スター・ウォーズ

ALLTIME BEST

劇場公開日:

解説

遥か彼方の銀河系を舞台に繰りひろげられる善と悪の壮大な戦いを描いた「スター・ウォーズ」シリーズの記念すべき第1作。帝国の支配下にある銀河系で、反乱軍が帝国の宇宙要塞デス・スターの設計図を奪取した。ダース・ベイダー率いる帝国軍の攻撃を受けた反乱軍の指導者レイア姫は、ドロイドのR2-D2に救援メッセージを託す。やがて砂の惑星タトゥイーンにたどり着いたR2-D2とその相棒C-3POは、農場で暮らす青年ルーク・スカイウォーカーに出会い……。後に本作の前章となる3部作(「エピソード1~3」)が生まれ、本作は第4部にあたる「スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望」とされた。

1977年製作/121分/アメリカ
原題:Star Wars
配給:20世紀フォックス映画
劇場公開日:1978年6月30日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第2回 日本アカデミー賞(1979年)

ノミネート

外国作品賞  

第50回 アカデミー賞(1978年)

受賞

編集賞 ポール・ハーシュ マーシア・ルーカス リチャード・チュウ
作曲賞 ジョン・ウィリアムズ
衣装デザイン賞 ジョン・モロ
美術賞  
視覚効果賞  
音響賞  

ノミネート

作品賞  
監督賞 ジョージ・ルーカス
助演男優賞 アレック・ギネス
脚本賞 ジョージ・ルーカス

第35回 ゴールデングローブ賞(1978年)

受賞

最優秀作曲賞 ジョン・ウィリアムズ

ノミネート

最優秀作品賞(ドラマ)  
最優秀助演男優賞 アレック・ギネス
最優秀監督賞 ジョージ・ルーカス
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写真提供:アマナイメージズ

映画レビュー

4.5宇宙規模の戦いに感動!NASAやJAXAが宇宙船開発したらこの世界観もありえる!

2024年5月10日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

興奮

特に男性心をくすぐるんじゃないかなというストーリー。改めて見返したんですが、宇宙規模のストーリーに感動。宇宙船ができるころにはこの世界観が広がっているのかなと思うと、ワクワクが止まらなくなる映画です。

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久保田悦史

4.0幼少期の私に映画の素晴らしさを・・

2024年5月10日
スマートフォンから投稿

幼少期の私に年の離れた兄がコタツに入りながら観せてくれた映画館で観たゴジラに続き感激した映画です。

大っきなUFOが宇宙で戦争をしている
物凄いスピード感に子供ながらに
「何なんだこれ!」
と脳ミソを殴られたような感覚になった事を覚えています。

R2D2 や金ピカのロボット、毛むくじゃら・・・

私の妄想思考が培われたのは
紛れもなくスターウォーズだったと思います。

コメントする 2件)
共感した! 1件)
ピノキのこ

3.5これがスターウォーズか!

2024年5月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

子供の頃に親父が観てた横でスターウォーズをなんとなく観てたけど、どれが良いやつでどれが悪いやつかあまり分からなくて、帝国軍に反乱軍、ジェダイにフォースにシス…もうわけ分からなくて、あまり好きじゃなかった記憶があり、10年前くらいに観た時も、イマイチだったのだけど、
子どもと一緒に観たら面白いこと面白いこと。

これが僕が生まれる前にあったのか!とたまげました。
CG全盛の今観ても、アイデアとカメラワークで
楽しく見れる事が出来る。
惑星の冒険、宇宙船のチェイス、初めて公開された時
ワクワクしただろうな。
オビワンが消えるのも意味が分からなかったけど、
今ちゃんと観たら霊体になったのも分かる。

ダースベイダーがなんとなくぶきっちょで
可愛いかったりする。

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共感した! 0件)
奥嶋ひろまさ

5.0少年時代の衝撃映像体験

2024年5月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

萌える

感想

忘れもしない。
1978年7月8日
テアトル東京1階G19で初鑑賞。

アメリカ本国では1977年5月25日に
全米50館で公開。予想外の記録的ヒット。
その事が報道され、日本のマスコミは挙って
特集を組み、その都度首都圏を中心に
イベントを開催していた。

日本で特集が組まれる度に夢中になって
映画情報誌を読み漁っていた。また、
イベント開催にも積極的に参加。
当然だか、当時はパソコンやスマホは無い。
公開までスターログというSF月刊誌を
購読して情報収集していた。

