四月になれば彼女はのレビュー・感想・評価
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大人であるほど「どゆこと?」と思いそう
事情があるとは言え、10年前の彼氏に手紙を送りつける元カノも怖いし、婚約者の元カノの暮らす病院に行って勤める女も怖いし、婚約者は職場をいきなり長く休んだり辞めるって大人としてどうなの?とか、元カノは何故手紙を送る住所を知ってたの?とか、元カノは何故婚約者の正体がわかったの?とか、細かい違和感が残る映画でした…
フィーリングで見るべきで、余計なことを深く考えてしまう大人が見る映画ではないのかも。でもテーマは「愛とは」なのだろうし、大人向けだと思うのですが…
主人公の言葉の足りなさとかはわかるけど、出奔するくらいなら喧嘩してでも話し合えばいいのに。
友達になりたくないタイプの人達だなぁ…
とか、考える自分が冷めてるのかなとか、見ながら考え出してしまいました笑
子供を束縛する父親とか、昔の恋愛を引きずる主人公とかは妙にリアルだなという気がしたので、男性が思い描くロマンチック、なのだと思うとなんとなく納得できる気もしました。
映像と役者陣の演技、藤井風さんの歌はよかったです。
愛を静かに語る映画です
正直に言うと、派手な演出はありません。派手な出来事もありません。それ故に共感出来ることが多いはずと思える映画です。
原作を先に読んで、見に行ってきました。限られた時間の中で完結させているため、原作の内容とは多少違ってきています。ですが、キャストさんの繊細で優しい演技、映像・音楽もマッチして、なんとも言えない感覚がありました。主題歌の「満ちてゆく」エンディングで流れた時、自分の想いと重なって涙が溢れました。
映画を見ながら、恋人のこと、家族のこと、そして、自分のことを振り返ってほしいなと思います。この映画は、見る度に感動が増す映画。できれば、2度目3度目と見に行ってほしい映画です。
あと、付け加えるとしたら、優しくなれる映画かなと思います。
「語らない美学」
まず役者さんの演技について触れたいと思います。
登場人物が少なかった分、違和感のある演技をすると目立ちやすい映画だったと思いますが、全員が全員役に嵌っていて素晴らしかったと感じました。
次にストーリーですが、原作が川村元気さんということで、「百花」を観た身としては小説を読んでから映画を観たかったのですが、結局読む機会を逃し映画を観る日を迎えてしまいました。
肝心な話の内容ですが、僕自身大好きなタイプの話でした。まだ高校生という我が身にとって結婚観というのはあまり共感できるものではなかったのですが、関係性が変わるということについては交際などで自分自身これまで何度も考えてきたことがあったので、この映画を観て視野が広がった感じがしています。
タイトルにも記載しましたが、本当に語らない美学という言葉が当てはまる映画だなと感じました。その分登場人物の行動と内面が、僕の頭の中ですぐ結び付かないシーンも少々あり、評価が低くされている理由もここにあるのかなということを考えて観ていました。
ただ僕自身はそういった映画が好きです。
幸せとは何か、そういった人間の心情を描いてくれる映画や小説は、これからもたくさん観て読んでいこうと思います。
そしてエンディングの藤井風さん。最高でした。曲は最近ずっと聴いていましたが、エンドロールで流れる曲はやはり格別でした。映画を観て曲への理解も深まり、これからもしばらくリピートすることになると思います。
自分でも総評をなぜ4.5にしたのかは分かりません。ただ、なにかが欠けている気がしたので0.5マイナスさせていただきました。
ただ、本当に良い映画だったので、是非もう一度観に行きたいと思います。加えて、小説も読もうと思います。
レビューを読んでいただきありがとうございました。
変化に寄り添うこと
人間の恋愛という複雑で難しいテーマを扱っているからこそ、弥生の行動など難しいところが多いのかも。
物語全体に対する春のアンサーが全てだと感じる。、
『愛の一瞬を共有した2人ならば、変わっていくこと
に寄り添うことができると思う。』
つまらん、主題歌が勿体無い
なんかつまらんくて7割は寝たと思う。
