが怖い、自分は幸せにはなれないと思い込んだような弥生のこころが溶けていくまでの転生の物語のように受け取った。
それは、春であったり、藤代であったり。人は結局、人に救われる、ということが今回の映画でもよく心に沁みた。この映画の秀逸だと思ったのはやはりセリフの含蓄さ。何もストーリに関連のない何気ない言葉がリアルで、思わせぶりでも、泣かせようとしているのでもないのがリアル。他者が聞けば、その人の心情とは時に何の関連もなさそうな言葉を聞かされることがあるから。
手紙というのは手書きの文字がその人の匂いや感情を生々しく伝えるもの。デジタルのLINEであったり、LINEの画像であったなら、あれほど伝わったかどうか。デジタル時代でも手紙は人に伝えるには有効なものだとこの映画を観ていて思った。なぜ藤代の現住所を知っていたのかな?っていう疑問が残るけれど、それは友達ツテに聞いたのかもしれない。
学生時代の友人ってかけがえのないものだなと。社会人になってからの出会いってなかなかピュアではなくなっているし、恋愛もこんな出会いであればいいなと思う。婚活ではこんな出会いはなかなか無いから。
愛を終わらせない方法
サイモンとガーファンクルの「四月になれば彼女」は、アコースティックなとても美しい曲。
その曲の中に、「かっては新鮮だった愛も移ろいでいく」という歌詞がある。
誰しも、愛には必ず終わりがあることを感じているということだろうか。
俊(佐藤健)の妻弥生(長澤まさみ)の言葉が意味深だ。
「愛を終わらせない方法は手に入れないことよ」
彼女は愛への回答を残して、俊の前から忽然と消える。俊の元恋人の由春の存在を知りながら。
弥生は、俊に感じた愛の瞬間に涙を流し、その涙は、やがてはこの愛の瞬間もやがては移ろいでいくことを思うから溢れる涙だ、と言う。手に入れないことという逆転的な発想が、なぜか胸を打つ。
俊をめぐって、愛をかなえたはずの弥生と愛をかなえられなかった由春の想いが錯綜する。
その心の風景(獣医の弥生にとっては動物園のキリン、カメラ好きの由春にとっては俊と行くはずだった海外の景勝地)がとても美しく描かれている。さすがミュージックビデオ出身の監督だと思わせた。
俊は、愛を手に入れるとそれだけで安心しきってしまったように見える。弥生は、究極の愛を夢想し、次第に研ぎすまされていく。そこには輝きさえ感じる。彼女自身はけっして移ろいではいない。そう実感した。
この映画は7年前につくるべきでした。
予備知識なく、予告編も観ずに鑑賞しました。
原作がある事は知りませんでしたが、原作を読みたくなる純文学です。
とても素晴らしい恋愛映画でした。
大学生が海外旅行をするのは、親のお金でしょうが、高額な海外旅行なのに"当日ドタキャン"は。。。旅行費用全額負担したであろう 藤さんの親は、怒り爆発でしょう!
排水口の詰まり の意味が理解できずに、映画を見てしまう人が多いと思うが、このストーリーの肝です。2回もシーンカットを入れてくれた監督はとても親切です。
「愛を終わらせないために。。。」は、逆説疑問 文ですが、
現代人は本を読まなくなり、国語力が落ちているので、原作の意味を理解出来ない人が多いと思いますが、秋田の手前の岩手県と言う事です。
バーのオーナーは、彼女が出て行った理由を2度も言ってくれたのに、鈍感な藤さんがそれに気付かないのは良い展開でした。
春さんが旅行に行かなかった訳と結末とを゛結びつける種゛を作中中盤に入れておく冪でした。
長澤まさみさん演じる弥生は、4月生まれなのに、どうして弥生(3月)なのか?
7年前なら、今のままでも良かったが、貫禄が出てきた名優 長澤まさみさんを どうしてもヒロインで起用したければ、
どう見ても 長澤まさみさんが 佐藤健さんより1まわり近く歳上に見えてしまうので、
竹野内豊さんを相手に、中年の恋に改変してもよかったが、
佐藤 健さんを相手にするならば、原作とは関係なく、年齢差問題を感じさせる下りが、数シーン必要でした。
そうすれば、失踪の問題にも深みが加わり、映画が締まったと思います。
白黒写真専用現像室を使い、カラー写真を現像していましたが、ありえない設定に大幻滅しました。
赤灯すらも有りませんでしたが、カラー写真は光を当てられないので、機械内で作業をします。
フィルム写真をネタにするならば、白黒写真 にする冪でしたが
映画製作スタッフの写真への無知さには、呆れかえり、開いた口がふさがりません。
カラー写真にボカシの縁取りが有るだけでも、あり得ないので、怠慢な小道具さんが、PCで写真を用意したのでしょう。
素晴らしい原作なので、制作者は あと もう少し頑張れば、偉大なる作品になり得たのに、取りこぼしの数々が残念です。〈原作賞〉
この映画とほぼ同じようなシチュエーションで始まる「市子(2023年)」と見比べてみるのも面白いが
共通点はありますね。
どんな愛も必ず満ちていく!
皆さんの評価があまり上がらない理由を、鑑賞させていただいて良くわかりました。この作品は、ストレートな恋愛の成功と失敗を描いたものではありません。人間の持つごく自然な恋愛感情に、簡単に飛び込めないめちゃ臆病な世代を描いているような気がしました。世代と言って仕舞えば、今の若者を指しているようですが、大きな括りで言うと突破力のある生命力が衰退している人たちのことと言えるかもしれません。それでもそれは悪いことでもないし、あるがままなので、私はそれなりにOKだと思います。そういう角度で描かれた原作ですから、若者の支持が高いのかもしれないと想像しています。この作品の中では、10年前の学生時代に佐藤健を振った森七菜が、佐藤と行くはずだった南米やヨーロッパを一人で訪れ、自身の佐藤に対する愛を確かめます(直近ではすでに不治の病に侵されています)。その想いを現在の結婚相手であった長澤まさみにバトンタッチするという流れは、ある意味不自然で難しい流れだとは思いますが、それでも時間が経つにつれて、だんだん腑に落ちてくるような気がするのは私だけでしょうか。いずれにしても、佐藤、森、長澤の三人は現代の雰囲気が作り出した、立ちはだかるハードルに向かって、行動しない、飛ばない人間の要素を冷徹なまでに描き出していて切ないです。しかしながら、あるがままに生きるという意味では、結局何の問題もないのかもしれません。それは最後の海岸での佐藤と長澤の抱擁が示しているように、物事はちゃんと幸福の方へ満ちていくのでしょうか。最後に流れる藤井風の楽曲「満ちてゆく」の曲が、ぴたりとハマるところが本当にすごいと思いました。
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