アメリカ本国でも、予想外のヒットで
当初FOXは海外配給を考えておらず、
日本公開は1年遅れることになる。

日本の映画関係者、評論、作家達は待ちきれ
ず、渡米し、(知り得る限りでは、石上三登志、
小松左京、石ノ森章太郎、手塚治虫、
西崎義展、の各氏、その他、東映、東宝の
制作部等) 本作を鑑賞。それぞれ高く評価して
いた。

ジョージ・ルーカス監督は特撮技術を革新させ
るため、私費でインダストリアル・ライト・
アンド・マジック(ILM)を特殊効果制作部門と
して本作のためだけに創設。後に多数の特殊
効果技師を輩出し、デジタル・ドメイン社、
ピクサー社の設立に関わっていく事になる。

この間、日本では、映画製作会社が、前年の劇
場用アニメ、『宇宙戦艦ヤマト』の大ヒットを
発端として、SFブームの到来を予期、東宝では
『惑星大戦争』、東映ではILMが開発した、
その当時、世界に2台しかなかったシュノーケ
ルカメラシステムを借り受け、『宇宙からのメ
ッセージ』をそれぞれ制作。ヒットした。

この頃、中高生の間では、第一次アニメブーム
の真っ只中であり、自分のクラス内でも、ヤマ
ト派が大半(8割)を占め、実写派である、スター
ウォーズ派は極少数派だった。

1年間待ちに待った、本編を6チャンネル超立体
音響、当時最新のドルビーAシステム、スーパ
ーシネラマ方式、日本最高の上映・音響システ
ムを誇る劇場で鑑賞出来た事が、最高の思い出
である。

20世紀FOXのファンファーレと共に始まる。
魔法の呪文のような、A long time ago...が流
れ、心は現実世界から完全に銀河の彼方に飛ん
でいってしまい、虜になった。

前節が広大な宇宙空間を石版のように進んでい
く。ジョン・ウィリアムズの壮大なテーマ曲が
流れる。

そこに突然、画面一面にものすごい勢いで砲撃
をし合いながら登場する、大宇宙船!奥行き深
く、シネラマスクリーン全面に広がり、見えな
くなるほどになる。

爆音に近いすごい音、光、そして目眩く、追わ
れていた、ブロッケードランナーのアンテナ部
に着弾!轟音と共に画面は船内に移り、ドロイ
ド達の登場、接続ハッチが激しく破壊され、ス
トームトルーパー対反乱軍のレーザーショット
の大銃撃戦が展開される。

ドルビーAの重低音域を増幅させる効果で、発
生する、爆破音の地響きの様な音と閃光に身震
いして目がくらんだ。

暫くして、ダースベイダーの登場、レイア姫が、
R2に3Dフォログラムメッセージを
レコード、さらにタトゥイーンに脱出ポット
が回転しながら、降下していく。ポッド内
には2体のドロイド達。

惑星に大気が存在するんだという事をこの時、
初めて意識した、それは驚異的にリアルな宇宙
空間映像であった。

それまで観てきたSF映画とは全く異なる(『20
01年宇宙の旅』は除く)、大人になった今でも
思うことだか、それまでには考えられなかった
程のリアルな異次元映像音響体験であり、頭を
ハンマーで殴られたような衝撃と感動、興奮は
強烈で忘れられない。

話は単純明快。反乱軍対帝国軍の大宇宙戦争が
豪快に展開していく。息つく暇もなく、見どこ
ろ満載で物語は展開していく。

バラエティに富んだ魅力的な登場人物達。辺境
の星に棲む、青年ルーク・スカイウォーカー。
フォース、(当時は『理力』と翻訳されていた)
という不思議な力を操る、ジェダイを名乗る
謎の老人オビワン・(ベン)ケノービ。反乱軍を
指揮する惑星オルデラーンのレイア・オガーナ
姫、宇宙盗賊でミレニアム・ファルコン号の船
長ハン・ソロ、相棒のウーキー族、チューバッ
カ。そして、悪の権化ダース・ベーダー。
帝国軍総督モフ・ターキン。また、物語の狂言
回しとなっていく、2体のドロイド、C-3POと
R2-D2。

ありとあらゆるエンターテイメントの要素を
詰め込んだという監督の制作意図の通り、
冒険、勇気、友情、善と悪の戦い、そして
理力、と夢の宝石箱をかき回した様な物語で、
大満足。面白かった。
この日以来、自称、SF映画(大好き)少年が、
誕生する。

⭐️5

コメントする 4件)
共感した! 2件)
Moi
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