難しいって言ってる人いるけど、別に難しくはない
てか春さん彼女がいる元カレに手紙かくとかキモいし、弥生も元カノがいる所で働くってキモすぎる:(´◦ω◦`):
原作とはかなり違う
良くも悪くも原作とはかなり違う。森七菜が長澤まさみに、わかっていた、来てくれてありがとう、と言ったところで涙腺崩壊。厳しいコメント多いけど、いい映画だと思います。森七菜さんが可愛かった。
色々と考える機会を与えてくれた
男脳で感じる愛と、女脳で感じる愛はこんな風に違うんだろうなと、今までそう思ってきた事を映像にしてくれたような感じでした。弥生が「私達は努力を怠った。」と言った所は自分に凄く刺さり、そのせいで実生活ではもう愛は終わっているんだなと思いました。でも同じ監督の作品の藤井風さんのMVと曲を聞き直して、私も「満ちてゆく」人生にしたい、その為には?と考えさせられました。答えはこれから探さなくては。
ふわっと、ぼんやりしたような感じ。
正直に言うと、内容は少し理解しにくかった。
でも恋愛ってこうなんだろうなという感じは伝わってきたかな。
「愛を終わらせない方法は、手に入れないことだよ」という台詞がずっと頭の中に残っています。
そして、風景の映像がすごく綺麗。映画館の大きなスクリーンいっぱいに広がる絶景に思わず吸い込まれそうになりました。
ふわふわしてる映画。 弥生が緩和ケア施設で働き始めるのが理解できな...
ふわふわしてる映画。
弥生が緩和ケア施設で働き始めるのが理解できない。普通にコワすぎる。あと急に出てきたお父さんがそれっきり。景色はとても綺麗です。
愛を終わらせない方法はない
冒頭、式場見学のシーンより。
同棲している彼女がピアノを習っている事さえも知らない彼、別々の寝室。
「愛を終わらせない方法ってなんだと思う?」という過去された質問さえも忘れてしまっていた。
愛を終わらせない方法は手に入れない事だと。
手に入れる事ができなかった彼の元恋人からの手紙、
そこから読み取れる痛いほどの愛に彼女は心を乱されたに違いない。
愛が本当に終わってしまう前に彼女はその熱に触れようとする。
ただ実際に元恋人に会ってその熱は過去のものだと、その熱を元恋人自身も追っている事を知る。
愛を終わらせない方法など無かった。
途中、先輩の医師が放つセリフ。
「今の時代、皆んなどこかしら病んでいる。」
登場人物みな、どこかしらに問題をかかえていて、極端に言えば心なのか、身体なのか、どこかしら病んでいた気がする。
そんな病をお互いに分かり合って、補い合っていく必要があるのかもしれない。
皆さんは愛が終わらないように、愛する事をサボらないで欲しい。
これまでの恋を思い出し、これからの恋を思わせてくれる映画
いい意味で淡く不完全燃焼になるような映画。なので、ものすごく原作を読みたくなる。(読もう!)
愛を終わらせない方法とは…とひたすら考えさせられる。愛の終わりについては「恋人同士の気持ちのすれ違い」とかそういう単純な言葉では表せられないほどぼんやり曖昧なものなのかもね。
一度でも恋をしたことがある人はその恋を思い出すなと思ったし、これからの恋についてもきっと想いを馳せるだろう。
好きな気持ちだけではどうにもならないこともある。けれどもその好きな気持ちをもし未来の私から見たらどう思うのだろう。未来から見た時、希望ある愛の形になっているだろうか。
ふわふわと色んな考えを巡らせながら見られる映画。脇役キャストの方々は、出演時間こそ短いものの、とてもいい味を出しているし、主役三人が上手い具合に引き立っている。
タイトルに立ち戻り考察できるほど深く入り込めなかったので、やはり原作を読んでみようと思う。
真剣に永遠の愛を求める人たちのお話
当初想像してたストーリーとは違っていて、意外性があった。純文学の忠実な映画化なのかなと見た。真剣に永遠の愛を求め、失う事に怯える人達。そういう話は過去にもあったけど、現代にほんとにこういうテーマに共感出来る人達がいるのかな…と思ってしまった自分は下世話な人間なのかも。
主役御三方の演技は、鮮度が高く純粋な主題に合った表現をされていたと思う。マッチングアプリとか使ってる人達にどう映るのか…。
森七菜、良い女優さんですねー!
佐藤健と長澤まさみは流石
役者さんの表情だけでなく景色の描写も素晴らしい
目に映らないものも個人的にはとても良い映画だと思いました
期待するもラストレターの様なこじつけた作品
3人は同世代の設定?
やはりどうしても最近まで女子高生専門役だった森だけ若くみえるのが不自然 物語も過去と現在とその中間が同時進行していくので分かりにくい
手紙には今の勤務先が書かれていたのか?今の時代手紙と言ったって電話やメールで良いだろうし婚約者が元彼に会いに行くかな?
色んな愛のカタチ
色んな愛のカタチを美しくも厳しい風景が彩るキレイなラブストーリー
佐藤健と中島歩の大学の後輩が森七菜という設定に度肝を抜かれるが、不思議と後半は違和感がなくなっている
仲野太賀と竹野内豊と河合優実がピリリと辛くも切ない演技で存在感を出してきていた
中々共感しにくいストーリーだが、少しでも投影できる人にはささるのでは?
意地悪なようだが、映画を観終わっても答えは見つからない
本作品は、川村元気さんによる同名ベストセラー小説を、佐藤健くん、長澤まさみちゃん、森七菜ちゃんの共演で映画化したラブストーリー。初日舞台挨拶付のライブビューイングを旅先の東京で鑑賞。
川村元気さんといえば、「君の名は。」「天気の子」「すずめの戸締まり」など名だたる大ヒット映画を企画・プロデュースした敏腕映画プロデューサーとして有名ですが、私が彼のことを深く知ったのは、菅田将暉くんと原田美枝子さん主演の映画「百花」の時です。それまでプロデューサーだと認識していた川村さんが、小説家でもあり初めての長編映画監督に挑戦するというので、かなり前のめりで劇場に足を運んだのを覚えています。目的はもちろん菅田将暉くんでしたが🙄
そして、映画「百花」を初めて観た感想は、「???」でした。私の感性が乏しかったのか、理解力が足りないのかと、心を入れ替え、下調べをしてもう一度鑑賞した時に、考えを改めました。
この人の書いた作品は、すっきりすることを目的に作られていないと…。そしてその感想は、この映画を観た感想とも繋がります。
「人を愛するとは?」
世の中には愛に対するたくさんの名言が溢れています。
愛はお互いに見つめ合うことではなく、
共に同じ方向を見つめることである。
サン=テグジュペリ
愛の反対は憎しみではなく無関心である。
マザーテレサ
あの人が私を愛してから、
自分が自分にとってどれほど価値あるものになったことだろう。
ゲーテ
etc...
そしてこの原作本にもこの映画の中にも、愛に対する名言が溢れています。
恋は風邪と似ている。風邪のウイルスはいつの間にか体を冒し、気づいたら発熱している。だがときが経つにつれ、その熱は失われていく。熱があったことが嘘のように思える日がやってくる。
誰にでも避けがたく、その瞬間は訪れる。
人は必ず死ぬ。“けれども”、生き続ける。いつか死ぬとわかっていても生きる。
恋愛もだ。恋愛もいつかは終わりを告げる。“けれども”、人は人に恋をする。
でも僕、思うんです。人は誰のことも愛せないと気づいたときに、孤独になるんだと思う。それって自分を愛していないってことだから。
etc...
そしてそのどれもが正解で、どれもが不正解だとこの映画は教えてくれる。
じゃあなぜ生きるのか?
じゃあなぜ恋をするのか?
意地悪なようだが、
この映画を観終わっても答えは見つからないよ!!
だからこそ、まるで霧の中のような余韻の中にいる。「これでいいよ」と言ってもらえない課題をいつまでも解かされている気がしてなんだか居心地が悪い。
そういうことを噛み締めるように考えるのがお好きな方には、おすすめの映画です♪
“天空の鏡”と呼ばれるウユニ塩湖の映像は必見です!やはりこの方の作る作品の映像は美しくエモーショナルでございます。
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